カテゴリー : 江別市

千歳川と早苗別川放水路の合流点

千歳川と早苗別川放水路の合流点
4月29日撮り歩きツアー第5弾は千歳川早苗別川放水路の合流点です。

このポイント、写真のとおり芝生が綺麗に緑となり河畔林の葉も新緑の葉を茂らせています。この4月29日ツアーはと続いてきていますが、全て同じ日の撮影です。ここだけ少しだけ季節が進んでいるようにみえますね。 ここはきっちりと整備された自然なのでしょう。それもそのはずここのそばには、江別の舟運の歴史を物語るいろいろな施設や遺構、史跡があるのです。観光を意識している場所なので、キチンと整備しているのでしょうね。

今ではそれほど意識されていませんが、この江別という街は開拓期から舟運で栄えた川の街なのです。千歳川もそのころは江別地域を流れる下流域は江別川ともいわれていたようです。今回はそんな川の街江別のころを今も伝えようとしている江別防災ステーションという施設の中をのぞいてきてみました。

上川丸

石狩川外輪船上川丸実物大レプリカ

外輪船

外輪船が浮かぶころの江別のジオラマ

こんな興味深い展示が行われているのですね。

現在は北海道の文化は札幌一極集中の感がありますが、由仁川のエントリーでもふれたように開拓期には各地方にていろいろな文化や産業が花開いていたんですね。そんな歴史ロマンを感じた千歳川・早苗別川合流点行でした。

撮影場所 江別市東光町17−16
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

世田豊平川と麻別川の合流点

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前回のエントリーに引き続き野鳥の楽園!世田豊平川麻別川の合流点です。

この写真にも写っていますが、アオサギがそこかしこにいるのです。この世田豊平川の下流域、江別チャシの林の中にアオサギのコロニーがあります。以前野幌原始林にあったコロニーがアライグマの来襲によってこちらに引っ越してきたようです。よく言われる外来種による在来種への影響にあたるのでしょうね。ただ、アオサギ君たちある程度時期がたつとコロニーを放棄する癖あるそうですし、しかも彼ら実は留鳥ではなくわたりをする鳥たちなので、江別に留まっているのもイレギュラーなことのようなので、ずっとこの場所でコロニーを築きつづけるとはかぎりません。果てさてこの先アオサギ君たちはどのようにふるまっていくのでしょうか。少し気になるところです。

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去年の10月に撮った写真も合わせて掲載いたします。

川筋はみえているのですが、なんだかイマイチな感じがしたので、元野幌川との合流点を撮るついでにこちらも撮りなしました。

今回のもうひとつの主役麻別川もこう見ると小さい川のようですが、実はそこそこ川幅があるのです。川中に映えている樹木たちが邪魔をして合流点の良い感じの場所をなかななかとらせてれません。かといってこの写真のように真正面から撮ると草があろうがなかろうが、河原に寄ろうが寄るまいが同じ構図になってしまいます。角度をかえてみたりしないと面白味のない写真になりそうだったので、今回はおもいきってアオサギ君の登場をまってみました。

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いい雰囲気で草を食む牛さん親子

草も新芽になったのでおいしいのでしょうね(^^

撮影場所 江別市角山492
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIOKON D3000

世田豊平川と元野幌川の合流点

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春もすこしづつ進み街中の雪はなくなり、路傍の草も緑になりつつある札幌です。

今回のエントリーは世田豊平川と元野幌川の合流点です。前回エントリーした旧豊平川と同じく豊平川の旧川道です。もともとは札幌の母なる川、豊平川の川道なのですが、幾多の河川の改修によって豊平川は北白石川との合流地点より東区の中沼を目指しそこで石狩川と合流をし、のこされた川道は厚別川に分断されている形となり、厚別川を挟んで、豊平川側が旧豊平川、石狩川側をこの世田豊平川というような区分になりました。

この写真の撮影ポイントからもう少し下流に進むと江別チャシという有名な古墳群があります。川道が改修される前、この地域は北海道の大河石狩川に、千歳川、そして豊平川が合流する地点でした。アイヌのころからすでに人々の暮らしがいとなまれていた場所なのです。

さらにこの世田の字、東京の世田谷から取られているのです。近くには世田谷中学校って名前のまんまの学校があったりしています。第二次大戦後、東京大空襲で東京世田谷の被災者が行き場を失い、ここで農業をするためこの近辺に疎開したとのことです。

また、下流域はかなり原始河川の趣きをのこしていて野鳥の天国になっています。撮影にいったときも鴨やアオサギやいろんな野鳥がひしめきあっていました。 この写真にもなんの鳥かは判別つきませんが、水鳥が浮いているのをみることができるでしょう。

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昨年の9月くらいにとった世田豊平川と元野幌川合流点です。

対岸からの撮影ですが、元野幌川自体小さい河川でさらに藪が茂り川筋を捉えることができなかったので、今回改めて撮りにいきました。

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おまけ飛び立つかも

撮影場所 江別市角山71−52
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIOKON D3000