厚別川と山本川の合流点
今回から5エントリー分は昨年の7月20日から21日に訪れた川の合流点のご紹介となります。
まず最初は厚別川と山本川の合流点となります。
この写真は山本川からの写真で目の前を流れる川が厚別川になります。
厚別川はこのブログでも度々登場していますが、札幌市内を流れる川としては石狩川、豊平川についで3番目の流域規模をもっている川なのです。南区の滝野の奥あたりから流れ始め札幌市内の北東地域の中小河川を合わせながら、江別の角山で豊平川と合流をしています。さらに流路近くにはほぼ道路が通っておりアクセスしやすいので、いきおい訪れやすいポイントが多く紹介数もおおくなります。
この周辺流路は厚別新川ともよばれています。もとはちがった流路なのですが、治水のための開削により新水路として三理川との合流点あたりからほぼ直線な川として生まれ変わっています。
この山本地区及び米里地区は早くに開拓の手がはいるものの河川地域は昭和50年代まで洪水との闘いようだったようです。実に昭和36年までほぼ測量困難な場所だったようで、現在の川道や堤防がが完成したのは昭和51年までかかったとのことです。
この地域を流れる小河川や用水路はその地域の排水の目的でもあったのではないでしょうか。山本という地区名はここを開拓した山本家に由来しているそうで、この山本川の名前もそれに由来しているのかもしれませんね。
川はやはり人と自然との闘いの足跡でもあるのですね。
撮影場所 | 札幌市白石区東米里2040−63 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★☆☆☆☆ |
撮影機材 | casio CA007 |
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