塩谷川河口・稲穂川(小樽)河口~塩谷丸山登山~
オタモイ岬の根元、塩谷漁港から、湾のようになっている塩谷海岸の景観。
丁度写真下中央あたりに国道五号線をくぐる塩谷川の河口。塩谷の街並が広がるあたりに、稲穂川(小樽)の河口を携えている。
6月に入り空の色も海の色も深い青が似合う季節となった。
小樽の海の青さは目を見張るものがあり、私の中では夏の代名詞の色だ。
そんな爽やかな景観の先にそびえる山頂に雲を少しだけかぶった塩谷丸山にこの日は登った。
登山口へのアプローチの途中は、現在高速道路の工事中となっていて、その脇を整備した今後道路になるであろう道を登山者に開放してくれている。
駐車場も同様だった。
まったくもってありがたい。
この塩谷丸山への登山道は小樽自然探勝路となっていて、その件も絡んでいるからなのだろうか。
しばらく歩くと、登山届けBOXがあった。時間は午前5時過ぎ、先行者は2名だった。
ここからは従来の登山道になっており、若干の笹かぶりの道となっていた。今回はバウとの散歩なのだが、バウにはダニ忌避薬を滴下し、ダニ対策をおこなっていたのだが少しの不安はあった。
少し進むと道はわりと広めになり、なだらかな坂道になる。
広めのところで、バウのダニチェックを行いつつ、昨日の雨でぬかるみの残る登山道をのぼっていく、
岩が多くなったり、登山道がえぐれていたりと、不整地の趣きが強くなってきて、バウの足さばきを心配したが、そんな心配は微塵に吹っ飛び、それよりもぬかるみの残る道での私の足さばきのほうが不安定になっていた。情けない。
急な斜面を越えると、台地状の笹原となる。
雲が低くたれこめていたので、眺望はまったく期待していなかった。でも先ほどまで急傾斜をあるいてきてほってた体に、笹原を静かに抜ける風を当て、疲れをためないようにゆっくりと歩いてく。
目の前にガスの切れ間から少し稜線らしきものが見え。再び林の中にはいってくと、
ほどなくしてガレ場がまちうけていた。バウの足取りはとみてみると、こんな大きな岩なのに意に返さずスルスルとのぼっていく。まったくもって心強い。
ちょっとしたアスレチックを楽しむとあっという間に標高629mの山頂へと到着だ。
この先60mに展望広場との標識があったのだが、このガスのかかり具合。あまり期待ができないのでバウにおやつをあげ一服をつけて下山とした。
下りもバウの足取りは軽快。ガレ場も気にせず降りていく。
先ほどの笹原あたりで前をながめてみると、
雲がとれかかり海がみえてきた。
これはと、急ぎ山を降り塩谷海岸へと足を向けた。
今回いたるところでバウのダニチェックをおこなっていったが、ダニはついていなかった。やはりダニ予防は有効だった。これからもバウと山歩きができると思うとうれしくなる。
今回はバウとの山歩きだったため、あまり花を撮ることをしなかったが、
タニウツギが撮りやすい場所に綺麗に咲いていた。
撮影場所 | 小樽市塩谷 塩谷漁港 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
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