カテゴリー : 宮の沢

追分川起点

追分川起点

主な道路沿いには、雪がほとんどなくなった札幌なのですが、積極的に除雪がおこなわれていなかった場所はご覧のように雪が残っています。

ここは、の起点となるところです。

この追分川、とてもいろんな不思議がつまった川です。現在はここを起点に宮の沢、手稲区西宮の沢をながれ、西宮の沢1条3丁目辺りのJRの線路あたりで、と合流をしているのですが、のことを追分川と呼んでいた時期もあり、旧中の川が追分川とよばれていたりと、そのつどそのつどで紆余曲折をしている川だったりしていました。

それに、このポイント、ほとんど中の川の河畔域なのですが、当の中の川からは取水をしているような流路がまったく見当たらないのです。万が一、どこか見えない所に追分川への分流取水口があったとしてもこの日の中の川の流量

中の川と上追分川の合流点

中の川と宮の沢川の合流点

(一つ前、二つ前のエントリーの写真を参照ください。)

を考えると、追分川のこの流量は不自然に少な過ぎます。

ただ、ここから水が湧いて、そこを源流としているとは考えにくいですし、どこかから、水が流れてきているのは明らかです。

中の川右岸のどこからかの生活排水を集めてここに流しているのでしょうか。そうすると、国道5号線を渡ったあたりから始まる追分川親水空間の衛生面での不安が残ります。じゃあ、浄水施設から水をひいているのかとあたりを見渡してもポンプらしきものが見当たりません。いったいこの水は どこからきているのでしょう。

追分川のこの二つのミステリー、いつか解いてみたいものです。

撮影場所 札幌市西区宮の沢2条4丁目7−51
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

中の川と宮の沢川の合流点

中の川と宮の沢川の合流点

天気が良いとバウとの散歩も気持ちのいいものです。それにこれくらいの時期の気温、風がなければ暑すぎず寒すぎず丁度良い感じの体感温度を提供してくれます。

先ほどのエントリーの中の川と上追分川の合流点から少し下流に移動をすると、今度はが合流するポイントに落ち合います。ゴミが浮いてしまっているのは春先ということでご勘弁を、、なのですが、ここで中の川に流れる宮の沢川の上流をながめてみると、写真でも小さくうつっていますが、こいのぼりが立てられていました。もうそんな時期なんだとやわらかな陽を浴びながらのんびりと散歩をたのしんだ一日でした。

ところで、宮の沢川なのですが、中の川、上追分川、と同じく西野市民の森の中に源流があるようなので、この三河川の源流めぐりなんて踏査をおこなってみたいですね。

先ほどエントリーした上追分川の河畔はあまり傾斜のない自然堤防風の護岸がなされていましたが、この宮の沢川は写真ではわかりづらいですが、親水区域が両面コンクリ護岸に点在しているようです。きっと夏に水が落ち着いたころには子供たちの川遊びの格好のポイントになるのでしょうね。もう少し水がぬるんできたら覗きにいってみようかな。

撮影場所 札幌市西区宮の沢2条3丁目15−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

中の川と上追分川の合流点

中の川と上追分川の合流点

日も長くなり、市街地での雪もほとんどなくなった札幌です。

そんな日の天気がよくなった一日に西区の西端、宮の沢に流れる沿いを撮影にいきました。このエントリーから3エントリーはそのときの写真を掲載していきます。

まず最初は、中の川との写真です。

写真をみてお分かりになるかとは思いますが、両面護岸が施された川の中には、藪の跡がわっさりと両河川ともあります。今時期は水量も多く、水面も上がってきていて藪もまだ立ち上がっていないのでこのように川面がしっかりとみることができますが、繁茂期になればきっと、川面も見えるかどうかの藪具合になるのでしょう。

西区を流れる川の中では、に次ぐ流路をもつ中の川ですが、この融雪期以外はわりと静かにながれていく川のイメージがあります。しかし川面には魚道がほどこされ、近隣の人の話によると、鮭ものぼってくるとのこと。実は思っているよりも流量のあるか川なのかもしれません。

一方上追分川は、宮の丘公園の脇を通り西野市民の森の中辺りに源をもつ川で、この融雪期にはかなりな勢いで水をながしていました。まさに北国の春の小川といった様相でした。機会があればこの上追分川の起点あたりを散策してみたいと思います。

撮影場所 札幌市西区宮の沢2条2丁目4−8
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2