サクシュ琴似川~桑園新川切り替え点

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今回は合流点ではなく、川の名前が切り替わる地点のご紹介となります。

目の前を流れている小さい川サクシュ琴似川が写真奥の暗渠に吸い込まれ桑園新川と切り替わる地点です。

このサクシュ琴似川、北大の構内に源を発して同じく北大構内をゆったりと流れバンカラの牙城恵迪寮あたりで暗渠にすいこまれ桑園新川と名前を切り替えます。元々開拓前は北大構内の現在湧水させている場所に小さな泉があり、湿地を形成していたようです。この写真をみても川とゆうより湿地のそれに近いと感じていただけるでしょう。その泉が枯れて、現在は藻岩ダムから水を引き北大の中央ローンあたりで湧水をさせているとのことです。

札幌は豊平川にて形成された扇状地なので、いたるところに湿地や川のなごりである泉が点在していたようです。開発の影響かはたまた自然の摂理か現在は札幌都心部で湧水を見かけることはほとんどありません。このサクシュ琴似川に関しては人力によって湧水を復活させた稀有な例です。さすが北海道を代表する学び舎兼有数の観光資源である北大構内です。

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北大構内は開拓期の建造物を残している第2農場なんて場所もあったりしているのですが、現在は修復作業中のようで、金網フェンスでかこまれていました、、、。

復旧後改めて撮影にきたいものです。

 

今日はとてもあたたかく、北大キャンパスには散歩をする一般の人や練習に励む野球などの体育会の学生さんや、なぞの踊りを練習するいろんなサークルの人でごったがえしていました。 そんな情景もこの時期ならなのでしょうか。

おまけ。こぶしの花もさいていました。

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撮影場所 札幌市北区北海道大学
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGAMA DP2
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