簾舞川と西御料川の合流点~焼山(豊平山)登山~

簾舞川と西御料川の合流点

新緑と空沼からの雪とけ水をたたえ豪快に流れる、と2段目のナメの左側に流れ込む

札幌の南区の奥にいくとこんな野趣あふれる場所が沢山あります。この時期は緑の色も若葉の色で透明感があり、川の流れも勢いがあってみていてあきません。

簾舞川がこんなにも迫力あふれる川だとおもっていませんでした。丁度このあたりに水量調査施設があって、そこに市街地の川でよくみる水深計がたっていたのですが、淵のようになっている場所でなんと4mにもなっていました。流れもかなり急だし、もしここでおちたらと、緊張しながらの撮影でした。しかもこのあたりよく熊もでるとのことなので、ここまでいく林道跡のフキをみながら食べ跡や糞がないかと慎重にあるいていきました。こんなところで熊にであったらしゃれになりませんしね。

かたや西御料川。

南区には御料の名前のつく場所が結構あります。川でも簾舞川をはさんでなんてのもありますし、道路でも道道341号真駒内御料札幌線、橋でも新御料橋ってのもあります。御料ってのは、皇室の直轄地ということでつけられる土地のことであり、簾舞地区はその大半をその昔は御料地だったのでしょうか。開拓期はどうかはわかりませんが、現在はあまり人の手のはいっていないような土地に見えます。簾舞地区の宅地は国道230号線沿いに集中していて、それよりも500m程度山側にはいっていくといきなり山村の風情をかもし出します。180万都市札幌市内なのかと目を疑ってしまうような里山がひろがるのです。御料というからには、ここの地域に住まわれている方は御料の番兵さん見たいな方も居たのかなとおもいつつ簾舞川沿いの市道をはしっていくと、途中民族派の街宣カーがとまっていたりしました。

そんな御料の簾舞地区なのですが、ここには、

焼山(豊平山)

焼山(豊平山)

札幌50峰にも数えられている、焼山(豊平山)という山があります。今回はこの山に登ってみようと思います。

左の写真をみてみていただけるとわかりますが、えらい鋭角な山ですよね。

この藤野・簾舞地区には藤野三鋭山という鋭い山容をもった山が藤野~簾舞の街並をみまもってくれています。

藤野三鋭山はいままでとってきた川の写真の中にもよく探せば写っていたりします。遠くは東区のモエレ沼からもみることができます。多分、定山渓からの帰り道、小金湯あたりの国道230号線から左側にえらいとがった山として、多くの方が目にしているのではないでしょうか。

今回の山行ルートは以下の通り、

この鋭角な山を1kmくらいの距離で山頂までいくのですから結構ハードば道のりです。
スタート

今回登った簾舞川コースの登山口は、簾舞川に沿った市道のすぐ脇にあります。注意してみていればわりとすぐ見つかる場所です。もう、山の雰囲気は夏山です。鬱蒼とした林の中へと道はいざなっています。

丸木橋

丸木橋

はじめは、焼山が源となっているであろう沢筋に沿って登山道はきられていました。途中、こんな風に明瞭に沢をわたる丸木橋があったり、焼山の沢に流れる小沢にも満たない流れが登山道に染み出してきていてぬかるんだ場所があったりしましたが、おおむね良好な登山道です。

途中、ちょっときつめかな思える坂もありましたが、まだまだ山すそまぁのんきに

三合目

三合目

いつのまにか三合目までたどりついていました。なんだか、快調だな~~体力もついてきたのかな~~なんておもったのはここまで、ここから鋭峰の本領が発揮されてきます。

ロープ場登場

ロープ場登場

ロープ場が登場してきます。

でも、まだまだ大丈夫。ロープに頼らずに登ることができています。ただ、スピードは格段におちて、後続にきた男性ソロにおいぬかれます。貧脚っぷり炸裂しはじめます。

汗をかきはじめたところで、

お休みどころ

お休みどころ

わりと平坦な場所があらわれ、お休みどころのベンチの登場です。

これはありがたい!しかもわりと平坦でシダの葉とかが低いいちでしげっていて、ものすごくきれいいな森の姿をみせてくれます。日差しも受けやすい場所ですが、かといって直射日光を浴びるような場所でもなく適度に明るく適度に涼しい、最適なお休みどころです。この道を開削された方のセンスに脱帽です。

ここで、首からぶら下げていたSIGMAのDP2をいったん置き、CANONの KISS X2で写真をパシャパシャとりながら、水を飲みながらの休憩をします。

さぁ、どうやらここを過ぎてからが本番のようです。

落石注意

落石注意

お休みどころでカメラをDP2に再チェンジをして、身支度を整え、少し歩くとこんな看板と激坂がまちうけていました。確かに石は浮いているものも多く、人が沢山あるいている場合だとちょっとした落石が起きそうでした。この日は私のほかには先ほど抜かしていったソロ男性しかのぼっていないし、そのソロ男性はもうはるか先にいっているでしょうから、落石の被害は実質気にしなくてもよいかな、、。

親切な看板

親切な看板

こんな親切な看板のをみつつ激坂・ロープ場・段差の大きな階段・木の根の階段をすこしづつ、休み休み登っていきます。

SDIM9683

なんとか7合目に到着。この辺から空気が少し冷たくなってきます。今までの経験上、札幌近郊の山は500m前後で空気の層がかわるのか、空気の質がかわることが多いですね。

とか、おもいつつも汗だくでえげつない坂をひーひー言ってのぼっていくと、いままで木々の葉でさえぎられていた空が少しづつ見え始めます。後ろを振り向くと藤野の街並がかすかに枝越しに見えはじめます。高度が上がっているのをしっかりと実感できます。

山頂まであと少し

山頂まであと少し

そして、山頂まで後すこしとエールを送ってくれる看板が出現します。

シラネアオイ

シラネアオイ

しかも、いままでの道中では終りかけたしおれたシラネアオイしかなかったのですが、ラストの坂で元気に咲いているシラネアオイの小群落までありました。

とても励まされます。

きつい坂をえっちらとのぼりつめ

焼山(豊平山)山頂

焼山(豊平山)山頂

1時間10分の標準タイムで山頂へ到着です!

出迎えてくれたのは

割と広く駆り払われた広場

ケルンと山頂標識

これから初夏に向かうんだといきまいているような照りつける太陽と青空

そして、大量のハエ・・・・・・・

日が照って暖かいごごちがいいのか、ケルンの石は多様なハエさんたちで大賑わいです。

私の前にもブンブンよってきてくれちゃいます。

いや、、

君たちの挨拶はいらないから、、、、、

と思ってもむだなのでしょう。

そのハエ君たちを狙っているのでしょうか。山頂付近の上空で一羽のトビが旋回していました。

でも、ここの山頂切り立っている山だけあって絶景でした。

ここまでの、眺望をえられるのなら道中の激坂も、ハエの歓迎パレードも我慢できるってものです。

この焼山(豊平山)の最高のビュースポット は、東側につづくふみ跡をたどって

ビュースポット

ビュースポット

こんな切れ落ちた崖までいきます。

私は、びびりなので、先っぽまではいけませんが、インターネット上の記事をみると、わりとこの先まで行く人おおいみたいたですね。

山頂で写真をとったり、水を飲んだり、おやつを食べたりの、気分のいいときの山頂儀式をしつつ、今回はそんな儀式にシャツの着替えも行いました。

今回はインナーにスポーツTシャツとその上にニットをきていったのですが、Tシャツはびしょびしょでした。今後は夏モードの山服を考えなきゃでした。

そんなこんなの30分を満喫し、いざ下山です。

激坂をくだらなきゃいけないので、慎重に慎重に

下山開始

下山開始

 

おかめの木ロード

おかめの木ロード

 

ニリンソウと小沢

ニリンソウと小沢

ゴール

ゴール

約40分で無事下山となりました。

今回の山行、ローブ場のある登山道3回目にして初めてポールの収納をおこなえました。

少しは経験値あがってきているかな。

というわけで、

札幌50峰 20座/50座 焼山(豊平山)<662.7m> GETしました。

撮影場所 札幌市南区簾舞313−1
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★★★
撮影機材 Canon EOS KISS X2
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