滝の沢川(小樽内川支流)と一ノ沢の合流点
春の山っぽい写真がとれました。
ここは、定山渓の滝の沢林道に沿い滝の沢川(小樽内川支流)と一ノ沢(小樽内川支流の滝ノ沢川支流)の合流点です。写真を横切るのが滝ノ沢川なのですが、その正面の滝を落としている沢が一ノ沢ではなく、手前のスノーブリッチの下をながれているのが、一ノ沢です。あきらかに正面の滝にフォーカスがあたっているわけですが、実はこの二つの河川の合流点を狙いにここまできたわけではなく、滝ノ沢と小樽内川の合流点を狙いにと札幌50峰の四ツ峰を登りにきたのです。その写真と四ツ峰山行は次のエントリーに譲りますが、四ツ峰へと向かう林道の途中で、滝の沢にあわせる大き目の沢とその正面に流れる滝がなんとも春っぽい山の風景だったのでシャッターを切っていたのでした。
そして、帰ってきてからインターネットでいろいろとみていると、どうやらこの大き目の沢、名前を一ノ沢といって、この沢が雪でうまっている時期にその沢型を利用して烏帽子岳へと登るルートとして、三~四番目くらいには利用されているルートであるということだったのです。
それならばということで、このブログへとアップしようときめました。そういえば、この沢のそばに新たらしめのピンクテープがくくりつけられていました。今年もだれかかれかのぼっていっていたのでしょうね。
ところで、この一ノ沢のタグがえらい長いことになっていますね。小樽内川の支流の滝ノ沢川の支流の一ノ沢なんてね。これだけ山の中にはいってくると、沢の命名も似たような名前が沢山出てきます。そこで苦肉のさくとして、こんな長い名称をタグとしてつけました。だいたいこの沢を合わせる川の名前、滝ノ沢だって札幌市内だけでも結構な数があります。このブログでも星置川支流の滝の沢という川も紹介していますしね。
そういえば、この滝の沢って名前、こういう名前がついている川はだいたいは滝があるに決まっています。その一つが、写真正面に写っている無名沢から流れ落ちる滝なのでしょうか。滝として流れているこの沢は、なにもこの雪解け期だけの沢だけでもないようで、ほんの少し上に目を上げるとしっかりと砂防ダムがあったので、きっとかれることのない沢なのでしょうね。ほかにもこの滝ノ沢川、
いたる所から小沢に雪解け水がながれていました。見ている分には春の山の雰囲気倍増でとてもたのしいのですが、下山するときには沢型には入らないようにと心に決めて林道を歩いていったのでした。
撮影場所 | 札幌市南区定山渓 滝ノ沢林道 |
アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | NIKON D3000 |