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沙流川とユオイ沢川の合流点

沙流川とユオイ沢川の合流点

平取町二風谷に鎮座する二風谷ダムを望める展望所から見えるのは、(二風谷ダム湖)に注ぐ写真の針葉樹の河畔林にかこまれたの合流点です。

紅葉時期を逃しはしましたが、冬枯れのなんとも味わい深い光景がみることのできました。ここに住まわれている人たちの話を聞いていみると、平取は冬でも雪がつもるのが2~3回くらいで、札幌のような豪雪地域に比べると冬の労力が少なくすごしやすいとのこと。加えて景観がすばらしく、またアイヌ文化の伝承地としてエキゾチックな雰囲気もたたえているので、本州や道内別地域からの移住者も多いと聞きます。札幌へのアクセスも高速道路を使えば1時間少しででき、その手前には苫小牧・千歳といった中堅地方都市もあることから、ここを訪れた人の中には平取に魅せられる人も多いのではないでしょうか。写真を趣味とする私も、北海道の有名写真撮影地域といえば、美瑛や東川などの上川や、ニセコなんかの羊蹄山麓、女満別や釧路湿原の道東オホーツク地域なんかを考えていたのですが、いやはや、この日高東部地域もなんとも凄く写真に収めたい場所ばかりだったので、もっともっとみなさんにもしってもらいたいものです。

撮影場所 沙流郡平取町二風谷 二風谷ダム展望所
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 nikon d3000

沙流川とオクノ沢川の合流点

沙流川とオクノ沢川の合流点

先ほどのエントリーしたからすこし東に進み丘陵地帯を越えると日高胆振をわけるがながれています。2014年には国土交通省がおこなっている全国一級河川水質調査の第一位に輝いたこともある清流です。北海道最大のアイヌコタンのある二風谷の二風谷ダムにより作られたダム湖に注ぐとの合流点です。この近辺にはチセを復元した集落や、アイヌ博物館などアイヌの歴史を伝える施設がおかれていて、北海道のその昔の空気を感じることができる地域でもあります。

そしてこのオクノ沢川はこのダム湖公園の中を綺麗に整備された川道をつくっており、その途中には

オクノ沢川の滝

オクノ沢川の滝

こんなやや人口的ではありますが、小さな滝をおとしていて、ちょうど冬枯れがはじまったこの時期は、昔の北海道の冬の雰囲気をかもし出すような荒涼さを味わうことができました。

このダム湖公園を歩いている途中、少し大きめの動物の糞をみつけました。場所も場所なので、もしや!!熊のフン!と、おもいまして、近くの方に聞いてみたところ、狸のため糞だといわれました、、。そうですよね、、、こんな人の匂いバリバリの場所に熊なんか、、、と、思っていたところ、その方、冗談めかして「もし、熊のフンでもそんなにきにしなくていいよ、このあたりの熊は人になれているから(笑)」と、、、、まぁ、実際にそんな場面にであったらそんな悠長なことは言ってられないでしょうが、コタンの中でそのような冗談をきくと、イオマンテな光景を想像してしまいました。

撮影場所 沙流郡平取町二風谷227
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SIGMA DP2

小樽内川と木換沢川の合流点

小樽内川と木換沢川の合流点

2013定山渓道中2つ目のエントリーは大都市札幌の水がめともいえる定山渓ダムによってできあがったダム湖、さっぽろ湖の第一展望台から眺めるの合流点です。

この小樽内川、なぜ小樽の名がついているのかが不思議ですし、実は小樽内川という名所は、の以前の下流域、現在のから河口へかけての部分が小樽内川とよばれていました。 しかもこの川、現在の小樽市の区域内は一切流れておらず、あえて小樽にかかわりあるとしたら、この川沿いを走る道々1号線が小樽へと通じる道であることくらいでしょうか。源流部も地図からは奥手稲山あたりのようにもみえますしね。でも、きっとこの名がついたということは、何らかの理由があるのでしょうね。それよりもこの川と定山渓ダムによって札幌の水資源を享受できているということが大事ですよ(^^。四季を通じてすばらしい景観を眺めることもできますし(^^

定山渓湖天狗岳とさっぽろ湖

定山渓湖天狗岳とさっぽろ湖

この展望台からさっぽろ湖の対岸をみると定山渓小天狗岳を望むことができます。この写真の右端の雲の上に山頂をのぞかせている山です。こうみると、ほんとに天狗でもでてきそうですね(^^。いつか天狗にあいにのぼってみたいな~~。

 

 

撮影場所 札幌市南区定山渓 さっぽろ湖 第一展望台
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

豊平川と東御料川の合流点(藻岩ダムの横滝)

豊平川と東御料川の合流点
今回は札幌の電力の一大供給源としてにそびえる藻岩ダムの周辺域にある3つのポイントを撮影にいってまいりました。

まず一つ目は、との合流点です。

写真中央に見える滝がちょうど東御料川のが豊平川に流れ込む地点になります。インターネット上では藻岩ダムの横滝として紹介されることの多い流れです。渇水期になると流量がへり落ちているかどうかもわからないほどの流れになるとの話しですが、8月のこの時期でこのような見事な瀑布をみせてくれていました。理由は流れ落ちる先の豊平川の水の色をみていただくとわかるように、前日くらいまで天候がかんばしくなく、雨が降っていたおかげのこの景観です。

藻岩ダムの施設敷地の中は一般開放されていないので、フェンスごしの撮影となりました。写真をみていただけるとわかりますが、うっすらとフェンスの網目の緑がみえていますよね(笑。

ネットでの紹介ですとこのようなアングルでの写真はあまりなく、近くの橋から撮ったであろう写真が掲載されていることが多いのですが、その近くの橋ってのが御料橋でこの橋は現在通行止めどころから立ち入り禁止となっています。近くに新しい橋ができていてそこが藤野地区と白川地区の連絡橋になったので、御料橋は用済みとなっていったのでしょう。

なので、藻岩ダム施設ギリギリのフェンスまで寄っての撮影となったのでした。フェンスがなければもっとよく寄れたとは思うのですが、大事な施設なのでしょからいたしかたないですね。

撮影場所 札幌市南区白川1814−227
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000