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豊平川と 東定山渓川の合流点~朝日岳 リベンジ登山~

豊平川と 東定山渓川の合流点

定山渓のメインストリート 月見橋から眺める、とホテル山渓苑の脇を流れる豊平川に注ぐの合流点を撮影しました。

豊平川の渓谷に作られた定山渓温泉街には、周りの山々からいろいろな小沢がながれてきています。その温泉街のど真ん中に人知れず落ちている東定山渓川。多分ここで写真をとる人も多いでしょうが、ここに豊平川の支流が目の前で落ちていることをしる人は少ないではないでしょうか。

今回ここを訪れたのは、タイトル通り以前惜しくも敗退したのピークをとろうとおもったからです。

夕日岳見晴らし台から定山渓温泉方面

夕日岳見晴らし台から定山渓温泉方面

 

この写真は以前向かいの夕日岳の展望台からとった朝日岳の姿です。

朝日岳は、写真の丁度左隅にピークが見える定山渓温泉の裏山です。

この朝日岳と夕日岳は定山渓温泉の気楽に登れる山として、定山渓温泉のホームページで紹介されています。

まだ残雪ののこっていた朝日岳の登山道や、昼過ぎから上り始めてちょうどいい感じでかえってこれた夕日岳の心地の良いトラバースをつなぐ登山道を想像して、今回雨上がりの朝日岳にチャレンジをしたのですが、、、、。

ルートは下記の通り。

今回のルートは岩戸公園口をつかっていきました。

岩戸神社の階段

岩戸神社の階段

なかなかえげつない階段ですが、これは事前に調べていたので想定内。

ここを上りきると、岩戸公園になり、そこに登山ポストがおいてあります。

岩戸公園登山口

岩戸公園登山口

今回のパーティはバウと相方さんのフルメンバー

気楽に楽しい山行のスタートとおもったのですが、、。

この登山口を過ぎると、写真をとる気もうせる背丈くらいの笹の間に切られた木の根の階段のあるかなりな急坂。。。

しかも雨上がり直後のため、木々からは風にのって木々についた露がパシャパシャおちてきます、、、。

でも、きっとこの谷地形をのぼりきって稜線まででれば、、、。

と一生懸命のぼっていきました。

朝日岳岩戸公園ルート登山道

朝日岳岩戸公園ルート登山道

のぼりきったら気持ちのいい森林浴になるかとおもいきや、

全工程、木々に囲まれた薄暗く、登山道にせり出してくるものすごく元気な野草たちや木々の枝、、、

くもの巣をかき分けながら、、、、

毛虫の襲来におびえながら、、、、

ブヨやヤブカにびびりながら、、、、

肩幅くらいの道にせり出した枝の葉をかきわけ、葉に残った雨露をシャワーのように浴びながら、谷側が削れて丸く傾斜しているトラバース路を歩き、数々の倒木をくぐったりまたいだり、所々に現れる岩の階段で足をすべられせないように慎重に、、、。

写真をとるのをあきらめて、ザックにしまい。頂上近くになってくると雨粒がおちてくる天気になきそうになりながら、、

やっとの思いで

朝日岳山頂

朝日岳山頂

山頂だけは広く刈り分けられ一息入れるスペースになっていて、ここでずぶぬれになった上着とインナーを着替えて少しほっとできました。

私や相方さんどころかバウまでもテンション駄々下がりです、、、。

帰りはもう絶対岩戸公園コースをあるきたくなかったので、かってしったる豊林荘コースへと降りることとしました。

こっちのコースも中腹あたりは藪漕ぎまがいの道になっていましたが、岩戸公園コースよりはましです。

そそくさと降りて無事登山口へ帰還。

岩戸口の登山届けには豊林荘登山口へ降りることはかいていなかったので、岩戸口へ戻ります。

ルートは定山渓園地の渓流コースをたどって豊平川の急流を眺めながら広い遊歩道をまったりとかえってくることができました。

二見吊り橋からかっぱ淵方面

二見吊り橋からかっぱ淵方面

二見吊り橋から定山渓温泉方面

二見吊り橋から定山渓温泉方面

途中でカメラはしまっていたので、iPhoneでの撮影となりました。

レンズに水滴がついていそうな気がしてザックから取り出す気がおきなかったのですが、岩戸口に戻り登山名簿に記帳をして、足湯でまったりしている相方さんと合流後月見橋までいってだめもとでカメラをとりだしてみると、奇跡的に水滴どころか湿気の曇りもなくしっかりとTOPの写真をとることができたのです。

今回の山行、、、かなりワイルドな裏山でした。 夏の低山、、、。藪との戦いをここまで強いられるのですね。これから夏に向かうのでその予行演習と思って、やられた気分をなんとかたてなおしていきました。

というわけで、

札幌50峰 23座/50座 朝日岳(589.2m) GETしました。

撮影場所 札幌市南区定山渓 月見橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

豊平川と西定山渓川の合流点 ~朝日岳 敗退~

豊平川と西定山渓川の合流点

早春の様相の定山渓の温泉街のちょっとはずれ、いこい橋の上からと屈曲しているところに小さく流れ落ちるの合流点の写真をとりにいきました。

豊平川はエメラルドグリーンの深い色合いで雪解け水をながし幅広くその姿をみせているので、西定山渓川がこの写真では目にとまりにくいでしょうが、合流直前の西定山渓川は

西定山渓川

西定山渓川

こんな感じで春の渓流の様相をみせてくれています。

この日、山菜とりの人やこの渓流の様子を見に来ている人がいました。結構知るひとぞ知るポイントなのかもしれませんね。

そして、ここからはの一つ朝日岳がそびえているので、前回の登山で春山登山の気持ちよさを味わった私とバウのコンビで登ろうとやってきました。

バウ連れで山歩きってことは、もちろん天気は晴れ。気温も暖かい春の陽気。ってことで装備はお散歩装備&1本ポールとこの間バーゲンセールで買ったコロンビアの登山靴のシェイクダウン気分のお気軽状態、、、、

 

が、

 

これが失敗でした。

ルートは以下の通り、タイトルにも書いていますが、頂上いかずに見事敗退してきました。


スタートから、

スタート

スタート

いこい橋へは車がはいられないような残雪がのこっていました。

この豊林荘コースは南斜面に登山道がきられているので、きっと残雪は所々に少しある程度だと高をくくって出発して、TOPの写真をとったりして、林道ゲートに到着しました。

林道ゲート

林道ゲート

ゲートは開いていましたが、倒木がゲートの代わりに行く手をはばんでいました。

この倒木をバウ抱えてまたいで林道に入り、しばらく進むと豊林荘コースの登山口が現れます。

豊林荘コース入り口

豊林荘コース入り口

ここから先は若干の雪原がひろがっていましたが、そこそこ締まっていたしその先はしっかりと土がでているのを視認できたので、そのまますすんでいると、

エゾアカガエル?

エゾアカガエル?

冬眠から覚めたばかりのエゾアカガエルがのんびり雪の上を散歩していました。啓蟄だね~~なんておもいながら

登山道

登山道

傾斜のはじまる登山道へと入りこみます。
予想通り、南斜面の登山道陽の当たる場所はしっかりと道がでています。
木々もまだしげっていないので、いろいろなガイド本やインターネットの記事には眺望の悪い山との紹介されているこの朝日岳でも、この時期は木々の間からそこそこ遠望ができます。

朝日岳からの中山峠側の山を望む

朝日岳からの中山峠側の山を望む

こんな風に見渡せるのはこの時期だけだよな~~。春はいいよね~~なんてのんきに明るい山道をバウとのぼっていきます。

倒木からこんにちは

倒木からこんにちは

所々倒木をまたいだり、くぐったりしていちょっとアドベンチャー気分を味わいながら高度を稼いでいきます。

ところが、標高450mあたりからいきなり残雪が多くなってきました。

残雪が多くなってきます。

残雪が多くなってきます。

日の当たる場所はまだ道が見えているのですが、谷地形にはいってくると、一面雪になります。

日が当たらないので気温もぐっとさがってきます。

雪面自体は締まっている場所が多かったので、たまにズボっと来る場所があるくらいで、バウと一緒に岩戸公園コースとの分岐までがんばってみましたが、その先のルートが不明瞭だったのと今回の装備とバウの足が冷たそうだったので、ここで撤退をきめました。
一人できていたら、雪面をつないでクリアできたと思うのですが、バウと一緒だと春先の所々藪が顔を出す斜面を登山道のアシストなしの登坂はちょっと不安にかんじました。

無理は絶対しない。

というのが、私の山行のモットーなのです。

山は逃げないしね(^^

撮影場所 札幌市南区定山渓892 いこい橋
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000