石狩放水路河口
今回は昨年8月24日に撮影をした石狩放水路河口のご紹介です。
水系域は石狩川に属し、茨戸川の途中から石狩湾新港に向けて水を分流させています。石狩川の旧川道である茨戸川はそのゆるりとしたながれ全体の水量、石狩川へその水を預ける流出口の規模などから常に洪水の危機にさらされ、また実際に洪水による被害もかなりおきていました。その茨戸川の治水を目的に昭和51年からはじまって57年に完成したのがこの石狩川放水路です。その効果はかなり高いようで、洪水の危機を何度も救っていきました。工期に6年をかけ費用も莫大なものだったとも聞きますが周辺の安全をかんがえ、その効果を鑑みると妥当以上の事業だったのではないでしょうか。
この河口部、写真でご覧のようにコンビナート群も敷設されていて、工場夜景好きの方々には結構有名なスポットのようです。また、ほんの少し上流へと足をのばしそこから河口部へと目を向けると、
このように風力発電の風車とコンビナートを一緒にみることができ、この場所が一大エネルギー基地であることが垣間見れます。
撮影場所 | 石狩市新港中央4丁目2 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | CASIO CA007 |
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