カテゴリー : 沿岸部

礼文塚川河口

礼文塚川河口
今回のエントリーは夏っぽい海にながれこむ河口のご紹介です。

ただ、この礼文塚川の河口へは一般の人がはいることのできない場所にあります。

銭函のし尿処理場のすぐわきをながれていてその敷地を通らなければ河口にはアクセスできません。谷間を遡行していけばいけないことはないでしょうが、そんな装備はあいにくもっていませんので、この写真はほんの少し上流にある台地のあたりから河口をながめる写真となります。

この撮影地のそばには張碓台地から日本海を眺める絶景ポイントがあります。隠れた景勝地ではないかと自分ではおもっています。

張碓台地から眺める日本海

張碓台地から眺める日本海

張碓ブルー

張碓ブルー

こんな日本海の眺めをゆったりと眺めることができます。観光客はたまに訪れる程度ですが、仕事途中の営業マン?的な人たちが車の中でのんびりお昼を食べていたりしている姿をちょくちょく見かけます。お仕事中の憩いの場になっているのかもしれませんね。

昨年12月に撮影

昨年12月に撮影

ちなみにこの場所も昨年12月に訪れています。ご覧の通り冬の日本海を眺めることができるのですが、いまいちぼやけた写真になってしまっていたので今回撮りなおしにいってきました。

撮影場所 小樽市銭函1丁目36−27
アプローチ難度 ★★★★★
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nicon d3000

新川河口

新川河口
今回はなんともすがすがしいの河口のご紹介です。

先ほどのエントリーでご紹介した小樽内橋の上からの撮影です。

今回の昨年訪れたシリーズエントリーの合流点の一連の写真は全て携帯カメラで撮影した写真です。CASIOのCA007という機種でして購入当初から去年くらいまでは光源等の条件さえ整えばいい写りをしてくれていました。CASIO自体コンパクトデジカメのEXILIMって機種をだしているので、その技術を携帯にも転用してるのでしょう。ただやはり携帯電話の常でレンズ周りが無防備のため、持ち運んでいるうちにいろいろと劣化していきますね。今となってはここまでの写りをしてくれることがありません。この写真をみてついついそんなことをおもってしまいました。

本題の川の話しにうつりますが、新川自体は人口河川としてが集めた流れを一手に引き受け、この場所で日本海に流れ込みます。 周辺は銭函の小樽ドリームビーチがあり、この河口自体にもジェットスキーなんかのマリンスポーツのクラブの拠点があったりで夏のレジャーには事欠かない場所ではあります。 河口の形状もご覧の通り広すぎず狭すぎずのなかなか絵になる場所なので、写真家の人たちも訪れるのではないでしょうか。先ほどのエントリーではひっそりとした旧小樽内地区とかきましたが、ある特定の目的を持った人たちを惹きつける魅力をこの新川河口を含む小樽内地区はいまだに持ち続けているのでしょうね。

 

 

 

撮影場所 小樽市銭函3丁目
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 casio CA007

銭函川河口

銭函川河口
夏といえば海ですね! というわけで、海にいってみました。

、、が、あいにくのうすぐもりのです。

新川と山口運河・樽川の合流点の写真を撮ったあと、西の方角をみると若干青空がみえたので、淡い期待をもちつつのぞんでみましたが、そうは問屋がおろしませんでした。

実はこの銭函川、石狩平野最西端の川なのです。右岸は、ドリームビーチからつらなる平野部なのですが、左岸は札幌と小樽を隔たてる張碓山塊が作り出した台地の崖が迫っています。この銭函川はこの奥手稲山を源にこの台地の際を通りながら日本海に流れ込んでくるわけです。

しかし、こう書くと銭函の行政区が小樽というのもなにか不思議な感じがします。私の感覚では手稲~銭函は同じ文化圏のような気がするのですが、どうもこの街の歴史をみるとかなり古いようです。1780年に松前藩士が銭函以北の鎮守をもったのが最初だそうで、その頃は現在の新川河口からこの近辺をオタルナイと呼び現在の小樽の名称の由来ともなっています。その後、海運の中継点の要衝・良い漁場としてなど大活躍をし小樽発展の要の地区なのです。

張碓の崖もものともせず、場所をつくっていた先人たちの行動力に感服します。

銭函川橋梁

銭函川にはJRの橋梁もかかっています。
撮影中ちょうど721系電車が銭函駅を発車しました。

 

撮影場所 小樽市銭函1丁目23−6
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2