豊平川と逆川の合流点
今回は曇りの早朝の豊平川と逆川の合流点にいってまいりました。
画面左の突堤部分が逆川が流れ込む場所です。
この逆川、もとは月寒川の下流域のことで、豊平川の水位が上がるたびにその水が月寒川を逆流していく様からいつしかこの流域を逆川と呼ぶようになったそうです。逆流する川というのは大体氾濫をするもので、この逆川も例にもれず氾濫をくりかえし近隣の住民をくるしめ、なんとか治水をしようとしていった歴史があります。まずは、豊平川の新水路開削、そして月寒川の切り替えです。その結果、月寒川は新水路をたどりこの地点より東進した箇所で望月寒川を合わせ、その後北上し現在の豊平川との合流点にて場所を定めています。そこまでの詳しい経緯は白石区のホームページに掲載されています。明治44年のこのあたりの地形図も合わせて掲載されています。豊平川の流路もしっかりと記載されいますのでご覧になってみてください。
写真の話しをすると、この地点は昨年の7月にも写真を撮っています。左の写真がそれです。
この写真、写りも構図もおきにいりなのですが、いつものごとく小さいサイズしか残っていなく今回写真改めて写真をとりに行きました。
この写真実は左すみに大きな鯉?うぐい?が一匹写っているのです。たぶん産卵かなにかで浅瀬まできていたのでしょう。
さらにこの写真にはうつっていませんが、カモメが悠々と豊平川の水面をこいでいたり、小魚がこの川岸辺近くで隊列をくんでいたりと、交通量の多い札幌新道豊水大橋のたもととは思えない野趣に富んだ場所だったりします。近くには桜の杜公園という桜の名所もありますので、散歩コースとしては非常に良い場所かと思います。
おまけ、
撮影場所 | 札幌市白石区米里1条1丁目 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★☆☆☆ |
撮影機材 | SIGMA DP2 |
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