厚別川と不老の沢川(野牛沢川)の合流点

厚別川と不老の沢川(野牛沢川)の合流点
雨の滝野すずらん丘陵公園にいってきました。

目指すは、まずの合流点です。

雨と書きましたがこの場所に到達するまでは霧雨状でした。ところが厚別川を渡る橋の上から不老の沢川との合流点を撮ろうとしたころで、雨脚が強めになってきました。そうそうに写真を撮って次の目的地、アシリベツの滝に向かい歩みをすすめました。

厚別川にそそぐかわいい沢

厚別川にそそぐかわいい沢

途中にこんなかわいい沢があったので、DP2をだして写真を撮っていると急に雨脚がつよくなってきました。

近くの木陰で雨宿りをしていてもなかなか雨脚が収まらず一旦退散をかんがえました。

中央の広場までもどり、大きな橋の下でバウと雨宿りをしつつなんとか雨脚が収まるのをまっていました。。。

バウとちょっと雨宿り

バウとちょっと雨宿り

以下次のエントリーへ。

ところで、この不老の沢川の奥には滝があるのです。

不老の滝

不老の滝

アシリベツの滝にいったあとに訪れた不老の滝です。滝野すずらん丘陵公園には4つの滝があるのですが、それぞれいい表情を見せてくれます。

CA3K0384昨年もこの滝野すずらん丘陵公園へ訪れていて、この厚別川と不老の沢川との合流点をとってきたのですが、うつりがいまいちでしたので、今回改めての撮影行としました。

不老の滝にもその時おとずれていて、道中のうっそうとした遊歩道にびっくりしたのですが、先週の琴似発寒川と宮城沢川の合流点での藪こぎを経験したあとだと、とても緩い遊歩道にしかみえませんでした。

山歩きをする人たちってこういう風に難所の感覚のハードルがどんどん下がってエクストリーマーになっていくのでしょうかね。

 

不老の沢沿いの遊歩道

不老の沢沿いの遊歩道

 

撮影場所 札幌市南区滝野67
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と旧豊平川の合流点

厚別川と旧豊平川の合流点
以前エントリーをした厚別川と野津幌川の合流点からほんの少しだけ上流に移動したことろに、このの合流点があります。

世田豊平川のエントリーや、旧豊平川のエントリー、豊平川のエントリーなどで都度触れていますが、札幌を形成している扇状地をつくったのが豊平川であり、その豊平川は大規模な改修をうけている。そしてその豊平川の昔の川道が世田豊平川であり、この旧豊平川なのです。

旧豊平川はもう一方の世田豊平川と比べると、流量もすくなく雪解け時期や大雨の時以外はほとんど淀みのような流れです。川の合流点には排水機場なんてのがつきものだったりするのですが、この旧豊平川を厚別川に合わせるための施設は、

厚別排水機場

このようなプールにありそうなポンプの配管がある施設なのです。

しかも排水機場にはつきものの貯水施設もないのです。流路それ自体が貯水地という考えでもいいかもってついついおもっちゃいました。

2013年10月の写真

この合流点にも昨年訪れています。

←の写真がその2013年10月ころに撮った写真です。

川の撮り歩き初めて4カ月くらいたったころで、このような樋門の看板がとても新鮮におもえ、これを主題にとってみた記憶があります。たしか、FUJIのFINEPIX S9100を入手したすぐなので、いろいろと構図にチャレンジしてみたかったのかもしれません。

今となっては、このような樋門、規模の違う河川の合流点にはいつも当たり前のようにありますので、この構図は失敗だったと思い今回改めて撮りにいったのでした。

 

厚別川の堤防をあるいていると

庭とかでもよく見かける花

庭とかでもよく見かける花なのですが、名前がわかりません。野生化した園芸種なのかな~~?

こんな花がさいていました。

 

 

撮影場所 札幌市白石区東米里2024
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SONY CYBERSHOT DSC-W170

豊平川と厚別川の合流点

豊平川と厚別川の合流点
全国的に気温の上がった本日6月1日です。
そんなあつい一日にいったのは、豊平川厚別川の合流点です。

札幌の扇状地を形成した豊平川と札幌北東部を形成してきた厚別川。両河川とも札幌市民の間ではとても親しみ深い川です。

この厚別川、現在は豊平川に過去も豊平川にそそいでいるのですが、実は一時期だけ石狩川にそそいでいた時期があったようです。豊平川の新川道を開削したのち、それまで豊平川にそそいでいた厚別川は残された豊平川の旧川道をつたい石狩川へとむかっていったようです。その後、厚別川の新川道が川下地区に開削され現在の流路となっていったのだそうです。

と、いうことは世田豊平川は豊平川の旧川道だけではなく厚別川の旧川道でもあったわけですね。豊平川の二つの旧川道、旧豊平川と世田豊平川が別々の名前をもっているのも合点がいきますね。

CA3K0299この合流点へのアプローチは2回目で、去年の6月にもおとずれています。約1年ぶりとなるわけですが、←の写真にうつっている足元の三角地は今回の写真をみてみてもわかるとおり水没していました。

たった一年で地形がかわるものなのですね。

 

 

 

河川の治水がしっかりおこなわれている現代にあってこのかわりようってことは、それ以前の川周辺の地形って季節ごとにダイナミックにかわっていたのでしょうね。

このブログをあげつつつらつらと自然の力のダイナミックさに関心をしてしまいました。

撮影場所 江別市角山380
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

厚別川と野津幌川の合流点

厚別川と野津幌川の合流点
今日2つ目の撮影ポイントです。

左にながれているのが、野津幌川。右に流れているのが、厚別川。その両河川の合流点です。

この両河川、札幌北東地域をながれ、各小河川を取り込みここで厚別川となり、もう少し下流で豊平川に流れを預けます。

wikipediaによると、野津幌川は

20世紀の前半まで、豊平川に直接注いでいた。下流は低地で、水はけの悪い泥炭地であった。長く農地にされず、20世紀後半に札幌市の人口が拡大するに及び、住宅地として開発が望まれるにいたった。軟弱な地盤の上に堤防を作る際に、長い年月と労力が費やされ、完成した堤防の4倍の量の土が投入された。それだけの量が湿地に沈みこんだのである。引用元

だそうです。

厚別川の旧豊平川の合流点から世田豊平川までの区間は元々豊平川の流路であるので、若干の川道改修が行われていたとしてもたぶんこの辺での合流だったのではないでしょうか。

DSC02501厚別川の下流域は都市部での河川敷とはまったくちがって親水地域にはなっておらず、堤防から川面までかなりの距離があり、かつ川面までいくのには季節によっては背の高い藪をこがなければいけません。

←の写真は昨年の10月に訪れた時の写真となります。

一面藪とすすきの海になっていますね。この時はさすがに川面までたどりつこうとはおもえませんでした。

まだ草木が育ちきっていない春のこの時期ゆえに今回のように川に近付いての写真をとることができました。でもこんな時期もそろそろおわるのでしょね。桜も終わりたまに降る雨は冷たさをひかえはじめているので、草草の絶好の成長期がすぐ目の前に迫っています。

特急スーパー宗谷

川の写真をとりに行く前に立ち寄った大麻跨線橋から葉桜になりつつある桜の木を前景に稚内行特急スーパー宗谷を撮影しました。

 

影場所 江別市元野幌1160
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と世田豊平川

厚別川と世田豊平川
本日の午前中はうすぐリもの天気の札幌です。今回のエントリー厚別川世田豊平川は江別になるのですが写真のようにしっかりうすぐもりです。

今回のエントリーには合流点の表記はしませんでした。排水機場があり、流れの方向も厚別川の流れに準ずるかたちでかたどられている世田豊平川なのですが、厚別川の支流扱いではなく、あくまでの石狩川の支流こちらでエントリーしていますなのです。

もう少し厚別川を上流に行くと厚別川と旧豊平川との合流点があります。世田豊平川と旧豊平川の成り立ちは以前にも何度か本ブログでも書いています。今回ここを訪れるまでは、世田豊平川の流れは下流域に向かって逆ノの字状になっているものと思い込んでいました。ところが現場をこの目でみてみると見事に合流点然とした様相をしていることに少し驚きました。流れの方向もしっかり厚別川側に流れをつくっているのですから。これはどこか途中で流れがわかれているのでしょうか?? 世田豊平川に流れ込む川の合流点(元野幌川麻別川)や、石狩川との合流点はおとずれていましたが、流れ自体は緩慢としておりどちらの方向に流れているかはあまり気にかけていませんでした。今度機会を作って世田豊平川の流れの方向を調べてみたいとおもいます。

う

厚別川の堤防を歩いている時に見つけた鳥。 ウ? なのですかね?

影場所 江別市元野幌1107
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

野津幌川と熊の沢川の合流点

DSCF6548 (2)
4月29日ツアー第二弾投稿は、野津幌川熊の沢川の合流点です。

野幌森林公園の原生林の中に端を発しもみじ台の野津幌川緑地にて野津幌川と合流します。写真でみると自然のままに流れているようにみえますが、ほんの少し上流をのぞめば、三面護岸でびっしりとコンクリで覆われています。それもそのはずで、ここもみじ台は札幌の北部地区の一大団地地区となっていてかなりな人口をほっこっている場所なのです。この写真を撮影した日もこの川が沿っているパークゴルフ場は大盛況でした。

CA3K0597ここも去年写真をとりにっています。

写りは携帯電話でとった割には悪くはないのですが、構図的漠然としているようにかんじましたので、今回改めてとりにいきました。

撮影場所 札幌市厚別区もみじ台西7丁目1−12
アプローチ難度 ☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 FUJI FinePix S9100

野津幌川と大曲川の合流点

DSCF6542 (2)
GW前半戦 ものすごく天気のよい札幌でした。
今日はいろいろと撮り歩いてきたので、エントリーがたまっています。 今日中にはUPできないかもですが順々にUPしていきます。

まず4月29日ツアーの第一弾は、野津幌川大曲川の合流点です。

河川ってのは大体市区町村各支庁の境目になっていたりするのですが、この左から流れ込む大曲川も札幌市と北広島市の境界を流れ、野津幌川に注ぎます。ただ合流点付近の市境界をみてみると、合流点よりも若干野津幌川上流に境界がひかれています。これはもしかして、大曲川の流路と野津幌川の流路が境界を制定した当時は現在と違う流れだったのでしょうか。

この合流点は上野幌駅が近く線路を走る電車を望むことできます。今回はせっかくなので寝台特急トワイライトエクスプレスも狙ってみました。編成が非常に長く、今回持っていたS9100のワイ端(35ミリ換算18mm相当)を使用しても全貌がおさまりきりません。 こういう局面になると超広角レンズがほしくなりますね。

DSCF6539
おまけ。トワイライトエクスプレスを待っている間にやってきた733系電車。9時後半台の普通車両は3両編成なんで、若干ズームしてもおさまるんですけどね~~。

撮影場所 札幌市厚別区厚別町上野幌717
アプローチ難度 ☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 FUJI FINEPIX S9100

厚別川と二里川の合流点

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今回のエントリーは厚別川二里川の合流点です。

以前ご紹介した厚別川と三里川の合流点から1kmほど上流にさかのぼった場所になります。名前も三里川とにてますね。流路は両河川とも平岡~里塚あたりを源とし、二里川は北星大学の丘の横を沿い、三里川は平岡公園の横を沿いながら厚別の馬場公園の横を流れており、ほぼ平行して兄弟のように流れをかたどっています。札幌の川によくあるアイヌ語的な語感は感じられなく、命名は明治期にされたようです。由来は諸説あるようで、1里塚、2里塚、3里塚などからとか、単純に三里川の手前に流れているので二里川にしたとか、、、。

このあたりはいろいろな流れが集まる大湿地帯だったのですが、現存しているということは、三里川ともども湿地を形成する比較的はっきりとした流れだったのではないでしょうか。また流域の土地形状も小さな谷あいを形成していて三里川と似ています。現在は大谷地と平岡の境目あたりで流れをあらわにしている二里川ですが、平岡地区ホームページについ最近まで二里川が平岡地区をよこぎっていたことが記載されています。

DSC03084

また、この合流点はこの時期をすぎると背丈まで藪が生い茂り、潅木が立ち並びかなりアクセスに難のある地点でもあります。それゆえ前回は雪がつもってから写真を撮りにいったのですが、冬は冬でこのあたりの排雪場になっており近づくのがこれまた困難になっていました。そのときに撮ったのが左の写真です。

やはり川撮り(合流点めぐり)に最適なシーズンは春先なのだと改めて実感します。

DSCF6530-1
この地点でのんびりとした鴨さん。人が良くあらわれる場所に出入りしている鴨さんはわりと鷹揚な性格なのか人なれしているのか、あまりにげだしませんね。

撮影場所 札幌市白石区流通センター5丁目7−35
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 FUJI FINEPIX S9100

厚別川と三里川の合流点

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今回のエントリーは厚別川三里川の合流点です。

札幌の陸運流通を一手に引き受ける大谷地の流通センター&JR札幌貨物ターミナルのそばに位置しています。住所も札幌市白石区流通センター7丁目6−1となります。元々はこのあたりの地域名の通り広大な谷地がひろがっていたそうで、その後札幌の都市化が進んでいくにしたがって、谷地は範囲をせばめその代わり大きな空き地が広がりまたその後にこの場所が流通ターミナルとなっていたのです。付近には倉庫や燃料基地が立ち並ぶ倉庫街となっています。札幌には港がないので、この場所が港といってもいいのでしょう。

そんな流通街にて流れをあわせるのが厚別川と三里川です。三里川は里塚あたりを源として平岡公園を横ぎりこの地まで流れ込み谷地を形成していたのでしょう。流域は狭い谷間を作っていたことが現在の地形からも見て取れます。

さらにここはJR千歳線と函館本線が併走しだすポイントでもあるのです。写真奥に見えるのが函館本線の鉄橋、721系電車が走っているのが千歳線の鉄橋となります。見ての通り今回の撮影ポイントでは鉄撮りとしてはイマイチな場所ですが、ポイントをうまく探せば、千歳線函館線のランデブーもおさめることもできるのではないでしょうか。

CA3K0609
前年9月にも実は撮りにきていたのです。

←がそのときの写真です。私的にはかなりボーダーラインな写真なので、今回再チャレンジしてみました。

木々がこれでもかと生い茂り今回とったポイントへ立ち入ることもできませんでした。

 

撮影場所 札幌市白石区流通センター7丁目6−1
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

小野津幌川とポンノッポロ川の合流点

DSCF6505-1
今回のポイントは過去2回写真を取り入って見事に惨敗したポイントです。1回目は薄暗くなったときに三脚も持たず訪れ手振れ量産、2回目は撮ろうとおもったら電池切れ、、、。という情けない結果でした。。

今回は薄暗くもなく(三脚は車に常備していますがw)電池も満タンでいどめました。まぁ、前回UPした北の沢川と左北の沢川・右北の沢川の合流点と同じ日なのですがねw

それはさておきここはどこかというと、小野津幌川ポンノッポロ川の合流点です。

ポンっていうのはアイヌ語で小さいという意味だそうで、小さい川同士の合流点となるわけですね。このあたりはとても牧歌的な風景がひろがっていて、札幌副都心の新札幌からすぐの場所とは思えないような場所なのです。

DSCF6509
こんな光景が背後にひろがっています。向こうに見える丘は野幌原始林の端に当たります。この畑の奥のほうではきつねらしき生き物が2匹じゃれあっていました。もしかしたら巣が近くにあるのかもしれませんね。

小野津幌川はこの原始林にある瑞穂の池を水源にしているように地図では見えます。ただ暗渠を通ってこのポイントのすぐそばで地上にその流れを見せています。対してポンノッポロ川はというともっと奥のテクノパーク側から地上に流れをみせているので、地図をキチンと見るまでそちらが小野津幌川かと勘違いしていました。

この写真をとった日はとてもいい天気でやっと札幌にも春がきたかなと思える夕時なのでした。

 

撮影場所
札幌市厚別区厚別東1条6丁目8−20
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 FUJI FinePix S9100