魚留ノ滝(朝里川支流右股沢川)

魚留の滝(朝里川支流右股沢川)

 

小樽の朝里川温泉と札幌の定山渓を結ぶ道道1号線はその開通時期より景勝の良い観光道路として広くしられていたとのこと。

最近まで中央バスの路線バス小樽・定山渓線も運行されており、路線上には

  • オタルナイ湖展望台
  •  魚留ノ滝入口
  • 札幌国際スキー場
  • さっぽろ湖展望台

と景勝・観光のポイントにバス停が設置されていた。

今回訪れたに落ちるも景勝ポイントとして知られていたようで、前述のように路線上にバス停が設置されている。ただ、現在はその路線は廃止され、魚留の滝の看板のみが残るのみとなっている。

道道1号 魚留の滝元バス停付近

道道1号 魚留の滝元バス停付近

この場所から谷側にむかって、送電線下の刈りわけ道を進むこととなる。

魚留の滝への道

魚留の滝への道

前述のように古くから知られていた滝への道だったのかとおもえぬほどの作業道感がぬぐえはしないが、それでも道路の様子はとてもよく整備されているように感じる。

数分あるくと、目の前に

魚留の滝の指示看板

魚留の滝の指示看板

魚留の滝へと案内をする指示看板が現れる。

そのしるしに従い、登山道のような道にわけいっていきもっと谷へとくだっていく。

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山歩きをしているものにとってはなんともない道ではあるが、慣れていないものにとってはちょっとした冒険気分の坂道だろう。

下りきると、右股沢川を眼下に望む崖上へと到着する。

そこからゴーゴーと勇ましい音と清らかな流れを落とす魚留の滝を望むことができる。

魚留ノ滝
黒い岩盤に沿いながら末広がりに落ちてゆく直瀑はみていて豪快でもある。

この展望場からは滝の上流・下流両方みることができるので、右股沢川からの滝口と落ちた後の釜の様子がいっぺんに楽しめる。

落差10m級の滝の全容をここまで明瞭にみることができるのはなかなか爽快である。

今回の滝へのルートは、以下のGPSトラックで確認し欲しい。ちなみに、この日はあわせて道道1号線を挟んだ向かい側にそびえる朝里天狗岳への登頂もおこなったため、そのトラックも記載されている。

撮影場所  小樽市朝里川温泉
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 NIKON D3000