幌向川と清真布川の合流点

幌向川と清真布川の合流点

そろそろ年もおしせまってきていますが、相変わらず川の写真を撮りにいっています。

今回訪れたのは、左側のまだ水が流れていると右側の川面が結氷をしたの合流点です。

夜間撮影でもあり、白と黒のコントラストが、なんとも重厚な雰囲気をかもし出してくれました。また、この合流点、グーグルマップのストリートビューで下調べをしたときには、中規模な河川と小規模な河川の合流点として見えて、あまりスケール感がかじられなかったのですが、訪れてみると、なかなかどうして堂々としたたたずまいでした。そんな雰囲気も写真で伝えられるとよいのですが、まだまだ私の腕ではそこまでは伝えきれていないかもしれません。

この合流点は、江別市の豊幌町にあるのですが、その流域のほとんどをが隣町の岩見沢市を流れています。そして、この両河川とも洪水常習河川として、同士の治水事業の要となっていたようです。その証拠に河川規模のわりには広々とした河畔をもち、高めの堤防を整備しています。もう少し下流に進むと夕張川との合流、そしてほどなくして、 石狩川との合流点があります。そしてそこからすぐに千歳川 と石狩川が合流します。要するにこの地域周辺の石狩川は、一挙に水量が増す地域なのです。大雨などで河川全体の流量があがれば、石狩川の水量増加の影響は数キロ離れたここまで及ぶのでしょう。そして護岸されていなければ、まったいらな石狩平野の終端に位置するこの地域では増水した水の行き場は自在に変わり、いろいろな場所へと流れ込むに違いありません。実際にこの場所に行くまでに通った道すがらいろいろな排水路をみることができました。きっと近々にこの地域の河川の写真を撮りに行くことなると思いますのでちょっと楽しみです。

撮影場所 江別市豊幌355
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2