トンネ川とポントンネ川の合流点

トンネ川とポントンネ川の合流点
今回から8エントリー分は昨年の9月21日~9月23日・9月28日・9月29日に訪れた合流点の紹介となります。

まずは、清田区の新興住宅地清田団地を流れるの合流点です。

トンネ川のの由来はアイヌ語のト ンニ・ウシ・ナイ(ナラの木が群生する川)からきているそうです。そこにそそぐポントンネ川のポンは小さいを意味しています。ト ンニ・ウシ・ナイの支流といった意味合いでしょうか。現在は両河川とも3面護岸でコンクリートによって固められていますが、その昔は羊が丘の丘陵地帯からつづくこの地へそそぐせせらぎだったのでしょう。この清田地区は開拓初期から水田が開墾されてきており、昭和19年の字名改正の際、美しい清らかな水田地帯という意味で 「清田」となったそうです。その清田地区も今では宅地となり写真のようにこじゃれた住宅が丘に面して並ぶ地域となりました。

開拓以前の丘陵地帯~開拓後の水田地帯~現在の住宅地と、この地は変遷をし、それに合わせ流路川岸を人の手にゆだねながらも今もなおその流れを見せる清田の小河川。こういった新興住宅地の中を川面を見せながら流れる川は札幌では多くはない風景です。

清田団地の川めぐり途中で見つけたナナカマド

ちょうど紅葉がはじまりかけていました。

撮影場所 札幌市清田区清田5条2丁目6−7
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON COOLPIX 2500

野津幌川と農場川の合流点

野津幌川と農場川の合流点
水田の稲穂も頭をたれて収穫待ちとなってきました。そんな秋の日に訪れたのが、手前から奥まで流れると丁度田んぼの切れ目あたりで合流するです。

名前からして、農業用水といった感じの農場川なのですが、その名前の由来はインターネットを探すだけでは、見当たらず、、、。流路の地図を見ると大曲を走る道道1008号のあたりに源を発し、大曲の農業地帯を縦断しここで野津幌川に注いでいるので、農業用水の任をまかされているのは間違いないでしょう。 大きな農場でもあったのかな。。。古地図なんかを調べれば、なにか手がかりとかみつかるかもしれませんね。

で、なぜ今回ここを訪れたのかというと、グーグルマップをながめていたら、なんだかよさげなJRの陸橋をみつけたからなのです。勇んで現地に到着しましたが、、、、

トワイライトエクスプレス

北広島の高架を走るトワイライトエクスプレス

鉄塔や、電線や、札幌方面の列車を撮るには午前中はモロ逆光となるためなかなか難しい撮影ポイントでありました、、、。

天気がよければ撮りに行こうと思って暖めていたポイントなので、今回はなぜか負けた気持ちになってしまいました。

撮影場所 北広島市西の里452
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

野津幌川と立花川の合流点

野幌川と立花川の合流点
今回は札幌市の隣町北広島市で出会うの合流点にいってまいりました。

とはいえ、札幌市厚別区との境界のすぐそばなので、そんな遠出ってほどではありません。以前ご紹介した野津幌川と大曲川の合流点のすぐそばにこの合流点はあります。は札幌と北広島の境界をつくっているような川ですが、写真左の排水溝から水をおとしている立花川はというと、ぱっと見農業排水路のために開削された川にもみえます。ところが調べてみると、案外昔からあった川のようです。しかもこの立花という名前、厚別区上野幌から北広島市西の里のこの辺りの野津幌川沿いの地域名だったようです。大正初期に薄野遊郭の芸妓・立花がこの辺りで馬追い相 手の店を開いたのに由来されているようです。この立花の店、駅逓の役割もはたしたようでこのあたり一体を取り仕切っていたことが伺いしれます。

今では、写真のように里山と住宅街の端境のようなのんびりとした空気感が流れる同地域ですが、昔は街と街を結ぶ中継点としてそれなりの要衝だったのではないでしょうか。

川の名前から昔の人々の生活を感じるのも川歩きをする楽しみでもあります。

ちなみにこのそばはJR千歳線が小高く盛り土をされ走っています。

北広島市西の里立花地区より。

来年に運用廃止になるトワイライトエクスプレス。

ちょうど空も曇っていたこともあり流し撮りを楽しんできました。

[快速] エ ア ポ ー ト 92 号

快速エアポート
旭川からのスーパーカムイをそのまま千歳空港までの乗り入れ接続した789系電車

撮影場所 北広島市西の里474
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と有明第1沢川の合流点

厚別川と有明第1沢川の合流点
有明地区の4つの沢川のうちの1番目の名前のついた、に合流するポイントです。

ここは札幌ふれあいの森に沿って厚別川が流れている場所になります。ふれあいの森は9時から開場らしく、今回はよれませんでしたが、今度たちよってみようかなと施錠のされたチェーンがまかれている橋のゲートから公園内を見たときに思いました。距離スキーで有名な白旗山の入り口でもあるようです。機会があればバウとのぼってみようかな。。。

早朝の厚別川の堤防沿いは虫たちもこれから活動を始める直前のようでいたるところで羽休めをしていました。

道中みつけた蝶?蛾?

道中みつけたクジャクチョウ。。かな?

あまり虫に詳しくないのでなんて種類かはわかりませんが、こんな風に道路上で堂々と羽休めをしているのです。ほかにも蜂やトンボや、いろんな虫たちがいました。さながら虫たちの楽園のようでした。
あっ、そういえば水辺沿いなのに、今回は刺す虫がいませんでした。たまたまかもしれませんが、よかったなー。

撮影場所 札幌市清田区有明343
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と有明第2沢川の合流点

厚別川と有明第2沢川の合流点
今回は朝霞の中のの合流点です。

この写真からはあまり見えないかもしれませんが、写真右奥に有明第2沢川の合流点があります。

第2とついているくらいですから、第1もありますし、第3、第4もあります。

前回ご紹介した、も昔は五号ノ沢と呼ばれていたようですので、この有明第2沢川も時がたてばもしかしたら番号名ではなく違った名前がつくのかな??。

この沢は有明の滝自然探勝の森の中を流れてきています。もっと奥にいくと自衛隊の有明演習場があり、そこにも流れを持っています。そして、この場所から有明第2沢川沿いに設けられている自然遊歩道をひたこらと森歩きをしていくと、

有明の滝

有明の滝

この探勝地の名前にもなっている有明の滝があります。駐車場からは沢上をあるいていくわけなのですが、途中から沢づたいに散策路が整備されています。むせぶような森の香りと夏の湿気の中を歩いてきたとは思えないくらいに沢に入ると涼しい空気にまとわれます。もわっとした夏の空気の中を歩いてきた身にはとても効果てきめんしゃっきりすっきりとなりました。なかなか涼める場所でしたよ。ただ刺す虫がうようよいるので、その点さえ気をつければですけどね。

ちなみに、この滝の写真と合流点の写真は、合流点は早朝、滝は日中と違う日時に撮っています。

 

 

撮影場所 札幌市清田区有明376
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と吉田川の合流点

厚別川と吉田川の合流点の合流点のご紹介なのですが、実はこのポイントは確度がひくいといわざるえません。

吉田川流路=

北海道札幌市豊平区羊ケ丘にある北海道農業研究センター敷地内に源を発する。清田区北野と豊平区月寒東の境界を北東へ流れ、暗渠となり白石区に入る。厚別川に合流する。(引用元 wikipedeia 吉田川)

とwikipediaでは記載されていましたが、場所までは特定されていません。

いつも川歩きのお世話になっている川の名前を調べる地図では、流路を月寒川に合わせていました。

いつも使う二つの情報源が違う場所をしめしているのです。

ではなぜ、私はここを合流点としたのか。

それは、札幌市のピックアップ河川の吉田川の案内ページに書かれていた地図と、暗渠に入る前の吉田川周辺の地形図を参考にここと特定しました。

暗渠にはいった川の上にはだいたいたは規模を問わず道がつくられています。月寒東5条と北野6条の境で暗渠にはいるわけなのですが、東北通を挟み栄通21丁目あたりの斜め通りがちょうどこのポイントと符号するわけです。たしかURLは忘れましたが、同じような推測とともにその上を歩いていたブログを見たこともあります。なので正確性は低いですが、ここを私のブログでは厚別川と吉田川の合流点としました。

ちなみに、厚別川をまたぐ橋の上からもこのポイントを見ると、

虹の橋から

虹の橋から厚別川と吉田川の合流点を眺める。

このような風景になります。しっかりと川が合流していますね。

こんな感じで川の流路を想像しながらの川歩きってのも推理クイズみたいでたのしいですね。

 

厚別川と吉田川の合流点

厚別川と吉田川の合流点
昨年12月撮影

ちなみに、昨年の12月にもここを撮影しています。これはこれでいい写真かと思うのですが、今回のブログの紹介写真は横構図にしておこうという自分縛りをつくりましたので、改めて撮りに行きました。

 

撮影場所 札幌市白石区栄通21丁目10−10
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

厚別川と山本川の合流点

厚別川と山本川の合流点

今回から5エントリー分は昨年の7月20日から21日に訪れた川の合流点のご紹介となります。
まず最初はの合流点となります。

この写真は山本川からの写真で目の前を流れる川が厚別川になります。

厚別川はこのブログでも度々登場していますが、札幌市内を流れる川としては石狩川、豊平川についで3番目の流域規模をもっている川なのです。南区の滝野の奥あたりから流れ始め札幌市内の北東地域の中小河川を合わせながら、江別の角山で豊平川と合流をしています。さらに流路近くにはほぼ道路が通っておりアクセスしやすいので、いきおい訪れやすいポイントが多く紹介数もおおくなります。

この周辺流路は厚別新川ともよばれています。もとはちがった流路なのですが、治水のための開削により新水路として三理川との合流点あたりからほぼ直線な川として生まれ変わっています。

この山本地区及び米里地区は早くに開拓の手がはいるものの河川地域は昭和50年代まで洪水との闘いようだったようです。実に昭和36年までほぼ測量困難な場所だったようで、現在の川道や堤防がが完成したのは昭和51年までかかったとのことです。

この地域を流れる小河川や用水路はその地域の排水の目的でもあったのではないでしょうか。山本という地区名はここを開拓した山本家に由来しているそうで、この山本川の名前もそれに由来しているのかもしれませんね。

川はやはり人と自然との闘いの足跡でもあるのですね。

 

撮影場所 札幌市白石区東米里2040−63
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 casio CA007

厚別川と鱒見の沢川の合流点

厚別川と鱒見の沢川の合流点
今回のエントリーから三エントリー分は昨年訪れた合流点のご紹介をいたします。
まずは、昨年の7月14日に訪れたの合流点です。

すこしだけ敷地からははずれていますが、滝野の滝野すずらん丘陵公園にあります。

アシリベツの滝からしばらくは、滝野すずらん丘陵公園の敷地内を流れてくる厚別川が、鱒見の沢口駐車場のそばで写真左から流れ込む鱒見の沢川と合流します。

この鱒見の沢、上流にいくと、

鱒見の滝

鱒見の滝

滝野すずらん丘陵公園の4つの滝のうちの一つ、鱒見の滝にたどり着くことができます。

ここまで川をのぼっていた鱒がこの滝を見てこれ以上上流に行くことをあきらめた。というのがその名前の由来だそうです。いわゆる魚止め系の命名パターンですね。この滝、4つの滝のうち唯一そばまでよることができる滝です。この公園の中で一番滝の迫力を実感できる滝になるのではないでしょうか。

撮影場所 札幌市南区滝野鱒見口
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CASIO CA007

厚別川と白帆の沢川の合流点

厚別川と白帆の沢川の合流点
今回の滝野すずらん丘陵公園行の最後のエントリーとなります。

の合流点となります。

白帆の沢川は画面左の草が生い茂っているあたりから厚別川に合流しています。よくみると川の流れがみえるのですが、この写真だけではわかりづらいですよね。

この白帆の沢川も滝を抱えている沢なのです。

白帆の滝

白帆の滝

こんな綺麗な滝が上流にあるくとその流れを落としています。ただ、この川、それほど流量がなく、この滝から合流点までの間の川幅もすごく狭いです。この合流点のかくれんぼ状態もなっとくできますね。

話かわって、滝野すずらん丘陵公園には4つの有名な滝が落ちています(今回エントリーしていない鱒見の滝は改めて昨年とった写真をUPする予定です。)。無名滝をあわせればもう少しあると思います。その滝を抱える沢は全て厚別川に合流をしていきます。この滝野すずらん丘陵公園自体厚別川のつくった谷間を利用して造園されています。

川を人々の憩いの場として提供する試み、私は大好きです。

撮影場所 札幌市南区滝野59
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と小清水沢川の合流点(アシリベツの滝)

厚別川と滝の沢川の合流点(アシリベツの滝)

前回のエントリーの続きです。

札幌市街地は晴れていたのですが、ここであるアシリベツの滝のある滝野すずらん丘陵公園は雨雲に覆われ、時折つよい雨がふってきました。

公園へ向かう道すがら近くの山がかるくけぶっていたのでいやな予感がしたのですが、青空も少しだけみえていて天気予報も晴れの予報でしたので、そのまま公園へと向かいました。雨脚も大粒になり一旦雨宿りを挟み雨脚が弱まるのをまちました。

なんとか雨脚も弱まり公園内の遊歩道もあるけるくらいになり、アシリベツの滝へと向かいました。途中、この公園のなまえにもある

滝野すずらん公園のすずらん

すずらん

こんなかわいいすずらんをとりつつゆっくり歩を進め目的の写真を撮ることができました。

それでも雨は小ぶりでふっていたので、じっくりと写真の設定をすることができませんでした。根性がないですね、、、。

アシリベツの滝

アシリベツの滝
NIKOND3000に50mmF1.8をつけてとりました。

さすが、日本の名瀑100選に選ばれるだけあって、私のようなへっぽこ根性なしカメラマンでも、設定もあまあまでもなんとかそこそこ撮れるもんですね~~。

アシリベツの滝

2013年7月撮影
アシリベツの滝

この場所も昨年おとずれています。

写真の構図も写りも結構きにいっているのですが、残念ながら小さいサイズしかのこっていなく、今回改めて撮りにいきました。

 

撮影場所 札幌市南区滝野73
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SIGMA DP2