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琴似発寒川と左水無川の合流点~荒井山ナイトハイク~

琴似発寒川と左水無川の合流点
海のない街札幌にもカモメは飛んできます。そんな写真がとれたのは、の合流点がある発寒川緑地です。

すすきのにもカモメが現れるので、別段珍しくはないことなのですが、カモメって人なれをしていて、彼らのほうからカメラを構えた私に撮ってくれといわんばかりに飛んできてくれました。

今回特別出演のカモメさん 魚道で魚待ち?

今回特別出演のカモメさん
魚道で魚待ち?

琴似発寒川はこのように魚道が整備されていて、魚がすみやすい環境を整えている川なので、カモメもそれを狙ってここまで登ってきているのでしょうか。

ちなみにもう一方の左水無川ですが、

左水無川と琴似発寒川

左水無川と琴似発寒川

ここ発寒川緑地に連絡するように延びている西野緑道に沿って流れている(途中暗渠になっているらしい)川です。

このポイントよりもう少し上流で琴似発寒川から取水し、西野緑道にそいながら西野の住宅街を流れここで再び琴似発寒川と合流しているようです。今度機会を作って西野緑道も歩いてみたいと思います。

で、今回はこの琴似発寒川から三角山を隔てた荒井山からの夜景撮影を目論んで実行してきました。ルートは以下の通りです。

発寒川緑地から車を走らせ宮の森へ。そこかから大倉山シャンツェの駐車場に車を止め、荒井山の入り口へと向かいました。

荒井山入り口

荒井山入り口

暗くなってきてからのスタートなので、山道は真っ暗、、、、この写真よりは若干あたりが見える程度。

ちょっとひるみました。

大倉山シャンツエの写真を意味もなく撮ってみたりして、

大倉山シェンツェ

大倉山シェンツェ

気分を落ち着かせます。

何回か帰ろうかとおもいましたが、携帯のライトを懐中電灯代わりにしてバウと一緒にスタートしました。

暗い道のりでしたが、荒井山山頂は一度いったことがあるし、木の段が整備されているのですぐに到着しました。

荒井山山頂

荒井山山頂

荒井山の山頂は木々にかこまれているし山頂標識もないので、昼に行っても夜にいっても変わらないですよね。

そそくさと写真をとり、そのまま今度は荒井山の展望台へと向かいます。

ここは傾斜のあるところは木段が設置されているので携帯のライトたよりでも何の苦もなくあるけるのですが、傾斜が緩くなったあたりから、木段はなくなり、土の歩道になります。そしてそこは実は片側が谷地形になっていたりするのです。まぁ落ちてもすぐにあがってこられるような場所なのですが、やっぱり暗い道では不安ですね。歩行中一回だけ道から片足が外れてこけそうになりました。。。。

やはりナイトハイクにはそれようのライトが必要ですね。

実は今回ナイトハイクをしようとおもったのは、前回の神威岳・烏帽子岳の11時間山行経験があったからです。結果的には日が落ちる前にかえってきましたが、もしもっと日の短いときの山行だったら、あの時の持ち物(携帯のライト)で無事に下山できていたかを確かめたかったのです。

結論はもちろん携帯のライトでは役に立たたないですね。

携帯のライトは、そこそこはてらしてくれるのですが、時間がたつと消えてしまいますし、ホールドが不安定です。非常用にもなりません。しっかりとしたライトを入手したほうがいいってことを思い知らされました。

草かぶりの道は特に怖かったです。

そんな実証をおこないながらすぐに、展望所につき、写真を数枚撮影。当然蚊もよってくるわけですが、今回なぜか虫除けスプレーをもっていかなったので、落ち着いてカメラの設定が出せず。測光設定も失敗し、

荒井山からの札幌夜景

荒井山からの札幌夜景

なんとか見れるのはこれくらいでしかもこれもピンボケだったりです。

あまり夜景撮影をしないので、やはり設定の判断が甘いですね。

ひとしきり写真をとった後は、元着た真っ暗な山道を登り返す気がおきなく、宮の森シャンツェと結ぶ一般道まで降りて、そこから大倉山シャンツェの駐車場までの坂道をのぼることとしました。

荒井山入り口からは約10分で山頂なのですが、そこから麓までおりて上り返すには、30分くらい必要でした。

今回の目的の一つライトの実証ができたし、思ってた以上に汗をかけたので、まぁよしとします。

撮影所 札幌市西区西野7条1丁目1−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000 /

幌向川と清真布川の合流点

幌向川と清真布川の合流点

そろそろ年もおしせまってきていますが、相変わらず川の写真を撮りにいっています。

今回訪れたのは、左側のまだ水が流れていると右側の川面が結氷をしたの合流点です。

夜間撮影でもあり、白と黒のコントラストが、なんとも重厚な雰囲気をかもし出してくれました。また、この合流点、グーグルマップのストリートビューで下調べをしたときには、中規模な河川と小規模な河川の合流点として見えて、あまりスケール感がかじられなかったのですが、訪れてみると、なかなかどうして堂々としたたたずまいでした。そんな雰囲気も写真で伝えられるとよいのですが、まだまだ私の腕ではそこまでは伝えきれていないかもしれません。

この合流点は、江別市の豊幌町にあるのですが、その流域のほとんどをが隣町の岩見沢市を流れています。そして、この両河川とも洪水常習河川として、同士の治水事業の要となっていたようです。その証拠に河川規模のわりには広々とした河畔をもち、高めの堤防を整備しています。もう少し下流に進むと夕張川との合流、そしてほどなくして、 石狩川との合流点があります。そしてそこからすぐに千歳川 と石狩川が合流します。要するにこの地域周辺の石狩川は、一挙に水量が増す地域なのです。大雨などで河川全体の流量があがれば、石狩川の水量増加の影響は数キロ離れたここまで及ぶのでしょう。そして護岸されていなければ、まったいらな石狩平野の終端に位置するこの地域では増水した水の行き場は自在に変わり、いろいろな場所へと流れ込むに違いありません。実際にこの場所に行くまでに通った道すがらいろいろな排水路をみることができました。きっと近々にこの地域の河川の写真を撮りに行くことなると思いますのでちょっと楽しみです。

撮影場所 江別市豊幌355
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

野津幌川と機農川の分流点

野津幌川と機農川の合流点

今回は久々の夜間撮影となりました、の分流点です。機農川は、ここで野津幌川と別れた水をへと運びます。世田豊平川との合流点は以前世田豊平川と 機農川の合流点でエントリーしています。野津幌川・厚別川沿岸の江別市大麻から角山辺りは泥炭地で、それはここを走る道路のうねりを見てみると一目瞭然です。そんな地域に人の営みを作ろうとすると、やはり排水・利水・治水との戦いなのでしょう。きっとこの機農川はその一翼をになっているのではないでしょうか。それでも、この機農川近辺は畑作よりも酪農農場が多く、畑作や稲作を広がらなかったのではないでしょうか。

そういえば、ここを走る大麻と角山を結ぶ道路ですが、雪解け期になると野津幌川と厚別川の間はよく冠水していたなと、この写真をとりながら思い出したのでした。

撮影場所 江別市大麻450
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

琴似川と琴似八軒川の合流点

琴似川と琴似八軒川の合流点
リラ冷えの札幌です。しかも雨降りです。

それはそうと今回のエントリーは川がみえませんね。それもそのはず、琴似川琴似八軒川の両河川とも暗渠の中なのです。

ここは桑園の札幌競馬場のすぐ裏手。札幌競馬場乗馬センターとの境を走る環状線です。この下に琴似川と琴似八軒川が暗渠として合流しています。そんなことなぜわかるかというと、いつもお世話になっている川の名前を調べる地図様で新川水系をしらべていたら琴似川と桑園新川との合流点から、すこし上流側にちょろっと盲腸のようにのびている川の記しがあったのです。名前をみてみると、琴似八軒川と記載されていました。ほかに情報があるかとインターネットをしらべてみてもなかなか有用な情報がありませんでした。

このあたりはメムと呼ばれる湧水地がそこかしこにあったというのは、サクシュ琴似川~桑園新川切り替え点のエントリーにも書きました。多分、この琴似八軒川もそんなメムに端を発していたのでしょうか。 それが、都市化によって暗渠になったのでしょう。河川の改修や付け替えがおこなわれていくと、その名前を失い地図上からもけさられていくのですが、琴似川のこの流域は昭和30年代まではまだ地上にあったとの記述もインターネット上にはありましたので、わりと最近まで琴似八軒川はその姿を地上にあらわしていたのではないでしょうか。

札幌の都心部を流れる琴似川水系はこのように暗渠化されている区間も多いようです。そんな川の写真を撮る際はこのように、合流点の住所に当たる場所での撮影になります。さすがに暗渠の中にもぐりこむことはできませんのでね。

影場所 札幌市西区八軒3条東5丁目3
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

豊平川と月寒川の合流点

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今回の撮影ポイントは、豊平川月寒川の合流点です。そして川をとり始めてから初めての川の風景の夜景撮影です。

実はこのポイント、非常に思い出深いというか、川の写真をとるようになったきっかけの合流ポイントなのです。

CA3K0279
←の写真がその写真です。去年の6月に撮りました。

バウと何の気なしに散歩をしていて、この場所までたどりついたとき、そのスケールの大きさに感動をして携帯で写メを思わずとったのです。そして出来上がったの写真をみてみると、とても好みな写りで写真に納まっていて、これまたとても感動してしまったのです。

素人の私でも川をモチーフにすれば素敵な写真が撮れるのでは?? というものすごく短絡的な思考がわきおこり、次の週の仕事の休みからせっせと川の合流点をめぐりはじめたのです。そのおかげで、携帯写メではなくコンデジ~デジ一と順調にカメラ沼にはまっていくのでした。

この去年撮った写真でエントリーを上げればいいんじゃない? と思うでしょうが、元データが小さいのしかのこっていなく、しょうがないので撮りなおしたのです。 これからも思った結果をだせていない写真に対しては常に新しく取り直しを強行することになるでしょう。

そんな理由だったので、前回撮った写真よりもお気に入りの写真作品を残すべく初川夜景に挑んだわけなのでした。

初夜景の感想は、、、難しい、、

の一言です。

撮影場所 札幌市白石区東米里776
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000