沙流川とコンカン川の合流点
初冬の朝の光を受けながらJR日高線沙流川橋梁を渡るキハ40形の写真でお送りするのは、沙流川とコンカン川の合流点です。
肝心のコンカン川はJR鉄橋の影に隠れてみてとれませんが、丁度沙流川が左にカーブをしたあたりで流れ込んでいます。丘の上に見える白い建物は富川高校でその裾野に日高富川の街並が広がっていきます。海沿いの町なのですが札幌近郊の小樽のような急峻な台地や山・丘がない広々とした平地が続く胆振~日高の沿岸部は、十勝の広い平野と並び THE 北海道 といった光景ではないでしょか。多分、本州の人たちが思い描く、北海道の景色の一つがこの地域にはあると思います。
この日高町、平成の市町村大合併によって、沿岸部の門別町と途中平取町をはさんだ山間部の日高町の合併によって生まれた行政域で、間に平取をはさんでの飛び地となっています。ただ以前より、日高門別・日高富川など門別町の各地域のことを呼称していたので、門別町ではなく、日高町となっても私はそれほど違和感はなかったりしますし、この地にあまりゆかりのない人たちは元々そんな名前だったのでは??なんて感想を持つ人もいるのではないでしょうか。 同じく平成の市町村大合併にて生まれたすぐそばの新ひだか町の静内町・三石町の合併のインパクトに比べると薄いのも原因かもしれませんね。
門別・富川~平取にいたる日高西部。気候も穏やかで冬もそれほど雪が積もらないとのこと、馬産の地として勇名をはせるのもうなずけます。
撮影場所 | 沙流郡日高町富川 沙流川橋 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | nikon d3000 |
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