カテゴリー : 稲穂

濁川と金山川の合流点

濁り川と金山川の合流点

今回のエントリーはの合流点です。この写真だと二河川の合流点がよくみえませんね。

と、いうわけで、

濁川と金山川の合流点

左から金山川・手前から濁川

こんな感じです。

前回、濁川と稲穂川の合流点の合流点のエントリーで濁川は汚い川との記述をしましたが、ご覧なっていただけるように、その名前からとは正反対の清い流れとなっています。きっと線路沿いの濁川の流れも草におおわれてはいますが、きっとこのように綺麗なながれなのでしょうか。ただ線路沿いの河原には不法投棄らしいゴミがおかれていて美観をそこねていたのも事実です。そういえば川べりってゴミの不法投棄されているような場面をよくみかけます。なんとか綺麗に保ってもらいたいものです。

で、前回はSLを撮りにここまでいっていたのですが、今回も鉄撮りです。

臨時団体711系電車ありがとう711系

臨時団体711系電車ありがとう711系

来年の3月で引退となることがきまった赤電車こと711系の臨時団体列車が走るからなのでした。しかも国鉄カラーです。711系電車自体はとりあえず今も運用はされているのですが、その数を徐々にへらしてきていて、さらに国鉄色の711系となると、時刻表からはよみとれないのです。今回のように711系をつかった臨時団体列車だと確実に711系が走るのがわかるので狙いやすいのです。ただ、もしかしたらJRカラーの711系になるかもしれないとの情報もあり、国鉄色がはしってくるまでは少しどきどきしていました。

写真をみるとわかるように、現役の車両としては窓が開く唯一の電車です。これだけでも旅情感をかんじられますね。この電車通勤時にも乗ることがあり、その中はというと4座ボックスの昔ながらのレイアウトなので、通勤時のラッシュ以外にのれるとしたら凄くいい気分になれるかもしれませんね。

子供のころの特急以外の電車といえば711系でしたので、いままで現役でいてくれたことがうれしくなりますし、それがとうとう引退するっていうとさびしくなります。

そんな気分をいだきながらの川撮り紀行でした。

撮影場所 札幌市手稲区稲穂2条5丁目1−15
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

濁川と稲穂川の合流点

濁川と稲穂川の合流点
いきなり鉄道写真からはじまりましたが、この手前にが合流しています。

なぜこの写真ではじまったかというと、秋の濁川は

濁川と稲穂川

秋の濁川と稲穂川の合流点

このように、水量もすくなくなり、夏から伸びてきた雑草で川面をおおわれていきまして、なかなか写欲のわかない川になってしまいます。

そこで、季節を変えて草枯れの初冬か、春先での撮影もかんがえたのですが、ちょうど今週からJR北海道の秋の風物詩「SLニセコ号」が走るタイミングなので、ここまで写真をとりにいきました。

SLニセコ号は札幌~小樽間はご覧の通りディーゼル機関車DE15によって牽引されていき黒煙を吐くシーンは、この区間では拝めないのですが、今回のメインは補機のディーゼル機関車DE15なのです(笑)。貨物列車の牽引機関車として活躍することがおおかったDE15なのですが。最近はレッドベアにその座を明け渡した感がありなかなかお目にかかれなくなってきてまして、蒸気機関車C11とディーゼル機関車DE15の重連も結構レアなシーンではないかとおもいまして、、、。 さらに、SLニセコ号来年以降の運用は休止だそうで、、、。 多分、このブログでも、トワイライトエクスプレスとともにSLニセコ号の登場が今年は多くなるのかと思います。

ちなみに、稲穂川側から合流点を眺めてみると、

稲穂川側から合流点を望む

稲穂川側から合流点を望む

このような眺めになります。3面護岸で川底も整備されてて水の流れが見やすいですね。

濁川も稲穂川も手稲金山地区の鉱山周辺を源流としています。濁川の名前自体も、鉱山の排水で水がにごっていたから。というのが由来だそうです。現在は水質改善もすすみ、稲穂地区では濁川を天の川に名称変更しようという動きもあるとの話もあったりしています。ただ、この鉄路脇の濁川の流れをみると、水質に関しては問題ないとしても、これを天の川とは呼べないよなという気分になりますね。

川はどんなに小さい流れでも上流からどんどん土砂を運んできます。年月がたつと流れが緩慢な流域の川床にその土砂が堆積していき、そこに草が生えちょっとした湿地の様相を示してきます。特に2面護岸を施されている川はそれが顕著に現れるようです。なんかは数年に一度川床の地ならしを水をせき止めておこなっていますが、元が自然河川の濁川で連絡水路も持たないとなるとなかなか難しいでしょうね。

親水・景観目的での川の利用はごく一部に限られていることを今回の川撮りでひしひしと感じてきました。

撮影場所 札幌市手稲区稲穂1条6丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2