あいの里修景水路「せせらぎ」を歩く。

あいの里修景水路「せせらぎ」
トンネウス沼を1週した後、あいの里地区の地図をみてみいてきになっていた、にいってみました。

この写真にうつっている水をポンプでくみ出しているところが、この水路の起点となっています。場所はあいの里公園のすぐとなりのたつのこ公園に高く盛られた土の上です。

なかなかにいい雰囲気をかもしだしています。造園センスがひかりますね。

せっかくなので、この水路沿いにバウと歩いてみることにします。ルートは上の図にGPSログを記載しています。総距離は約3kmでした。

たつのこ公園の噴出口をでた水路は、公園の外周を回り、

たつのこ公園内のせせらぎ

たつのこ公園内のせせらぎ

あいの里の住宅地の中へとながれていきます。

1980年代に住宅・都市整備公団によって計画的な整備がおこなわれた、あいの里地区です。住宅街といえども、無造作な宅地といった感じはまったくなく、

あいの里

あいの里

整然と、景観よく、しかもこの水路も街並の一部として景観の一躍をになっています。住宅のカラフルな外壁、水路脇を庭の花、程よく蛇行するする水路、とてもいいバランスです。たしか昨年くらいにこの水路を地域住民で綺麗にしようという運動があったようで、余計な藻などもなく綺麗な水面をみせてくれています。

たつのこ公園からまっすぐ西にむかっていた水路もあいの里北公園にぶつかるあたりで、一旦南下します。

あいの里北公園わき

あいの里北公園わき

この区間は、あいの里北公園と 鴻城小学校の間をながれていて、住宅の庭木はみえなくなり、柳の並木になります。

あいの里北公園通りをわたると、

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水路はなかなか和める蛇行具合となり、目をたのしませてくれます。

その蛇行区間を過ぎると、水路は再度西進します。その河畔は再び住宅街の中にはいっていくわけなのですが、

再度住宅街へ

再度住宅街へ

こんなおしゃれな区間があるのですね。なんだか高級住宅地みたいです。

うらやましい気持ちをいだきながらまだまだすすんでいくと、水路はあいの里公園通りへとぶつかり暗渠へ一時もります。

あいの里公園通り歩道橋

あいの里公園通り歩道橋

ここの歩道橋もしゃれているデザインですね。

あいの里公園通りを超えて、あいの里西公園にぶつかると、今度は一旦北上します。

白樺並木

白樺並木

今度は、並木が白樺の並木となります。変化のある流路にあきることなく歩みをすすめていけます。

あいの里三条郵便局あたりで、再度水路は西進をはじめ、水路の水も

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護岸幅いっぱいになりだし、そろそろ修景区間も終りそうな雰囲気をだしてきます。

あいの里循環通りをわたるあたりで、金網の暗渠となり、

金網暗渠

金網暗渠

この暗渠から顔をだした、水路は、

修景区間は終り。

修景区間は終り。

修景区間が終了したよと言いたげな三面コンクリート護岸で、藻もうく普通の水路の顔となります。

ここから先は、ニュータウンの造成地区とは違うのでしょうか、よくある普通の宅地の景観となりました。修景区間はおわりましたが、せっかくなのであるいていきます。周りは畑もみえだし、地域の散策路として整備されたあいの里緑道も交わりだしてくると、

そろそろ終り?

そろそろ終り?

畑の先へと、暗渠の中にすいこまれていきます。
川筋が見えなくなったので、どうすすもうか逡巡しましたが、このまま道路にそってあるいてみると、

水路然

水路然

車の板金屋さんの先で、このような水路然とした「せせらぎ」が顔をだしてくれました。
この水路のゴール、ペケレット湖まではあと少しのところです。このまま水路沿いにあるいて、藍の道に突き当たると、

探訪終了地点

探訪終了地点

水路はペケレット湖園の敷地内へとすいこまれていきます。
ちなみに、この水路を吸い込むペケレット湖園は、

ペケレット湖園

ペケレット湖園

現在は予約のみの対応とのこと。
いきなりははいっていけないし、お金かかるし、バウもいるし、今回の探訪の終了地点はここまでとしました。

ほかの地域ではなかなかみられない宅地の中を約3kmも水路が流れる美しい街。なかなか大規模な計画だったのでしょう。一時期は水路の水が藻で覆われ匂いもはなっていたのこと。人の手をかけ造成された設備なのだから、できれば今のこの美しい景観をこれからもきれいいに維持してほしいなと、部外者ながらおもってしまいました。

撮影所 札幌市北区あいの里
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000 / SIGMA DP2