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星置川河口(銭函天狗山山頂より)~銭函天狗山純登山その3~

星置川河口~銭函天狗山より~

 

承前

谷地川河口~銭函天狗山 純登山その1~

団地沢川~銭函天狗山純登山その2~

の続きです。

そんなわけで、河口からはじまった銭函天狗山純登山もクライマックスです。

ロープ場を過ぎ、きれたった肩を過ぎ岩稜に飛び出すと、こんな爽快な景色を眺めることができます。

ちょうど、現在のの河口も写真の海岸線のしたのほうにはっきりとみることができます。

新旧星置川河口を一度にしかも別のアングル高度から眺めることができ、おまけに予定外のなんてレアな河川もみることができた今回の山行もそろそろ頂上です。

この場所から若干木が生い茂っている先にあるいていくと、

銭天山頂標識

銭天山頂標識

銭天山頂広場

銭天山頂広場

山頂標識が二つ。そこは広場となっていて、登山客たちの憩いの場となっていました。

そこからさらに奥にいって、定山渓方面をみることのできるところまでいくと、

紅葉の稜線

紅葉の稜線

燃えるような稜線をみることができました。

そんな抜群にいい景色を眺めながら、ご飯を食べ、一休み・ふた休みをし今回の山行を終らせるべく下山へとむかったのでした。

今回の山行、標高536.7mと若干ひくい山ですがとても密度の濃い山行となったのでした。

 

撮影場所
北海道小樽市銭函天狗山
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★★
撮影機材 nikon d3000

団地沢川~銭函天狗山純登山その2~

団地沢川

承前

谷地川河口~銭函天狗山 純登山その1~

この記事の続きです。

 

そんなわけで、河口から銭函天狗山を目指したわれわれの前に現れた、

テンションがあがる看板

テンションがあがる看板

 

この看板!旧星置川水系!!

おおー!!!っと

あたりをきょろきょろ。

それっぽい沢地形を写真にとって、そこをこのに仮に特定しようと、ほくほく顔で歩みを進めると、

なんのことはなく、登山道上にこの団地沢川なる沢を渡る鉄の橋があらわれたのでした。そして上流部には立派な砂防ダムが鎮座し、そのダム面には「団地沢川1号ダムとプレートが!!

ここか!!

と再度テンションがあがり、秋の渇水期の水が干上がった沢を一心不乱にとったのがTOPの写真となるのです。

ここから、登山道をあるいているしばらくは、「うーん!!団地沢川ぁぁ」とうめき声のような独り言を数度あげ合い方ちゃんに笑われる始末でした。

そして、どうやら、帰宅してからしらべてみると、この団地沢川の水系として認識されている旧星置川ってのは、先ほど河口までいったのことだということが、小樽市地域防災計画というページで判明しました。

家にかえってからまたもや興奮でした(^^

さらにその谷地川に水を預ける土石流危険渓流に指定されているのは、ほかにも数本あるようで、銭函天狗山の地形図と照らし合わせると、この近辺にあるようによみとれました。

登山道をすすんでいき

銭天山荘

銭天山荘

銭天山荘をすぎたあたりから別の沢筋にそってあるいていくわけなのですが、もしかしたら、その沢も名前のついている沢なのかもしれません。

ちなみに、件のページに書いてある谷地川に水を落とす渓流は、

銭函学校沢

銭函右の沢川

の2本があり、ほかにも谷地川とは違う銭 函 山 の 上 川なんて河川名もこの銭箱見晴町所在として記載されていました。

あるいた沢筋も

何沢なんだろう?

何沢なんだろう?

このようにしっかり写真をとりましたが、きっとこの沢も名前のある沢なんでしょう。なんて思いながらこの沢筋を離れ尾根へと取り付き急登のはじまりです。

傾斜がぐんぐんきつくなり、高度をあげていくと、

となりの尾根

となりの尾根

隣の尾根の紅葉や、

黄金の道

黄金の道

黄色く彩られた見事な紅葉ロードになっていきます。

秋の登山は、林も明るくなり、虫もあまりいなく、気温も運動中にはちょうどいい下がり具合、しかもこんな見事な景色を道中みながらとなって、凄く気分がいいものです。

そんあいい気分でのぼっていくと銭天名物のロープ場が登場しはじめます。

銭天名物ロープ場

銭天名物ロープ場

風不死岳・阿部山の、登りでいつのまにかレベルがあがった合い方ちゃん。ほいほいと登ってきます。

きっと以前ならへたれていた道なのでしょうが、登山は経験がものをいうっていうことを身をもって体現してくれていました。

肩から岩稜を望む。

肩から岩稜を望む。

そんなロープ場を過ぎると、片方がきれたった肩に登山道はなっていきます。そこから天狗山の名にはじない銭天の岩稜がそびえるのがマジかに見ることができます。この道をのぼっていき、ちょっとしたガレ場をすぎ、斜面をのぼっていくと、岩稜の上へとびだすのでした。

続きは次のエントリーで(^^

撮影場所
北海道小樽市見晴町20
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

谷地川河口~銭函天狗山 純登山その1~

谷地川河口

今回訪れたの河口。海は若干荒れ模様。これから冬へと向かう日本海の雰囲気バリバリの様相です。

ところで、この谷地川、開拓期から現在までの百数十年間の間に、2度の河道の切り替えが河口も含め人口的におこなわれたの2度の旧流路なのです。現在は、JR函館本線付近でのそばからを起点とした細々とした流れを、この銭函の市内までを運んでいますが、今の星置川の開削がおこなわれるまでは、この谷地川の流路を星置川がながれていました。

そのころの星置川の河口はこの場所だったのです。

で、今回はここをスタートとして

銭函天狗山と谷地川

銭函天狗山と谷地川

銭函天狗山へと純登山としゃれ込もうとやってきました。

DSC_0009DSC_0012

海抜0mから目標の山へと登る純登山の儀式として、靴を海水につけてスタートをしようというわけです。

この近辺には、車を止めるのに適した場所がないので、一旦銭函天狗山の登山口の駐車場に車を止めてから海までえんやこらとおりてきました。

で、写真のように、靴を海水につけていざスタートです。

ルートは以下の通りとなります。

ここから、銭函の市街地を通りながら途中踏み切りで

銭函駅

銭函駅

銭函駅に待機中の721系電車を撮り鉄しながら、のんびりと合い方ちゃんと銭函散策です。

GPSログを見ると、のんきな散策ルートが見て取れるかと思います。
この日は気温も下がりぎみだったので丁度いいウォーミングアップです。
体があったまったころ、銭函天狗山登山口の駐車場へと到着しました。

銭函天狗山登山口駐車場

銭函天狗山登山口駐車場

ここで、少し休憩買っておいたセイコーマートのコーヒーを飲みながら一服です。

で、さていよいよ銭函天狗山へと登ろうと登山道にはいっていきました。

すると!

ほどなくして!

なんと!!

こんな看板がでむかえてくれました!!!

テンションがあがる看板

テンションがあがる看板

川好きとしては、これはたまりません!

いままで土石流危険渓流に指定されている川を地図から割り出して訪れたことはありましたが、こんな看板はいままでみたことありませんでした。見たことのない看板に、河川名までがしっかりかいてあるなんて!

これはテンションあがりました!

いったいこの川はどこにあるのか!?

つづきは次のエントリーへ(^^

 

撮影場所
北海道小樽市銭函2丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000