沙流川とオクノ沢川の合流点
先ほどのエントリーした鵡川からすこし東に進み丘陵地帯を越えると日高と胆振をわける沙流川がながれています。2014年には国土交通省がおこなっている全国一級河川水質調査の第一位に輝いたこともある清流です。北海道最大のアイヌコタンのある二風谷の二風谷ダムにより作られたダム湖に注ぐオクノ沢川との合流点です。この近辺にはチセを復元した集落や、アイヌ博物館などアイヌの歴史を伝える施設がおかれていて、北海道のその昔の空気を感じることができる地域でもあります。
そしてこのオクノ沢川はこのダム湖公園の中を綺麗に整備された川道をつくっており、その途中には
こんなやや人口的ではありますが、小さな滝をおとしていて、ちょうど冬枯れがはじまったこの時期は、昔の北海道の冬の雰囲気をかもし出すような荒涼さを味わうことができました。
このダム湖公園を歩いている途中、少し大きめの動物の糞をみつけました。場所も場所なので、もしや!!熊のフン!と、おもいまして、近くの方に聞いてみたところ、狸のため糞だといわれました、、。そうですよね、、、こんな人の匂いバリバリの場所に熊なんか、、、と、思っていたところ、その方、冗談めかして「もし、熊のフンでもそんなにきにしなくていいよ、このあたりの熊は人になれているから(笑)」と、、、、まぁ、実際にそんな場面にであったらそんな悠長なことは言ってられないでしょうが、コタンの中でそのような冗談をきくと、イオマンテな光景を想像してしまいました。
撮影場所 | 沙流郡平取町二風谷227 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | SIGMA DP2 |
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