夏もすっかりおわり秋が顔をだしてきた江別市八幡地区の篠津運河水門までいってまいりました。
写真手前をながれているのが、篠津運河。右に見える樋門からは八幡二十五線川。左から流れ込むのが篠津川の3河川の合流点です。
篠津川は当別町・新篠津村・江別市をむかしからの流路に近い流れでくねくね蛇行しながらここまできて、ほどなくして石狩川へと合流します。 一方八幡二十五線川は農業用・排水の役割をもち江別市の八幡地区の農業に貢献しています。そして篠津運河は月形の石狩頭首工から石狩川と別れここまで直線に近い流れでやってきます。
このあたりは農業地区なのですが、この篠津運河のおかげでその生業を成功させていったのでしょう。元々が泥炭地のこの地域、水はけは良くなくまた用水も不足していたので、昭和26年に石狩川頭首工の建設がおこなわれここまで各種の用水・または排水路として活躍しています。川幅などの関係からか篠津川を渡る橋よりも篠津運河を渡る橋のほうが立派に見えます。そのため篠津運河を篠津川と勘違いする方もおおいようです。
このあたりの地域にかかわらずですが、昭和56年の大洪水というのは、かなりのインパクトがあり河川治水事業がぐっと加速したきっかけでもあります。このポイントも例に漏れず、洪水対策がきっちり行われています。この写真をとったすぐそばに、篠津運河水門があります。
篠津運河水門
この水門のおかげで、大洪水の憂き目にあわなくなったとのことです。
人と自然の戦い。かなり興味深いです 。
昨年10月撮影
ここの場所も昨年撮りに着ています。
今にも降り出しそうな雲のおかげか、かなり暗い写真となってしまっていたので、今回改めて撮りにいきました。
撮影場所 |
江別市八幡44 |
アプローチ難度 |
★☆☆☆☆ |
景観 |
★★☆☆☆ |
撮影機材 |
NIKON D3000 |