発寒川と東屯田川の合流点
今回のご紹介は昨年2013年11月24日に撮影をした発寒川と東屯田川です。
かなり川幅の広い川ですが、この発寒川、実は現在の流路はそれほど長くありません。しかも山間部から流れ出ているわけではなく、平地の真ん中を起点としています。元々はこの発寒川、手稲山から流れ出ている現在の 琴似発寒川の流路をたどっており、その名前も発寒川という呼称でした。札幌の開発の早い段階からその流路は変遷を重ね、 新川の開削により、その流れは分断され、新川より上流は新川の支流琴似発寒川として名をかえ、新川より分断された下流の旧川道は発寒川と名を残し近隣の小河川を集め伏籠川へとそそぐこととなりました。
そんな発寒川の河畔にある、遊水地へと流れ込み、発寒川へと注ぐのが東屯田川です。その遊水地は東屯田川遊水地として、近隣の方々の憩いの場となっています。パークゴルフ場もあったりするのですが、それ以上に名前を知られているのが、バードウォッチャーの方々や鳥撮りの方々たちに野鳥の聖地としてではないでしょうか。
この日も数名のごっついカメラを抱えたカメラマンさんたちがこの遊水地をめぐっていました。多分狙いは、
このように遊水池にあつまる野鳥なのでしょう。写真にもみてとれるように、この遊水地には池を横断するボードウォークなどもあり、鳥や水草など水辺の自然観察にはもってこいの環境を整えてくれています。
川辺は様々な親水施設があるので、そのような場所をおとずれるとほっこりとした気分になりますね。
TOPの写真の反対側をみると、手稲山が雪をかぶってきれいにその姿をのぞかせていました。
発寒川から手稲山を臨む posted by (C)ジプシー
撮影場所 | 札幌市北区屯田町1007 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | FUJI FinePix S9100 |
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