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厚別川緑地トンボ池~札幌台ー白旗山縦走~

厚別川緑地トンボ池

バウとの散歩で白旗山に向かう途中に、見つけた

厚別川緑地

厚別川緑地

有明にある厚別川緑地。

近くには有明探勝の森や、ふれあいの森や、白旗山都市環境林などの自然と触れ合える場所があるにもかかわらず、ヒッソリと、道道341号線からちょっとだけ顔を見せている緑地帯です。

気になって、車を近くにとめておりてみました。

広さはそれほど広くなく、有明小学校手前の橋で緑地はおわっていました。手入れは程よくされていてベンチや東屋なんかがありますが、利用する人はいるのかな~というひなびた感じがなかなかそそります。

そのまま、沿いにあるいてみると、コンクリ護岸がなくなったあたりにTOPに掲載したトンボ池なるものを発見しました。

名前からするときっとトンボの繁殖地なのでしょうが、トンボ池の看板はあれど、対岸からわたるには、厚別川を渡渉しなければなりません。前夜からふっていた雨のせいか若干水かさと勢いが強いので、わたることはあきらめ対岸からの撮影です。

かえってきてから、インターネットでしらべてみても、この池にかかわるような記述を見つけることができず、だれがつくったものなのか、なんのためにトンボ池の名を与えたのかもわからずじまいでした。

有明小学校の対岸にあたるので、もしかしたら有明小学校が児童の観察学習ようにつくったのかななんて推測もできますが、実際のところどうなんでしょうね。

そんな謎をのこしながら今にも泣き出しそうな空模様の中白旗山の下三滝入り口へと車をとばしたのでした。

 

下三滝入り口

下三滝入り口

この入り口はあまり利用されていないのか、ほかの白旗山の入り口から比べるとさびしい感じがします。道も下草がでていて、土があまり見えない状態ですね。

昨夜の雨で、その下草は、

ぬれぬれの原因

ぬれぬれの原因

こんな感じでぬれぬれです。この日はスニーカーをはいていったので、ちょっと歩くともう靴の中まで水がはいってきました。やはりトレッキングシューズとは対水特性がちがいますね。まぁそんなにあるくつもりはないので、我慢で進みます。

広めの林道、その割には若干傾斜のある坂道をバウとともにあるいてみると、途中で、

分岐

分岐

こんな分岐が登場します。回り込むように道がきられていたので、曲がらずにみちなりにまっすぐいった所なんと行き止まりw

藪に突入すれば、すぐに別の林道にあたりそうなのですが、今回はバウも一緒なので先ほどの分岐まで戻って進路変更です。

ちょっとした尾根をぐるっと回り込むようにこの道はきられていて、そのまま白旗山の山頂直下へと辿るわけなのですが、この道はした土が見えてあるきやすいので、バウも私もすいすい進んできます。雨もまだ降り出さないようなので、白旗山へ行かず、白旗山のピークをまくようにつけられている林道を辿りながら中央峠へ向かうこととします。

中央峠

中央峠

ここまでは以前きたことがあるので、今日は未踏の札幌台へと向かうこととします。林道と林道の中間にある尾根の取り付きポイントの坂道をのぼっていきます。

札幌台への坂道

札幌台への坂道

そこそこの傾斜ですがそれほど息も上がらず

紅葉はじまり?

紅葉はじまり?

そろそろ紅葉の始まりそうな木々が迎えてくれる札幌台へと到着しました。

札幌台

札幌台

ここまで約6km、思ったより歩いてしまいました。

だれもいない広場でバウと一緒におやつを食べながら一休みをしていると、遠くもない距離でガサガサと藪をかくような音。。。

なんだろう??と耳をすますと、森の中のいろんな音が聞こえ出してきます。

清田の里塚・有明と豊平の西岡地区の間に横たわるこの森林地帯のど真ん中、里山だけども結構奥深い場所なんですよね。

熊がででもおかしくない場所なんだな~と思いだすと、先ほどの音がきになってしょうがありません。周りを目を凝らしてみてみます。すると広場の先の林の中の蝦夷松の上におおきなエゾリスが餌をさがしているのでしょうか、せこせこと動きまわっていました。音の正体はこれだったのですね。先ほどの緊張も解けたところで、今度は白旗山へと向かうこととします。

白旗山都市環境林には何本もの道が沢山あります。かがげられている看板地図を見てみると、ここから白旗山へ直線的に作業道があります。その地図に従って最短距離で移動しようと思います。

傾斜はわりときつく、くだりは楽なのですが、札幌台と白旗山のコルに当たる林道の交差を過ぎて白旗山への登りはかなりきつく感じます。バウも途中で先の見えない坂にあきてきたたのか、歩くのを渋りだしました。しょうがないので、バウを抱えて登っていきます。

白旗山山頂

白旗山山頂

白旗山山頂でちょっと一休みしたあと帰る準備をすると、雨がふしだしてきました。カメラをしまい。小走りに歩き始めます。

下三滝口への最短ルートを取ろうとしたのですが、途中クイズの森に迷い込み、若干のロスを雨中にしてしまいました。地図をしっかりみておかなかなったのが敗因です。余計なアップダウンをしてしまいましたが、なんとか、下三滝口への林道に合流。ペースを上げて帰ります。途中熊の糞らしき糞たまりをみつけましたが、そんなことより早く車に戻りたい一心で先を急ぎなんとか無事に車にたどりつきました。

白旗山、散歩感覚で入るようになってきたのですが、それなりに山なんだな~~。とおもったこの日の山行なのでした。

撮影場所 札幌市清田区有明141−2
アクセス難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

西真栄川と左真栄川の合流点

西真栄川と左真栄川の合流点

今回の合流ポイントは、厚別川支流系が左から流れてくると合流する地点です。札幌市内を流れる川の中で3番目の流域を誇る 厚別川だけあって、その支流も数多くあります。この今回の西真栄川と左真栄川は後に真栄川に合流するわけなのですが、西だの、左の、ほかにも東だのあって、もしかしたら右もあるのではないかという勢いです。それはさておき、真栄川流域は、厚別川と白旗山を中心とする丘陵帯をはさんで対に流れています。そして写真の奥に見える山を越えると今度は西岡~澄川の段丘地へと続きます。ちょうどこの真栄川流域は山地のハザマに流れている川ということになります。そんな場所なのですが、写真をみていただけるとわかるとおもいます、護岸のされかたがなかなかおしゃれな感じにみえませんか? 実は、この奥にハイテクヒル真栄っていうIT関係の企業を誘致した工業団地があったりして、緑地・環境保安林として整備されているのです。ちょうど、厚別区下野幌のテクノパークのような感じになるのでしょうか。ただ惜しむらくはこの場所、かなり交通の便が悪くなかなか誘致が進まなかったようです。拠点を置いている企業数があまり多くないのがそれをものがったいます。

ところで、山の狭間と先ほどかきました。

そうです。ここのそばには距離スキーで有名な 札幌50峰のうちの一つ白旗山への入り口があるのです。

と、いうわけで、

白幡山真栄口

白幡山真栄口

真栄口から入林します(^^

ここの入り口は札幌市の自然観察の森として整備されていて看板もおおいし、距離スキーをおこなう場所なので、道も整備されているだろうと、すすんでいきました。

5分くらい広めのゆるい坂の林道をあるくとまず、

最初の分岐

最初の分岐

最初の分岐らしき場所に到着しました。さすが整備されているだけあって、いろんなところにわき道がたくさんありました。あらかじめ頭にいれていた登山ルートにはこんなにいっぱい道なかったよ。。。と少し不安になりました。ここで、iPhoneをとりだし。、グーグルマップをみてみると、、、。そうだった、グーグルマップには道はしるされていなかったんだ、、、。

ん~~~。まぁ、こんな広々とした林道だし、まっすぐ行けば迷うことはないだろうと歩みをすすめました。

4番ポスト

札幌台方面への向かう観察路との分岐
4番

3分ほどあるくとまた標識がありました。札幌台や三角点(月寒)方面へと向かう観察路との分岐点とのこと。地図もあるのですが、この地図、札幌市自然観察の森の分しかなく、白旗山へ向かう地図が記載されていません。。。 またまた不安に、、、、。

看板がこんなにいっぱいあるのに不安になるなんて、、

とりあえず曲がらずに林道を歩いていきます。

白幡山の分岐広場

白幡山の分岐広場

気持ちの良い日だったのでカラマツ林の写真を取りながら10分ほどあるくと、白旗山への標識がある分岐広場にたどりつきました。

ここでやっとほっとして、歩みを矢印のほうへ向けていきます。道は先ほどの林道よりは狭くなり自然散策路ってな感じになってきます。

そこからさらに5分ほどあるくと、

白幡山への倒れた看板

白幡山への倒れた看板

道の分岐があったのですが、、、看板倒れてるよ、、、、。よく漫画である道しるべにだまされるパターンか。。。。とここでも若干不安になりつつも、矢印に従い細い坂道を登っていくこととしました。

そして5分登ると、

ふれあいの森分岐

ふれあいの森分岐

T字路につきあたりふれあいの森との分岐看板に行き当たりました(^^ 、またもやホッとしつつ矢印の方向へ。

ここからが、今回のルート中やっと登山道といえるような急坂になってきました。多分尾根道になるのでしょうね。階段が整備されているその坂をえっちらおっちらゆっくりのぼってい30分ほどで

白幡山山頂

白幡山山頂

白旗山の山頂へと登頂しました!

眺望は望めないのは、インターネットを調べてわかっていたので、この山頂標識をパシャパシャととって遊んでいきました。

時期のせいか、山頂にはだれもいなく、途中すれ違った人も2組と静かな山歩きができました(^^。

この時期の低山登山は軽く汗かいてくだりは涼やかな空気にあたりながら気持ちよく降りてこれるのでいいですね。

と、いうわけで札幌50峰7座目、白旗山(321・5m)約1時間ほどののんびり山歩きでした。

 

撮影場所 札幌市清田区真栄410−42
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2