カテゴリー : 石狩

千歳川と早苗別川の合流点

千歳川と早苗別川の合流点

前回のエントリーに引き続き、今回も昨年2014年1月11日に撮影した写真です。

場所は、の合流点となります。

写真中央に見える大きな排水機場は早苗別川水門の名がつけられ、地域のランドマークとなっているそうです。

道立野幌森林公園の東丘陵を水源に、千歳川と並行して江別市街を抜け、千歳川に合流する早苗別川は、洪水時に石狩川の高い水位の影響を受けて内水氾濫がたびたび発生し甚大な被害を及ぼしたそうです。それを防ぐために、や水門を設置をしましたが、それでもなかなか収まらず、この水門の設置となったそうです。

江別市の千歳川沿岸は、今現在も多くの水門や樋門、排水機場の建設がおこなわれています。千歳川をとの合流点から、堤防沿いにすすんでみると、現在進行形で排水機場の新規建設や付け替え工事をしている現場をみることができます。

自然と人との攻防はいまでも粛々をおおなわれているのだときっと思えてくれる散策ルートになるのではないでしょうか。

歩み
歩み posted by (C)ジプシー

おまけ、早苗別川の河畔を歩く狐の足跡。冬はこういうアニマルトラッキングをみることができるので、楽しいですね。

撮影場所 江別市ゆめみ野東町 星宝橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 FUJI FinePix S9100

 

 

当別川と材木川の合流点

当別川と材木川の合流点

今回のエントリーは昨年1月4日に訪れたの合流点です。

さすが札幌近郊一の豪雪地帯です。良い感じで雪に埋もれています。

両河川とも樺戸山地にその源を持っています。特に材木川、こちらはその名前から材木の舟運としてつかわれていたのではないかと推測しちゃいます。本当のところはわかりませんが、、、。

一方当別川ですが、近年当別ダムが完成されており、農業用水、水道用の水源として利用されているようです。

昨年始めて完成されたそのダムを見たときその大きさにびっくりしました。子供のころ~車を乗り始めたころ~ドライブすきになっていたころを通して、そのダムになった場所をよく通っていたのですが、ダムに沈む という表現を目の当たりにしたような気分になりました。ダムってのは自然に対してものすごくインパクトのある施設なんだなと改めて実感しました。

ところで、この日は、目的が別にありました。
豪雪の中の無人駅
月形町にある秘境駅として数えられる豊ヶ岡駅へと撮り鉄としゃれこんだのです。

札幌はこの日は晴れていまして、お気楽ドライブだったのですが、現地に着くとご覧の有様でした。

それでも、秘境駅の秘境感が際立ったかなと前向きに捉えることとします(笑)

豊ヶ岡慕情
こんな感じの写真や、
秘境駅とはいうものの
いかにも北海道のローカル線なんて感じの写真も撮れて大満足な写真行となったのでした。

撮影場所 石狩郡当別町下川町1117−5
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

 

茨戸川と真勲別川の合流点

茨戸川と真勲別川の合流点

あけましておめでとうございますの、2015年最初の写真はの合流点に登る初日の出です。

手前は茨戸川が石狩川に流れ込むための生振運河(志美運河)で、ここを境に写真奥左側が真勲別川となります。元々真勲別川も茨戸川も石狩川の河川改修によってとりのこされた旧川道です。最初は旧石狩川とされ、その後茨戸川と改称され、その際に生振運河(志美運河)を境に東側を真勲別川としたそうです。

ここまでのアプローチは、夏場でしたら、運河沿いにある堤防を歩けばよいのですが、冬場はだいたいの堤防がそうであるように、ここも雪に閉ざされます。雪の上をスノーシューを駆りながらえっちらおっちらとたどり着いたので、アプローチ難度を★4つとしました。

初のスノーシューはなかなか歩きづらくまだまだ慣れが必要だと実感しました。

そんなこんなで今年も川歩きをどんどんやっていきたいと思います。

で、初日の出を拝んだあとは初詣です。かなり場所ははなれますが、今年の初詣で先は、

相馬神社

相馬神社

平岸にある、札幌50峰にも数えられている、天神山山頂の相馬神社にいたしました。

天神山登り口

天神山登り口

天神山緑地として整備されているので、地面はご覧のようにアスファルトで登りやすくなっていましたが、ここ天神山緑地への入り口は多数あり、場所場所によってはその様相も様々のようです。私は今回は天神山緑地駐車場からのアプローチでしたのでこんなかんじですが、相馬神社の参道は結構きついのぼりのようでした。

標高84.9mの天神山あっという間についてしまいました。

天神山山頂

天神山山頂、相馬神社鳥居

しっかりと今年の祈願もしてきて、今年の登り初めを終らせました。

川歩きとともに山歩きもやってくつもりですよ(^^

あとは、、、、 鉄道、、、自動車、、、滝、、ポートレイト、、なんかも攻めなきゃね(笑)

天神山からの眺望

天神山からの眺望

 

札幌50峰9座目 (天神山84.9m)

撮影場所 石狩市親船町3−27
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

千歳川と輪厚川の合流点

千歳川と輪厚川の合流点多分、これが今年の撮り納めになるかと思います。

締めとして訪れたのは、、の合流点です。

札幌の清田区有明との境となる北広島の仁別に源をもち、北広島市の市街地を堂々とながれ、この地点で千歳川に合流する輪厚川。北広島市民にはもしかしたら千歳川よりもおなじみ川なのかもしれません。

東共栄橋から北広島市市街地を望む

東共栄橋から北広島市市街地を望む

この輪厚川、親水地も結構あるようで、今回の写真をとった場所も、冬なので、雪におおわれていましたが、桟橋的な場所からの撮影です。その場所を発見するまでは、上の写真と同じように、東共栄橋からとってみたり

東共栄橋から国道274号を望む

東共栄橋から国道274号を望む

千歳川の堤防から撮ってみたりしましたが、なんだかピントこないような写真ばかりとなり、どこかいい場所ないかなと思い、バウと一緒にうろうろしていたら、その桟橋見たいな場所をみつけて河畔におりてみたら、、、

TOPのような写真がとれたわけです。

写真右の雪がたまっている場所が輪厚川がちょうど千歳川に合流をして淀む場所です。千歳川の川の色と雪の白がいいコントラストを醸し出していて、思わず何回もシャッターを押し、写真撮影の楽しさを満喫できた時間をすごせました。

なので、今回の景観は★4つとしました。

やっぱり、川の写真を撮るのは楽しいですね。

 

撮影場所 北広島市東の里53
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SIGMA DP2

幌向川と清真布川の合流点

幌向川と清真布川の合流点

そろそろ年もおしせまってきていますが、相変わらず川の写真を撮りにいっています。

今回訪れたのは、左側のまだ水が流れていると右側の川面が結氷をしたの合流点です。

夜間撮影でもあり、白と黒のコントラストが、なんとも重厚な雰囲気をかもし出してくれました。また、この合流点、グーグルマップのストリートビューで下調べをしたときには、中規模な河川と小規模な河川の合流点として見えて、あまりスケール感がかじられなかったのですが、訪れてみると、なかなかどうして堂々としたたたずまいでした。そんな雰囲気も写真で伝えられるとよいのですが、まだまだ私の腕ではそこまでは伝えきれていないかもしれません。

この合流点は、江別市の豊幌町にあるのですが、その流域のほとんどをが隣町の岩見沢市を流れています。そして、この両河川とも洪水常習河川として、同士の治水事業の要となっていたようです。その証拠に河川規模のわりには広々とした河畔をもち、高めの堤防を整備しています。もう少し下流に進むと夕張川との合流、そしてほどなくして、 石狩川との合流点があります。そしてそこからすぐに千歳川 と石狩川が合流します。要するにこの地域周辺の石狩川は、一挙に水量が増す地域なのです。大雨などで河川全体の流量があがれば、石狩川の水量増加の影響は数キロ離れたここまで及ぶのでしょう。そして護岸されていなければ、まったいらな石狩平野の終端に位置するこの地域では増水した水の行き場は自在に変わり、いろいろな場所へと流れ込むに違いありません。実際にこの場所に行くまでに通った道すがらいろいろな排水路をみることができました。きっと近々にこの地域の河川の写真を撮りに行くことなると思いますのでちょっと楽しみです。

撮影場所 江別市豊幌355
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

野津幌川と機農川の分流点

野津幌川と機農川の合流点

今回は久々の夜間撮影となりました、の分流点です。機農川は、ここで野津幌川と別れた水をへと運びます。世田豊平川との合流点は以前世田豊平川と 機農川の合流点でエントリーしています。野津幌川・厚別川沿岸の江別市大麻から角山辺りは泥炭地で、それはここを走る道路のうねりを見てみると一目瞭然です。そんな地域に人の営みを作ろうとすると、やはり排水・利水・治水との戦いなのでしょう。きっとこの機農川はその一翼をになっているのではないでしょうか。それでも、この機農川近辺は畑作よりも酪農農場が多く、畑作や稲作を広がらなかったのではないでしょうか。

そういえば、ここを走る大麻と角山を結ぶ道路ですが、雪解け期になると野津幌川と厚別川の間はよく冠水していたなと、この写真をとりながら思い出したのでした。

撮影場所 江別市大麻450
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

世田豊平川と 機農川の合流点

世田豊平川と 機農川の合流点

今回は昨年2013年11月16日に撮影をしたの合流点のご紹介です。

今年もですが、この時期になってくると気温もかなり低くなってきて、霜やらみぞれやらあられやら雪やらが降ってくるようになります。いよいよ冬が来る気配になってきます。この写真にも、雪が世田豊平川の対岸に降っているのが写っています。

機農川は、から流れをわけ世田豊平川に流れ込んできます。この川の河畔は畑作・畜産などの農業地帯が広がっています。多分周辺の排水用として、また起点に大型の排水機場があることから野幌川の治水用として開削されていった河川なのでしょう。そういった生い立ちの川はだいたいは味気のない護岸がされていることが多いのですが、この機農川にはなにか趣きが感じられるような気がします。この季節の寒さでけぶった空気感や冬枯れの木立や手前の枯れ草がそうさせているのかもしれません。こんな感覚を得るのも川歩きの楽しみだったりします。

初冬の紅
葉をおとしたナナカマドの木になる赤い実もまた冬の情景ですね。

撮影場所 江別市角山92−10
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 FUJI FinePix S9100

早苗別川と筋違川の合流点・早苗別川と早苗別川放水路の分流点

早苗別川と筋違川の合流点・早苗別川と早苗別川放水路の分流点

今回から2エントリー分は昨年の10月26日に撮影をした合流点のご紹介です。

写真手前から流れるが写真左からながれてくると合流し、すぐさま早苗別川がへと流れを分けるポイントです。合流点好きとしては地図で見たときすこしテンションがあがりました。こんな近くで合流点と分流点が接しているなんて!!

わくわくして現地をおとずれてみると、ご覧のようにちょろちょろとした流れの小規模河川の集合のような場所で、ちょっと肩透かしでした。

ただ、早苗別川の下流にいくともう少し川幅もあり立派な水門もあります。千歳川からの逆流してくる水の分もありますでしょう。もっと元をただしてみると、水位が石狩川千歳川>早苗別川の順で低くなっているので石狩川が増水するとこの河川まで影響がでるのかもしれません。そのための放水路なんでしょうか。ただ早苗別川にはその昔船も浮かんでいたほどの水をたたえていたので、その治水の目的でもあったのでしょうか。そんなことを考えながらよくよくできた写真をみてみるとなかなか味わい深いポイントのように感じてきました。

おまけ。

この場所に行く前に、江別の錦山天満宮によって落ち葉の参道を撮ってきました。
江別市錦山天満宮
江別市錦山天満宮 posted by (C)ジプシー

撮影場所 江別市上江別303
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

石狩川と篠津川の合流点

石狩川と篠津川の合流点

今回のご紹介ポイントはの合流点です。風がつよかったので、奥に見える石狩川の川面は海のように波立っていました。

篠津川は地図を見るとわかるように中流域からくねくねと曲がりくねってここまで流れてきています。かなり昔の流路をのこしているように見えます。

ただ人の手がはいっていないかというとそうでもなく、江別の中島地区にある中津湖あたりがむかしの合流点のようで、そこから一旦北上させて、をあわせてから再度南下し石狩川に合流を果たします。

しかし堤防内の様相は、かなり原始河川の様相で石狩川との合流点を見渡せる場所は、この写真のポイントがぎりぎり近い場所になります。

何箇所かさがしてみたのですが、ほとんどが藪にさえぎられており川面までたどり着くことままならず、対岸の堤防から藪刈りがおこなわれたところをみつけてなんとか川面までは到達できたのですが、あたりを潅木にさえぎられ、合流点を目にすることができませんでした。人の踏跡を拒むかのような篠津川のご紹介でした。

雨雲境界

昨年の10月27日にこのポイントはおとずれており、機材の性能と天気のおかけでイマイチぱっとした写真がとなかったので、今回改めておとずれました。
おまけ
フラノ紅葉エクスプレス

今年のフラノ紅葉エクスプレスはキハ183系改造車のクリスタルエクスプレス車両

江別の石狩川沿いを訪れるときはわりと立ち寄る江別防災ステーション駐車場で撮り鉄をしてきました(^^

撮影場所 江別市八幡124−46
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

元野幌川と屯田川の合流点

元野幌川と屯田川の合流点

今回のエントリーは昨年の10月5日に撮影をしたの合流点となります。

手前から流れてくる元野幌川。流路を地図でたどっていくと江別西インター付近でその流路の始まりを示しています。しかし、そこからまだ上流をたどってみると、野津幌川に行き当たります。wikipediaで調べてみると、20世紀の前半まで、豊平川に直接注いでいたとの記述があり、 豊平川はというと20世紀前半のころは現在の旧豊平川世田豊平川の流路をたどって石狩川に流れ込んでいました。そしてこの元野幌川が注ぐのは世田豊平川です。ここまで条件がそろいさらに野幌の名前から察するに野津幌川の旧流路だったのではないかとの推察ができます。ただ、ここの地域名も元野幌なので、ただ単純に地域名を取った河川名なのかもしれません。インターネットではこの元野幌川の出自に関しての記述はなかなか探しきれませんでした。これ以上の真相を探ろうとすると江別地史とか江別の古地図が必要になってきますね。

そして屯田川。 江別は元々屯田兵による開拓と北越殖民社による開拓の2大開拓勢力によって拓かれてきた地です。野幌という地域名はどちらかというと北越殖民社の手がはいっている場所がおおいのですが、その地域名を冠した川に屯田の名を冠した河川が注ぐって言うのもなかなかロマンを感じられますね。

そういえば、どこの出版の地図川はわすれましたが、この合流点から下流を屯田川として表記しているものを見かけた気がします。

なんてことをかんがえながら歴史に思いをはせる川歩きをした2013年10月5日なのでした。

野菊のフォトフレーム

おまけ。元野幌川の川端に咲いていた野菊

 

撮影場所 江別市元野幌968
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon COOLPIX2500