カテゴリー : 新発寒

中の川と旧中の川の合流点

中の川と旧中の川の合流点
今回のエントリーが中の川散策の最後になります。

実はここまで足を延ばすつもりはなかった中の川と旧中の川の合流点になります。なぜ、足を延ばすつもりはなかったのかというと、

CA3K0631実は昨年の9月頃にここは訪れていて、

←のような写真を収めているのです。今年3月にエントリーした中の川と三樽別川の合流点中の川と西宮の沢川・富丘川の合流点の記事にも以前映した写真として掲載しているものと同時期に撮ったものです。携帯写真ですが他の2枚と比べても構図や写りはわるくはないので、今年の9月頃にこのブログに掲載しようと温めていました。

ところが、今回の訪れて桜堤を撮りあるているといつの間にやら下手稲通りの橋まできてしまっていたので、ついでなので撮影をおこなったわけです。

軽川桜堤

こんな見事な桜並木が続くと散歩の足もすすみますね。

 

一本桜

綺麗な淡い色の桜ですね。

 

こんな撮り歩きも楽しいものです。

影場所 札幌市手稲区新発寒4条6丁目19−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 Canon EOS Kiss X2

中の川と第一わらび川の合流点

中の川と第一わらび川の合流点
中の川散策第2弾エントリーになりやっと桜がお目見えしましたね。ここは中の川と第一わらび川の合流点です。

先ほどのエントリーの中の川と軽川の合流点からほど近い場所にあります。この第一わらび川は中の川にそうように流れています。地図をみると、中の川と旧中の川の合流点あたりから源を発しています。先ほどのエントリーにもかいていますが、この中の川、なりたちから流路形成までかなり迷走をしている川です、通常ならば治水の目的として開削されているのかと予想を立てるのですが、そのような経緯があるので、もしかしたらもっと他の理由があるのではないかと妄想をしてしまいますね。たとえば、中の川の新水路開削をするときに水を呼ぶために作った流れとか、余分な水を逃がすために作ったとか、、、。しかもこのわらび川、ネットでの情報は殆どありません。まぁ、その真相は中の川を開削した人たちでなければわからないことなのでしょうけどね。もしかしたらこのあたりの過去の地図を読み解くと真相がわかるかもしれませんが。。

それは、さておき対岸の桜、綺麗に並んでいますね。この桜20世紀後半に住民による「軽川と桜並木を育てる会」というグループが植樹をしていったそうです。札幌は元々それほど桜並木のある街ではなかったのですが、各地でこのように桜並木を作っていく運動が20世紀後半に沢山あったようです。ほかに有名なところだと新川桜並木なんてのもあるようですよ。

 

撮影場所 札幌市手稲区新発寒6条10丁目5−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

中の川と軽川の合流点

中の川と軽川の合流点 GW後半戦2日目です。今回は手稲を流れる中の川を散策してきました。
桜と川の風景を撮りたくて、どこにしようかなとインターネットをさがしていたら、この中の川の堤防には軽川桜堤という桜並木があることをみつけました。これは行かねば!とあいなりました。

ところで、この写真桜は?との疑問はありますでしょうが、まずは、中の川と軽川の合流点です。

この両河川、手稲地区の開拓の影に翻弄されていった川なのです。

軽川は、手稲山の中腹辺りに源をとり手稲の市街地を流れここで中の川と合流をしているのですが、この名称、現在の手稲本町あたりの地名だったそうです。またこのこの流れは大正期以降の河川改修によりつくられたもので、元々はもう少し西側に流れを型どっていました。その古い流れは、現在の旧軽川として残っています。参考 Wikipedia 軽川

また、一方中の川はというとものすごく複雑な経緯でこの名前とこの流れになっているようです。

手稲山の麓に位置するこの手稲地区には元々大きな流れとして発寒川(現琴似発寒川の流路と現発寒川)と追分川の二つがあり、その二つは現在の石狩市の藤女子大あたりで合流をし伏籠川に合わせ、石狩川に流れ込んでいたそうです。
そしてこの中の川は追分川と琴似発寒川の二つにはさまれていた小さい流れだったそうです。その流れが数多の改修を重ね今の流れを、、、、。とは素直にいかないようで、現在のこの流れは、追分川と中の川の改修を行いその流れはモザイクのように入り組み、その結果河川規模としては大きかったはずの追分川の名前は追いやられ中の川となっていったそうです。この辺の詳しいことは百花繚乱@シニア様の::歩行記(手稲追分川・旧中の川を歩く)に手稲の地史を交えかかれていますので、ご興味があればご一読をお勧めします。

そんな中の川なのですが、実は旧中の川ってのもあり、余計発祥となる流れをわからなくさせています。

でも、これはこれで面白いものです。人の営みと川の関係によって生まれたミステリーなかなかロマンがありますね。

撮影場所 札幌市手稲区新発寒6条10丁目8−3
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 Canon EOS Kiss X2