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二の滝川河口(白銀の滝)

二の滝川河口
先ほどのエントリーの続きのようなものなのですが、増毛行きの目的のもう一つは雄冬を訪れることだったのです。別になにがある街でもないのですが、陸の孤島とよばれ通年を通して陸路での往来が1999年にやっと可能になった秘境とも呼ばれる場所なのです。それまでは、増毛からの定期航路が通年での唯一の交通機関であった集落なのです。子供のころ不確ではありますが、一度船でここに訪れたことがある記憶がありまして、ついついこちら方面にいくことがあると立ち寄りたくなる場所なのです。

この雄冬は、集落中心部は増毛郡増毛町雄冬として留萌地方の管轄で、すこしだけ離れ浜益への山道に入る直前くらいで、行政区域が石狩地方の石狩市浜益区雄冬となります。集落は全て増毛町側にあるのでそれほど問題はないのですが、なぜこんな市区区域としたのかが不思議です。

さて本題の川のお話ですが、写真に写っている滝、白銀の滝として日本海側を走る国道231号オロロンラインの名景勝地なのですが、この滝はこのままに日本海に水を落としているのです。そしてこの滝を擁する川の名前は、というのです。

白銀の滝オロロンラインより望む

白銀の滝オロロンラインより望む

白銀の滝から日本海を望む

白銀の滝から日本海を望む

川撮りを始めてからを撮ることも多くなってきたのですが、海に直接落ちる滝は札幌近隣にはなく、このように海にせせり立つ崖から豪快に流れを落とす滝をみると圧巻ですね。

雄冬の集落からすぐそばの山を登ると展望台がありまして、雄冬岬や周辺を眺めることができます。

雄冬展望台から浜益側を望む

雄冬展望台から浜益側を望む

 

雄冬展望台から増毛側を望む

雄冬展望台から増毛側を望む

こんな切り立った崖に囲まれた集落、雄冬 陸の孤島となってしまうのもうなずけます。そしてここに居を構え生活を営んできた人々の力にも改めて感動してしまいます。

撮影場所 石狩市浜益区雄冬
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 CANON EOS KISS X2