琴似発寒川と宮城沢川の合流点
西区平和の宮城沢林道まで入りこんでみました。そこにあるのは琴似発寒川と宮城沢川の合流点です。
この渓相なかなか趣深いですよね。この地点までは平和霊園にある林道入口からはそれほど遠くなく合流点まではすこし藪こぎと藪蚊との戦いを強いられますが、まあたどりつくことができました。
ただ、この宮城沢林道をもう少しおく深くへいくと精竜の滝と呼ばれる滝があるということなので、少しの冒険心が湧きいってみることにしました。
林道をいい気分であるいていくと、
道が川で遮られていました、、、。
横をみるとこんなものが、、。橋なんでしょうか?
なんとか川を渡りあるいていくと、林道は車も通れないけもの道と化していきました。このころには写真を撮る元気もかなり失せてきて写真をとれていません。そのけもの道林道を歩いて行くとまたもや川に遮られていました。
ちょっとまてよと、きたのたき様の地図を思い浮かべてみると昇龍の滝は林道左側ではなかったかと?? 川の先をみると河原を発見、川底をみてみるとなんとか長靴で遡行できそうだったので、思い切って入渓してその先を確認することとしました。そして河原に到着すると、
こんな風景がひろがっていました! ここで少し余裕ができてきて、周りを見渡してみると、
こんな素敵な景観をみて癒されなんとか歩を進めることに、、
この先に滝があることは明らか、しかし一旦戻ってまた滝へのわき道をさがすのはちょっとつかれた、、。目の前をみるとなんだか通れそうな踏みあとが、、、。ということで、崖と藪の中へ、、、。
失敗でした。
とても失敗でした。
湿地にすねまで足をとられるは、踏みあとかと思い進んで行くとただの沢のあとだわ、崖を登ればなんとかなるかと上ってみると一面笹藪だわ、、、とりあえず滝の音は聞こえるのでそれを頼りに歩を進めてみると、、
ありました!精竜の滝!!
よし!と思い立ち滝正面へと回れそうな場所をさがしてみるも、、、、
ない、、、
ない、、、
あるのは崖だけ、、、、
無理でした。この写真で精いっぱいでした。
人間あきらめるのが肝心です。さぁ!けもの道林道へ戻ろう!と思ったところ、、、
そうです。小さな範囲ですが迷いながらここまできたのです。林道へ戻る道なんてあてをつけていません。。。
どうしよう、、でも、もどらなきゃ話しになりません。 先ほど頭にいれた略図を思い出し川の左岸に林道が走っているのでそちら方面へ、、、。
ここの笹藪ついに背丈を超えてました。。。ただ視界は確保できるほどでした。先ほど通った林道で記憶のあった松の木が目の前にたっているじゃありませんか。そこを目指して藪を漕いでいきました。
えぇ、つきましたよ。つきましたとも。けもの道林道へ。
来る時はうっそうとしげっている林道だなとおもったこのけもの道林道。藪こぎのあとだとなんとも頼もしい立派な林道に思えてきました!林道をゆっくりとあるき視界の素晴らしさを味わいながらかえってきました。
先ほどみちをふさいでいた川さえもいとおしく思えてきました。
こんな素敵な写真もとれました。
精龍の滝。いつかリベンジしたいものです!
撮影場所 | 札幌市西区平和397 |
アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | nikon D3000 |
札幌市西区宮城の沢「精竜の滝」は、貯水湖である平和湖脇を通過して数分、
林道の左手に、地面から高1mほどにせりあがった、土肌がむき出しの土台のような地形が続きます。
これが途切れる地点で小さな滝看板がありますが、倒れていたり、撤去されている可能性があります。
この土台のような地形に沿って沢の方向(奥)へ獣道が続いていますので、滝の正面まで降りられます。
途中、ちょっと崖の上のような狭い箇所を通過することになるので滑落に注意を。
夏場は草木が茂って、沢までの獣道が埋もれて見えなくなってしまうので、春先頃の訪問がベストだと思われます。
当サイトをご参考くださいましてありがとうございました。
良い「川巡り」を。
コメントありがとうございます!
うちのような過疎サイトに訪れていただけでも、ものすごくうれしいのですが、おまけにコメントまでただいて(^^
嬉しいです。
よく貴サイトを参考にさせていただきつつ、川めぐりをしております。
今後ともよろしくお願いいたします。