カテゴリー : 北空知

石狩川(第1石狩川橋梁)

石狩川(第1石狩川橋梁)

今回は、旭川から札幌に向かうL特急スーパーカムイの車窓から、江部乙妹背牛間にある石狩川第一橋梁を撮影。

長大なは大雪山から流れ出し、上川盆地をカムイコタンでぬけると広大な石狩平野を形成しながら、石狩市で日本海に注いでいる。

石狩平野を流れているその大部分の右岸左岸には、それぞれJR函館本線とJR札沼線がつかず離れず走っている。

その鉄路が直接石狩川を渡るポイントは案外少ない。

左岸、右岸と分けて鉄路が走っているので当然といえば当然なのだが、札沼線ではあいの里公園~石狩太美間の石狩川橋梁の一つだけ。函館本線ではこの石狩川第1橋梁と、近文~旭川間の石狩川第2橋梁の二つだけ。

その3本ともかなり古くからかけられている橋だ。

写真の石狩川第1橋梁は旭川行きの下り側を反対ののぼり側から撮影している。昭和31年に架け替えられた橋で元々は明治31年にかけられていたもの。

夕日に染まるこのトラスト橋にいくばくかの郷愁を感じた札幌への帰路の途中だった。

 

 

撮影場所
滝川市江部乙町 雨竜郡妹背牛町 石狩川第一橋梁
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 iPhone 5c

 

雨竜川と秩父別川・沼田奔川の合流点

雨竜川と秩父別川・沼田奔川の合流点
北空知~中空知遠征第2弾エントリーは、雨竜川秩父別川沼田奔川の合流点です。

前日の雨もともなって川ごうごうと流れる濁流となっています。写真のJR留萌線雨竜川橋梁の奥右側が秩父別川の合流点、奥左側が沼田奔川の合流点です。

雨竜川は北空知田園地帯の母なる川といっても差し支えのない川かと思います。旧空知支庁の北端幌加内町(現在は上川振興局管轄)朱鞠内湖の上流に端を発し、幌加内のそば畑を潤し、沼田・秩父別・深川・妹背牛・の田園に水を供給し滝川の北部で石狩川に流れ込みます。地図を見るとわかりますが、非常に曲がりくねってその流路をきずき、周辺に多くの三日月湖を残していっています。もちろんこの手の河川の常として洪水問題も抱えそれに対抗するため捷水路事業がこの秩父別地域でもおこなわれています。

石狩平野北部を石狩川とともに形成したこの川の荒々しく雄大な光景は一見の価値があると思います。

 

撮影場所 雨竜郡秩父別町秩父別2070
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

秩父別川と第一幹線用水路の合流点

秩父別川と第一幹線用水路の交差点

今回から四回に渡って5月25日に行った北空知~中空知の遠征記録となります。

江差遠征のときのように川のほかに撮りたいものがあったからなのです。

まずおとずれたのは北空知秩父別町秩父別川第一幹線用水路が交わる場所です。

この秩父別町、深川、妹背牛、などに並ぶ北空知有数の田園地域となります。訪れた日も朝早くから農家のみなさんが田植えうや耕作なんかで忙しそうに働いていました。田園都市だけあって町内を縦横無尽に用水路がはりめぐっています。中には国営の用水路なんてのもあって、この第一幹線用水路もそんな国営の用水路にあたるのだそうです。

合流点ではありますが、写真にうつっている秩父別川に流れ込んでいる地点の反対側の河岸にも第一用水路との交点があったりするのですね。町の東西に渡って水田の用水として大活躍なのです。

話はかわりまして、今回の遠征の大目的のお話といきましょうか。

それは、秘境駅に行こうというサイト様でも紹介もされている木造駅舎板張りホームのなんともいい雰囲気の北秩父別駅を川とあわせて撮りたかったのです。上の写真の木造の小屋のようなものがその駅舎になります。先ほどもかきましたとおり今時期は農作業に追われる人たちでわりとこのあたりはにぎわっていたので秘境感はそれほどかんじられませんでした。

でも実は写真を趣味とする前に、このあたりで道に迷って知らずにこの駅まできたことがあるのです。そのときの心境もあったのでしょうがこの駅のインパクトたるや、、、。 それから数年たちインターネットで鉄道関係の被写体を探していたところ、この駅の情報を得て改めて写真をとってみようとおもいたったわけです。

北秩父別駅

このアングルだとかなり当時の思い出に近い雰囲気がでています。

 

北秩父別駅看板

駅舎にかかる看板
文字のかすれ具合に歳月の重みをかんじます。

 

留萌線キハ54

一日数本しか止まらない留萌線の列車(キハ54形)の発車シーン

影場所 雨竜郡秩父別町秩父別2073−22
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000