雁来新川と雁来川の合流点
昨年2013年12月14日の撮影になりますが、実は本日2014年12月13日もこの写真と同じように、ぐっと冷え込み風も強く、北側のみ青空で他三方は雪雲に覆われていた札幌です。
地吹雪が舞い上がるこの場所は東区東雁来の雁来新川と雁来川の合流点です。手前の幅広河川の雁来新川に雁来川が流れ込む形にはなっています。雁来新川自体、札幌の東区を流れる小河川(丘珠藤木川や苗穂川等々)の水を豊平川に運ぶ役割をもっていますが、今回訪れた雁来川から派生された水路なのかは私にはわかりません。~~新川と名のつく川は、だいたい旧水路を治水などの理由でつけかえをおこなった時に名づけられるものだとおもっていましたが、篠路川と篠路新川の関係のようにその生い立ちがまったくかかわりのない河川があったりもするので、もしかしたら今回の雁来新川もその利用されている状況をみると、その関係性はそれぞれの1河川として合流してるだけかもしれません。
ところで、雁来新川に注ぐ名前のついてる川なのですが、調べていくとほぼ昭和56年の洪水の件をきっかけにどんどん整備されているようでした。伏籠川だったり、豊平川だったり、石狩川だったりがのこしていった広大な泥炭地だったはずで、そのため水はけががわるかったのでしょうね。
そんな未開の原野を想像できるような風景にこのTOPの撮影ポイントから振り向くと見ることができました。
整備はされていても、広大な原野だったぽい東雁来野豊畑地区の風景に流れる雁来川です。
ただ、ここもどんどん宅地が進んでいるので、あと数年もすれば閑静な住宅地となるのでしょうね。
撮影場所 | 札幌市東区東雁来14条2丁目13−13 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★☆☆☆☆ |
撮影機材 | nikon d3000 |