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琴似川と宮の森排水の合流点~奥三角山山頂より~

琴似川と宮の森排水の合流点
写真に写っている小高い山二つ、奥は円山、手前が神社山。その神社山のふもとに見える学校のグラウンド。丁度そのあたりに、の合流点があります。

琴似川は、盤渓の森の中から札幌の西区・中央区を流れていきます。とともに札幌中西部の基幹となる河川なのは、このブログで何回も紹介しています。

琴似川はそのほとんどを三面護岸か暗渠の中にその流れを預けています。上流部はこの写真のように、札幌都心部に面する山間部にそっていて、各山間部から流れる小河川を支流に持っています。

宮の森排水もその支流のうちのひとつでです。以前もこのブログで琴似川と宮の森排水の合流点でエントリーをしていますが、その姿を拝むことは未だかなわず。今回も奥三角山から遠望という形でのご紹介となりました。

琴似川上流部の支流をめぐることは是非機会を設けて行いたいと思っています。

この写真を撮った奥三角山は、札幌都心部に面する山としては、なかなかの景観を見せてくれる穴場スポットといえるでしょう。適度に高度感があり、ビルの林だけではない、緑の縁のある190万都市をみるとができます。

では、ここまで歩いてきたルートを以下に載せます。


今回は、山の手から三角山~大倉山を縦走し、奥三角山へとたどっていきました。

三角山登山口

三角山登山口

入山は、車を置くスペースのある山の手口を利用しました。

三角山の頂上は標高311m、標高差240mを約1.2kmかけて登ります。近くの人の散歩コースとなっているようでこの日も常連のような方々が元気に歩いていました。

昨年三角山に登ったときは大倉山からの縦走路を利用してきましたので、このコースは初の利用です。

山頂までは、

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二の坂、三の坂・・・・九の坂

と、合目表記をしています。

そして、山頂への最後の坂の前に


あずまやがあります。

ここからあと一息踏ん張ると。

三角山山頂

三角山山頂

三角山山頂より、藻岩山麓方面を望む

三角山山頂より、藻岩山麓方面を望む

三角山の山頂となります。ここは札幌駅方面の絶好の展望台なのですが、今回はあえて、藻岩下方面の写真を撮ってみました。

時折雨がぱらついてきていましたが、午後から本降りとの予報を信じて、縦走路を大倉山へと向かうこととします。

三角山山頂を降りて縦走路にはいるとすぐに、

三倉の大下り

三倉の大下り

この縦走路一番の難所の三倉の大くだりとよばれている、急な長い坂を下っていきます。

ここを過ぎれば、あとはアップダウンが多少あるものの、綺麗に整備された山道をハイキング気分で歩いていくことができます。

萩の花

萩の花

道中、萩の花や、きのこなど、秋の装いとなりつつある山道を見物しながら、

大倉山山頂

大倉山山頂

標高307mの大倉山山頂へと到着します。

大倉山シャンツェとそのの展望ラウンジ からの絶景はあまりにも有名ですが、帰りによることとして、先に進みます。行き先は、奥三角山!

自然歩道の小別沢口へと向かっていきます。

大倉山をすぎると、いままでの一級国道なみの山道から、少し細くなって、それでも綺麗な1級道道な感じの道となります。そこを大倉山・奥三角山間の標高240mあたりのコル、小別沢トンネルの丁度上あたり、まで降りていきます。

ツユクサ

ツユクサ

道端にはツユクサの花が咲いていました。

ワレメ

ワレメ

小別沢のコルには割れ目といわれる独特な地形があって、この自然歩道から宮の森側へとぬけれるような道となっています。

ここからは奥三角山への直登路をえっちらおっちら登っていきます。

奥三角山直登

奥三角山直登

かなり急な斜面なので、結構な登り応えです。休み休み登っていくこととなりました。

この斜面を登りきると稜線へと飛び出すので後は奥三角山山頂へと到着です!。

奥三角山山頂

奥三角山山頂

切れたった崖の直前までテラス状となっているので札幌の市街地を臨む絶景ポイントとなっています。

札幌都心部の山々(大倉山、三角山、円山)あたりの景色に見慣れたら是非こちら側からも景色をみて欲しいポイントです。

と、ここまでは小雨もぱらついてはいましたが、丁度よいハイキング気分だったのですが、この山頂で休憩をとってさぁ、下山となったときに、いきなりの本降りがはじまりました。

急いでカメラをしまい、雨具を着ようかとおもいましたが、夏の名残の雨なので、そう冷たくはありません。そのまま濡れたままで、歩くこととします。

相方さんは、かさ、ウインドブレーカー、登山パンツ。

私は、普通のポロシャツ、作業ズボン、麦藁帽。

この差が凄かったですね。

上半身は私はもちろんずぶぬれ。相方さんは、傘とウインドウブレーカーに守られ、それほど濡れませんでした。ただ、ウインドウブレーカーを着込んでの歩行で若干蒸れたようでしたが。

そして決定的だったのは、ズボン。下山時の状態は私は下着まで濡れ濡れ。相方さんの登山パンツは撥水も効いていて、下山後彼女の用事を済ますにも支障がないくらいでした。

やはり登山用品ってのは、こういった雨の日に差がでるもんなんだなと改めておもいました。

今回はそれほど冷たい気温でもなく、しかも途中大倉山の展望ラウンジなんていう絶好の雨宿りのできる施設があることも頭にあったので、軽装で充分でしたが、もっと奥深い山でこういうことにであったら、、、。

道具の大切さを十二分に体験できた山行となったのでした。

撮影場所  札幌市中央区宮の森 奥三角山
アクセス難度 ★★★☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

琴似川と桑園新川の合流点

琴似川と桑園新川の合流点

最近山ばかり登っていたのですが、今回は久々に市街地での撮影です。

北区新川と西区八軒の境界で合流をする、の合流点で、バウと一緒にゆるく散歩です。

このあたりは北区新川地区に属しています。ここから琴似川の流れは多分札幌市民の大半はとおもっているはずです。琴似川がと合流をしてとなり、国道337号線までの直線的なながれに沿った道を新川通りとの呼称になっているのがその原因なのでしょう。

実際私も川に興味を持つまでは、この流れを新川だとおもっていました。

それにここの合流点から新川起点までの河畔堤防には新川桜並木として、桜の植樹がされていており、看板も設置されているので、ここを新川とおもっていてもしょうがありませんよね。

今回はその桜並木を撮りにいこうと勇んででかけたのですが、開花の早かった今年の札幌では沿道の桜はほとんど終っていて

新川の八重桜

新川の八重桜

遅咲きの八重桜の若木が花をつけていた程度でした。

昨年から暖めていたポイントだったので、ちょっと残念でしたが、まぁ来年もありますしね。

ってことで、今度は西に伸びる琴似川河畔をあるいてみることとしました。

そうすると、住宅地の中にかかっている橋のそばに、

新川こいのぼり

新川こいのぼり

こいのぼりを川に渡している所がありました。

川を渡すこいのぼりは江別の防災センターや定山渓でよくやっていますが、ここ新川~八軒でもやっていたのですね。いままでこいのぼりの川渡しの撮影をやろうとおもっていつつもいつも時期をのがしていた私にとっては、ちょっとしたサプライズでした。

気をよくして今度は対岸のダリア公園へと続く遊歩道をあるいていると、

梅と桜

梅と桜とチューリップ

梅と桜とチューリップがきれいに咲きそろっていました。

梅と桜を一緒にみることができる北海道ならでは並木にこれまたうれしくなりました。

やはり春は春っぽい写真を撮り歩くと心がやすらぐものですね。

撮影場所 札幌市北区北23条西14丁目5−5
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

琴似川と琴似2号川の合流点 ~小なまこ山・大なまこ山縦走へ~

琴似川と琴似2号川の合流点

札幌市有数の高級住宅街の宮の森地区をさらさらと流れる。今回は、この琴似川とが合流してそうなポイントにおとずれました。

場所は以下の通り。

本郷新札幌彫刻美術館のちょい東に見えている水路が琴似2号川であることを札幌市埋蔵文化財包蔵地分布図にて確認したので、間違えないとはおもいます。ただ、この流れは私有地の中をながれているようなので、容易にはみることができません。でも本郷新札幌彫刻美術館の西側にも琴似2号川の流路が地図上に描かれているので、いつか撮りにいこうかとおもっています。

この地域を流れている琴似川は盤渓の山地からながれでるケネ・ウシ・ペツとのこと。三角山・大倉山・奥三角山などの西区と中央区の境界になっている札幌連山から中央区川に流れる小沢を集めて流れています。メムを発祥とする下流域は現在にいたるまで湧水が枯渇し埋め立てられていることが多いのですが、このケネ・ウシ・ペツ地域の支流は札幌連山が源流になるものが多いので、枯渇ではなく、治水面で暗渠としてひっそりと宅地の下を流れているものが多いのでしょう。

さて、札幌連山の話がでたわけですが、その一群となるであろう山?丘?がこのそばにあるのです。宮の森緑地と宮の森4条緑地の二つの緑地がそれで、それぞれ小なまこ山、大なまこ山の愛称でふるからしたしまれていたそうです。

この間バウの2015年登山初日をだしたわけですが、山と称されているこの二つの山を2015年2山目としました。

ルートは以下の通り

スタートを本郷新札幌彫刻美術館とし、小なまこ山、大なまこ山、琴似川と琴似2号川の合流点の順でまわっていきます。

スタート

スタート

朝の光の中、宮の森の住宅街の中をあるいていきます。

ここからすぐそばに、小なまこ山(宮の森緑地)の入り口があります。

小なまこ山(宮の森緑地)入り口

小なまこ山(宮の森緑地)入り口

この二つの山、なまこのような山容ゆえにこの名前がつけられたとのこと。現在でも、大倉山の山頂展望台からみると、住宅地の中にぽっこと浮かぶなまこの様な緑をみることが容易にできます。

小なまこ山の取り付きはこんな階段をてくてくあるきます。

小なまこ山取り付き

小なまこ山取り付き

そして、3分もたたずに小なまこ山の山頂です。カップめんも出来上がらないほどの時間です。

小なまこ山山頂

小なまこ山山頂

標高85mの山頂にはこん風にベンチが用意されていて、程よい散歩道です。そのまま気持ちの良い木立の中を右に円山、左に宮の森の住宅地を見ながらまっすぐ歩いて反対側の入り口へと向かいます。

小なまこ山下山

小なまこ山下山

彫刻なんかが配置されていて奥に宮の森フランセス教会の尖塔が見え、なかな瀟洒な雰囲気をかもしだしています。

小なまこ山をでるとそこは宮の森の住宅街。でて左側に大き目のなまこがみえるのでそちらに向かって歩きだしていきます。予習はあまりせず、現地で取り付きを探そうとおもっていたのですが、住宅地の中、なかなか公共の道から取り付く場所がありません。そのまま北一条宮の沢通りへ出て大なまこ山の土手を眺めながら取り付けそうな場所をさがします。宮の森4-10の交差点が丁度三角山への登山口への入り口であり、大なまこ山の尾根の終り風にみえたので、その交差点を曲がってみると、

大なまこ山(宮の森4条緑地)入り口

大なまこ山(宮の森4条緑地)入り口

ありました緑地の入り口が、ここをてくてく歩くと、大なまこ山への取り付き発見

大なまこ山取り付き

大なまこ山取り付き

土手についてる階段をのぼり尾根へとたどる遊歩道をあるいていくと、広場につきあたり、その奥にすすむと鉄製の階段が用意されていて、ちょっとした急坂を楽に登れるようにしてくれています。その階段をまったりのぼっていくと、頂上のすぐしたあたりに階段の踊り場があり、展望台との表示が。

大なまこ山展望台

大なまこ山展望台から札幌市街地を臨む。

こんな眺望をみることができます。まだ葉がそろっていないので結構いい眺めですが、草や葉が茂るときっとこの半分くらいの眺望になるのでしょうね。ここから階段を数段登れば、

大なまこ山山頂

大なまこ山山頂

大なまこ山山頂(標高92.4m)へとつきます。この写真の奥にみえるようにこのまま遊歩道が続いて反対側の入り口へとみちびいてくれます。朝の気持ちのいい空気感の中、春の木立の中をまったりあるいて、下山していきます。

大なまこ山下山

大なまこ山下山

下山すると三角山小学校の脇の道路へとでてきます。桜並木になっているので、きっともう少しししたら、この並木の中を小学生たちが歩くのでしょうね。こんな綺麗に並木になっている小学校の敷地そばの道は札幌でも珍しいのではないでしょうか。

そんなこんなで札幌の超低山2座をバウ君は制覇しました。この後は宮の森の住宅街を散歩しつつ、冒頭の琴似川と琴似2号川の合流点へと足をすすめたのでした。

撮影場所 札幌市中央区宮の森2条12丁目4−37
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材  NIKON D3000

琴似川と宮の森排水の合流点

琴似川と宮の森排水の合流点

きっちりとしたコンクリで三面護岸されてはいるのに蛇行をしている。ここの付近で流れ込む川は、とのことを北海道美術館ネットというサイトで河田雅文さんの個展を見て、琴似川を思うという記事をインターネット読みましたので、早速いってみることにしました。宮の森中学校の端あたりからねらってみましたが、合流していそうな部分が見当たりはしません。でも地図上では宮の森排水と思わしき川は確かにここから東に進むと記載されているので、ここを撮影ポイントとしました。

琴似川は札幌の市街地区を流れる川として古くより親しまれているようで、その支流の情報を発信しているサイトも散見できます。今回は特に前調べをしたわけではありませんでしたが、機会を作ってこの宮の森地区の琴似川支流を探訪したくおもいます。

ところで、ここから東の山側に進むと小別沢地区につながる道があり、そのそばには奥三角山と呼ばれる山があります。今回はバウの2015年登山初日をだそうと、いってみることとしました。

ルートは小別沢トンネル脇からスタートをしてトンネル上部へ渡り、奥三角のピークを狙うこととします。

スタート地点は小別沢トンネル脇の林道?

スタート

スタート

車道にちかい部分はしっかりと土が露出していますが、その奥はまだ雪がつもったままです。ただ、今回はそれほど長い距離でもないので、ゴム長&毛糸の手袋&トレッキングポールで装備して、ズボンも雪用ズボンにはしなく普段のズボンでいくことにしました。ここから札幌市自然歩道・三角山~磐渓ルートへの合流までの雪道は所によりズボっとはきましたが、一面雪になっていることもなく道の端は土がでている所も多い状態でした。

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しばらく歩くと、自然歩道との出合いにつきます。

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ここでいきなり写真の質がかわったのは、もっていったDP2のバッテリーがいきなりきれてしまったのです。多分寒さでバッテリーが終ったのでしょう。しかも、ここに行く途中レンズキャップをおとしてしまい、レンズキャップ捜索にもと来た道を戻るというおまけ付でした。

IMG_0218
自然歩道上は、わりと地面がでている部分が多くもう雪山ではないですね。

ここからすぐいったところで、自然歩道は右にまがるのですが、今回は冬ルートとして使われる山頂への直登ルートをたどることとします。

直登取り付き

直登取り付き

この写真でみるとそれほどの傾斜にはみえませんが、このルート、かなりきつい傾斜です。気を抜いてずるっとすべればこの取り付きまでいっきにすべり落ちそうなくらいです。早朝なので、雪も硬く長靴ではキックステップもききません。所によってはうまってくれる場所もありますが、ほとんどは残されているトーレスを頼りに歩みをすすめていきます。特にきつい傾斜では、バウに習って四つんばいになりながらのぼっていきました。初めて四足登坂をためしましたが、凄く安定するもんなのですね。気分はクライマーでした。

バウと励ましあいながら、取り付きから15分で奥三角山山頂へとつきました。

奥三角山山頂

奥三角山山頂

市街地側は木が払われていてなかなかの景観を望むことができました。

奥三角山山頂から

奥三角山山頂から市街地を望む

カメラはiPhone5cでの撮影となってしまいました。本当はNIKON D3000ももっていていたのですが、なんとこちらもバッテリー切れで使うことができませんでした。いつもは前日にバッテリーチェックをしているのですが、今回はなぜかそれを怠ってしまい、こんな残念な顛末でした。この写真の方向から、右を向くと木々の隙間から石狩湾を望むことができたのですが、なんともiPhoneではこころもとない写りでしたのでUPはしていません。

山頂はとても風が強くバウがかわいそうだったので、五分ほどで下山することにしました。

下山ルートは登ってきた直登ルートを下る気にはなれず、自然歩道の小別沢から分岐する登山道を使うこととしました。こちらのルートは先ほどのアドベンチャーとは対照的にすごぶるハイキングな気分で歩くことができました。自然歩道に出会った後は奥三角山の斜面をトラバースするように山のすその野をあるいていきます。小別沢トンネルがみえだしたので、そちらに下って小別沢トンネルをくぐりゴールとあいなりました。

約1時間の気楽なハイキングですが、急登りあり、急傾斜のトラバースあり、癒しの緩やかな道ありと、バラエティに富んだ山行でした。今度またきてみようーっと。

 

奥三角山354m

撮影場所 北海道札幌市中央区宮の森1条16丁目6
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材  SIGMA DP2 / iPhone5c

琴似川と宮の森川の合流点

琴似川と宮の森川の合流点
今回は札幌の中央区を流れるの合流点です。

琴似川は盤渓あたりから流れ出し、近隣の山間部の小河川や沢を合わせて新川と琴似発寒川・琴似川の合流点(新川起点)まで流れていきます。あわせる小河川は以外と多くそのうちのほとんどは一般の道路地図には載っていないものが多く、なかなか知ることができなかったのですが、インターネットで調べてみると、宮の森地区には琴似川にあわせる小河川の合流地点がまだ見れるとのことなので、今回撮りにいってみました。はっきりと合流点を視認できませんでしが、多分この辺あたりだろうというところの写真です。

三面護岸の川ではありますが近辺の雰囲気とあわせなかなか素敵な景観をみることができました。

で、背後をみてみると、荒井山、大倉山、三角山の札幌中央区のお手軽縦走山歩きができる山が見えるじゃありませんか(^^

と、いうことで三山縦走としゃれこみました。

大倉山駐車場
大倉山の駐車場に車を止め、まずは荒井山へと出発です。

荒井山登山口
大倉山の身体障害者用駐車場の脇にひっそりと上の写真のように登山口(入り口?)があります。ちょっとだけ急な階段をせっせとのぼっていくと、あっというまに、

荒井山山頂

荒井山山頂に到着です。所要時間は10分もかかりませんでした。

でも眺望が全然ありません。入り口には荒井山展望台なんてかいてあったのに、、、。山頂から先は踏み分け道だけだけど、ちょっと進んでみました。でもそれっぽい感じはまったくなく、、、山頂にもどってみると、昇ってきた道のほかにも道がついていました。

あ~~こっちだったのかと、そちらの道をくだっていってみると。

10分くらいで荒井山の展望台に到着です(^^

標高は185MMの荒井山、そこからさらにくだってからの眺望は思ったよりも、札幌の街並を一望できるものでした。しかもちょうどよい塩梅の視点になるので札幌のビル郡がそびえている様をみることができます。

夜景の撮影にもきてみたい展望ですね。

ややしばらく写真をとったり、なんだりしたあと、きたみちを戻って今度は大倉山へ向かいます。

大倉山は札幌有数の観光名所なので、駐車場からは、エスカレーターが、

vanishing point

エスカレーターをおりて大倉山シャンツェのランディングバーンからはリフトが

大倉山シャンツェ

用意されているので、楽々に山頂展望所まで行くことができます。今回は初縦走なので、楽できるとろは楽をしていきます(笑)

ラクチン気分で大倉山から札幌の眺望を眺めることができました。

標高307Mの山頂からはちょっと雲がかかてきて遠くの増毛山地までは見渡すことができませんでしたが、札幌の街並にぽつぽつと当たる光の感じがなんともいい感じでした。

こうやって見てみると、札幌の街並って 豊平川から北側は平地で南西側がビルがにょきにょきたっているのがはっきりとわかります。なんとなく私見ですが札幌って南西部と北東部の街並や文化がちがうなっておもっていたのですが、こうやって俯瞰でみてみると、合点がいきました。

たくさんの観光客にまじって写真をとったあと、今回の本命の大倉山~三角山縦走へとスタートです。

大倉山遊歩道入り口

ここにも熊の看板がありますね。今から向かう三角山付近で熊の目撃が。。出会わないことをいのりつつ、縦走路へ向かう前に、大倉山山頂

入り口から2~3分のところにある大倉山山頂の三角点までいって記念写真(^^

さぁ、ここから縦走スタートです。

一旦尾根伝いの自然歩道をくだります。低山だけあって尾根道をとことこ歩いても周りは樹木がしげってわかりませんが道の両端は結構急斜面だったりするんですよね。登山ブログをみているとナイトハイクを気軽にやっている人たちをみますが、そこそこ道をわかっていなければそんなことできないな~~とおもいつつ、10分ほどあるいて、西野の街並が木々の間から見える地点までつくと

DSC03561

なにやら遠くのほうで、ゴロゴロと雷の音がきこえてきました。天気予報を信じてレインコートなんかの雨天装備は一切もってきてませんでしたの、もどろうか戻るまいかなやみましたが、とりあえず山頂までいくことにしました。

三角山8番分岐

10分ほどで8番分岐につくころには少し雨がふってきました。降り始めだったので、ちょっとあわててシャッターを切ったのでぶれてますね(笑い。すこしの雨だと実は木々が雨よけになってくれててさほど濡れずにすみましたけどね。

ここからが急登です。階段は用意されているものの段差も大きくなかなか難儀します。

その急登区間をひいこらあるいて、5分ほどで

三角山7番分岐

7番分岐につきます。事前の下調べではここからさらに急なのぼり坂があるとかいていましたし、雨脚がつよくなってきたのでここの休憩場で一休みします。中にはなんだかノートなんかが思い思いのことを書き連ねてありました。

ここでしばらくまっていてすこし雨脚がよわまったタイミングでえいやっ!と出発!!山頂へ!!!

三角山山頂

5分もかからず、のぼりきっちゃいました。さっきの7番分岐~8番分岐の間の坂の方がきつかったよ。。。。

三角山からの山頂からの眺望はご覧のように雨でけぶっています。

こんな天気なのに山頂には絶えず登山客が入れ替わりでやってきました。

さすが札幌の有名山歩スポット。お気楽にやってきますね。

雷の音もそろそろ大きくなったので、早々に退散。

来た道をあるいてくと雨もやみ、雷の音もきこえなくなってきました。

帰りは大倉山のリフトでラクチンに下ろうとおもっていたのですが、到着してみると、なんとリフトがとまっていましたorz

雷の影響だったのでしょうね。。。

リフトの再開をうだうだまっていたのですが、なかなか復旧せず、、、、山頂アイスも食べられなかったし、、、。つまんなくなって、そのまま遊歩道を使って降りることにしました。大倉山遊歩道

そんなこんなの初縦走。雨に降られたけどなかなか楽しむことができました。

これで札幌50峰 6座登頂しましたよ(^^

 

撮影場所 札幌市中央区宮の森3条13丁目5−18
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

新川と琴似発寒川・琴似川の合流点(新川起点)

新川と琴似発寒川・琴似川の合流点(新川起点)
今回は札幌西部域の2大河川、が合流し、と名前が変わる地点です。私なりの感想ではありますが、この場所は現在の札幌市形成の最重要地点として認識しています。あまたの経緯を重ね西部域の発寒川と、中心部域の琴似川の流路を改修しという一大ドラマを感じてしまいます。

石狩川の背水の影響によって氾濫を繰り返していた、かつての琴似川や発寒川などの流域の治水と周辺湿地の排水、そして舟運などを目的として1886年(明治19年)から1887年(明治20年)にかけて「琴似川小樽内川大排水」として開削された。
(引用元 wikipedia 新川)

この新川の開削によって、手稲山に源を発し現在の付近の石狩川まで注いでいた発寒川は下流域と切り離され琴似発寒川と名をかえ、盤渓あたりに源を発し宮の森・八軒あたりを流れ丘珠を通りへ水を注いだ琴似川は、流路改修をうけ、この現在の新川通りにそうように流れ、取り残された旧川道はとなっていきました。

いたずらに川道をかえるはずもなく、札幌市の利水・治水・用水・排水などの水に係る諸事業の歴史の全てがこのポイントに集結しているような気がします。いまでは札幌市消防学校の奥にあり、琴似川左岸・琴似発寒川右岸の堤防沿いをちょっとした堤防道を散歩がてら歩く人か、釣り人しか訪れないくらいの場所ですが、川すきの私としてはなかなかテンションのあがった川めぐりでした。

今回は琴似発寒川右岸からのアプローチだったのですが、合流点からほんの少し上流に向かった場所にある西陵リンリン橋の上までいってみると川には鴨が沢山いました。TOPの写真はNIKON COOLPIX2500ですが、この写真はCyberShot DSC-W170にテレコンを装着したので彼らを狙ってみました。

撮影場所 札幌市西区発寒16条1丁目1
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON COOLPIX 2500

琴似川と界川の合流点

琴似川と界川の合流点

今回は札幌市の中心域にて合流を行うのご紹介です。

写真中央にうつっている檻のような施設が琴似川が地下に入る場所であり、札幌市の環状線の地下を流れてくる界川と合流をしにいくポイントでもあります。檻の手前に土砂がたまっているのが見て取れるように河川はその流れとともに川底の土砂も流れていきます。それが暗渠にはいっていくと暗渠内の保守にも大変な影響を及ぼします。そういった意味でも文字通り水際でそのリスクを軽減するための施設になるのですね。

琴似川は一旦暗渠にはいったあと再び北20条あたりで地上に顔をだしへと向かっていきます。ただ都心部を流れる川の常としてこの琴似川も紆余曲折を経て現在の流路となっています。

新川開削以前はそのまま北上し伏籠川へと合流をおこなっていました。その後創成川の元となる大友堀、寺尾堀が開削され麻生付近で合流をさせ、またさら琴似川自身の流路を変え、伏籠川との合流点をもう少し下流へと導きその部分琴似新川と呼びました。取り残された川道は現在のとして残っています。その後新川が開削されると、流れを分断し琴似川を新川へ合流させ、取り残された川道は琴似新川の部分は創成川の一部なったそうです。

やはり都心部を流れる川ってのは紆余曲折を経るのですね。

昨年8月撮影

昨年8月撮影

 

この地点も昨年8月に撮影を行っています。雨の日かつ携帯写メでの撮影でしたので、イマイチの写真でしたので、今回改めて撮影をおこないました。

 

撮影場所 札幌市西区二十四軒1条4丁目1−2
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon D3000

琴似川と琴似八軒川の合流点

琴似川と琴似八軒川の合流点
リラ冷えの札幌です。しかも雨降りです。

それはそうと今回のエントリーは川がみえませんね。それもそのはず、琴似川琴似八軒川の両河川とも暗渠の中なのです。

ここは桑園の札幌競馬場のすぐ裏手。札幌競馬場乗馬センターとの境を走る環状線です。この下に琴似川と琴似八軒川が暗渠として合流しています。そんなことなぜわかるかというと、いつもお世話になっている川の名前を調べる地図様で新川水系をしらべていたら琴似川と桑園新川との合流点から、すこし上流側にちょろっと盲腸のようにのびている川の記しがあったのです。名前をみてみると、琴似八軒川と記載されていました。ほかに情報があるかとインターネットをしらべてみてもなかなか有用な情報がありませんでした。

このあたりはメムと呼ばれる湧水地がそこかしこにあったというのは、サクシュ琴似川~桑園新川切り替え点のエントリーにも書きました。多分、この琴似八軒川もそんなメムに端を発していたのでしょうか。 それが、都市化によって暗渠になったのでしょう。河川の改修や付け替えがおこなわれていくと、その名前を失い地図上からもけさられていくのですが、琴似川のこの流域は昭和30年代まではまだ地上にあったとの記述もインターネット上にはありましたので、わりと最近まで琴似八軒川はその姿を地上にあらわしていたのではないでしょうか。

札幌の都心部を流れる琴似川水系はこのように暗渠化されている区間も多いようです。そんな川の写真を撮る際はこのように、合流点の住所に当たる場所での撮影になります。さすがに暗渠の中にもぐりこむことはできませんのでね。

影場所 札幌市西区八軒3条東5丁目3
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2