久々の滝撮り。
夕張川本流を豪快におちる淵状の滝。
千鳥ヶ滝。
夏の深い緑の中をおちるその姿も壮観だが、ここは紅葉のときに来るのがベストなのだろう。
夕張川特有の若干にごり気味の川の色。地質がすきなむきにはたまらない北海道では有数の地層の大規模露頭。
十勝と石狩を結ぶ大動脈の国道274号から滝ノ上公園の駐車場に車を止めほんの数分でみにいけるのだから夕張市の中心地からはかなりはなれているが同市の代表的景勝地として数えられるのもうなづける。
札幌からもそれほど遠くなく、、、、とはいうものの、遠すぎずといってもそれほど近くはないので、なかなか訪れることができなかった。なんとか時間をつくって紅葉時期にまたおとずれたいものだ。
ちなみに滝ノ上公園内のつり橋から千鳥ヶ滝を眺めるのだが、同公園をながれている小さな沢が夕張川に合わさるときご覧のような2段の滝となって姿を見せてくれる。名もなき滝なのだろが、いい姿だった。
撮影場所 | 夕張市滝ノ上公園 |
アプローチ難度 | ★★☆☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | NIKON D3000 |
暑い夏ももう少しで終わるのだろうか。
7月の暑さが過ぎると少しだけ涼しさが加わってきた8月の初旬。
せっかくの夏だからと海に行く。
行き先は、石狩川の河口。
もちろん遊泳禁止区域。
泳ぐわけではなく、海を眺めにいくだけ。
以前も写真を撮りにいったが、そのときとは打って変わって穏やかな、波。
釣り人も何人かきていた。
そのおこぼれをもらいに来ているのだろうか。
かもめも何羽も舞っている。
ゆったりとした時間をすごすにはちょうどよい場所だった。
撮影場所 | 石狩市厚田区聚富618−11 |
アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
7月8日相変わらず暑い日が続く中、千歳川の最下流、石狩川との合流まであと少しのところに向かった。
ここは以前このブログでも千歳川と早苗別川放水路の合流点のエントリーで取り上げた旧江別港跡につくられた江別市防災ステーションの敷地内。
現在も船着き場があり、小船が係留されている。
たまに、学習船として弁天丸というクルーザークラスの船も発着するらしい。
国道12号線の江別橋の先には王子の製紙工場。
そして反対方向をみると、
JR函館本線、千歳川橋梁を渡り終えた列車をみることができる。
舟運の要の地は現在各陸上輸送路の通過点としてひっそりと存在している。
撮影場所 |
北海道江別市防災ステーション
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アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | iPhone 5c |
正面に風不死岳と樽前山の堂々とした姿を携える支笏湖。いうまでもなく千歳川の源流域になる。
支笏カルデラはやはり美しく。周りを取り囲む山にひょいと登れば、その美しいカルデラの様子をいろいろな角度で眺めることができる。
その様子は本ブログでも、紋別岳、幌平山、風不死岳、樽前山の各山行記としてアップしている。
今回は、イチャンコッペ山へとつなぐ登山路の途中にある前峰から支笏湖を撮影した。
ちょうどこの前峰からは、
恵庭岳の堂々たる姿をみることができ、支笏カルデラのすばらしい展望台となっている。
真夏の暑い日だったので、空気がかすんでしまっているのが残念だが、標高800m前後のこの場所でも樹林帯から抜けているので、時折吹くさわやかな風がきもちいい。
そんなイチャンコッペ山の山行記をしるしたいと思う。
スタート地点は国道453号線の支笏湖展望台にもなっているポロピナイ駐車場のヘアピンカーブの頂点のところにある。
ここから、いきなりの急登が始まる。冬に幌平山へ訪れたときと同じ道をたどるのだが、久々のきついのぼりとこの暑さのせいで、すぐに息があがってしまう。
休み休み登っていき、幌平山トラバースの笹の刈りわけわけ道へとたどり着く。
今回の山行、前半に難所が控えているようだ。先ほどの急登然り、この笹かぶりのトラバース路然り。道の難儀さにあわせ、8月の夏山の難敵が襲い掛かってくる。 アブ・湿気・暑さ。そしてマダニ。
特に、この幌平山トラバース、行きはなんともなかったのだが、帰路に通過した際、10数メートル進んだだけで、ズボンに大量のマダニが付着。払い払い歩くこととなった。山用のズボンを履いていてよかった。これが、ジーパンや、丈の短いパンツや、タイツ類だと確実にマダニに食われていただろう。食われていなくても、家まで連れてかえるリスクが跳ね上がったに違いない。
今年の支笏湖近辺はマダニが元気なようだ。それとも支笏湖北部域は元々マダニの密集地なのだろうか。
笹かぶりのトラバースを抜けると、ちょっとしたこぶの裏手に登山道は続いている。このあたりの道はしっかりと整備されていて、一級国道と感じられる。
一箇所だけ、
ごらんのように、かんばの樹が道に多いかぶさっている箇所があるが、それほど難儀することなく進んでいける。
のんびりとしたトレッキング路だ。
もちろん山をのぼっているのだから途中傾斜のきつい道はある。
そうこうしているとTOPの写真をとった前峰がでてくる。
運動不足の身にはかなりきつい傾斜を休み休みのぼり、広く平らな前峰の上へと飛び出す。
ここからイチャンコッペ山への道は樹林帯はあまりなく、笹に覆われた尾根をしっかりとした道をたどりながら歩いていくことと成る。
前峰からはそれほどあえぐことなく、イチャンコッペの山頂にたどり着くことができた。
遅いスタートだったので、この時点で午後2時近く。だが、今年より、エスビットの固形燃料ストーブとモンベルのクッカーを入手したので、山飯としゃれ込むことにした。
なんとはないインスタントラーメンなのだが、山頂での暖かい汁物はうまいものだ。
お盆の今日。
朝夕の気温も少し落ち着き始め過ごしやすさが若干もどってきた札幌。
それでも日中は蒸し暑く、真夏を感じるので、藻岩山へと涼をもとめにのぼってきた。
そこから望む、豊平川は190万の大都市の中心を縫うように蛇行をしながら流れていくさまが良く見て取れる。
札幌は豊平川によって形成された扇状地をうまく利用してつくられた街であり、ここ藻岩山山頂からは、その中央部から北端あたりまでを見て取れるのだろう。いまだ地形に関してははっきりとは認識できないのが残念だが。
扇状地を形作る要因のひとつとして三角山を終端とした通称札幌連山の岩盤層が上げられる。
川の水は硬い地層を嫌って、というか柔らかな地層を削るように流れる性質があるようで、その結果札幌連山の山すその下にある岩盤層を巻くように蛇行をしているのだろう。
ただ、現在の流路は開拓とともに固定化をされていたもので、この川の長い歴史の中においてはたまたま今の流路の時に人の手によって決められたに過ぎない姿なのだろう。
たとえば、明治のころの地図には胆振川なる流れがあって、そこを元に創成川がつくられていったのだが、実はその胆振川、元を正せば豊平川の旧流路であったということだ。そうすると現在の流路よりも若干西側にながれていたことも創造にかたくない。
そんなことを思いながら藻岩山山頂から円山方面に目を移していくのも面白い。
ちなみに今回の山行記もヤマレコにアップをしてある。
今回は、旭川から札幌に向かうL特急スーパーカムイの車窓から、江部乙妹背牛間にある石狩川第一橋梁を撮影。
長大な石狩川は大雪山から流れ出し、上川盆地をカムイコタンでぬけると広大な石狩平野を形成しながら、石狩市で日本海に注いでいる。
石狩平野を流れているその大部分の右岸左岸には、それぞれJR函館本線とJR札沼線がつかず離れず走っている。
その鉄路が直接石狩川を渡るポイントは案外少ない。
左岸、右岸と分けて鉄路が走っているので当然といえば当然なのだが、札沼線ではあいの里公園~石狩太美間の石狩川橋梁の一つだけ。函館本線ではこの石狩川第1橋梁と、近文~旭川間の石狩川第2橋梁の二つだけ。
その3本ともかなり古くからかけられている橋だ。
写真の石狩川第1橋梁は旭川行きの下り側を反対ののぼり側から撮影している。昭和31年に架け替えられた橋で元々は明治31年にかけられていたもの。
夕日に染まるこのトラスト橋にいくばくかの郷愁を感じた札幌への帰路の途中だった。
撮影場所 |
滝川市江部乙町 雨竜郡妹背牛町 石狩川第一橋梁
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アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | iPhone 5c |
6月に入ると、暦どおり夏の様相を示してくる札幌。
久々に青い空を札幌市内で撮影できたような気がする。
ここは、藻岩山の麓。山鼻川緑地。
綺麗に護岸され、親水空間として整備されている。
まだ朝が早い時間におとずれたので、ここで遊ぶ子供たちはいないが、もう少しすれば沢山の子供が遊びにくるのではないだろうか。
この山鼻川、ここから上流は藻岩山へと向かう山の中の沢の様相なのだが、この緑地からさきは、いたるところで親水設備が施されており、緑地なんかが敷設されている。
藻岩の原始林の縁に立ち並ぶ住宅とそこの隙間を流れる山鼻川。安全に自然の懐で遊べる地域と感じられる。
あたりは割りと高級な住宅地のように見えるので、きっとその自然とのコントラストを望む人たちが住まっている人気の地域なのだろうか。
この山鼻川をたどる逍遥を機会をつくっておこなってみたいものだ。
この日は、この緑地の先にある藻岩山スキー場コースをバウとともにのぼってきた。
その山行記はヤマレコに掲載をしたので、そちらもあわせて読んでいただけるとうれしい。
撮影場所 | 札幌市南区南36条西11丁目 山鼻川緑地 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★☆☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
5月末の長閑な空気が流れる紋別岳の山頂から、千歳川の起点となる支笏湖を眺める。
千歳川へは、写真左側に見える入り江のようなところからだ。
それにしても、支笏湖は広い。
標高865.6mの紋別岳の山頂からみても、全貌を一枚の写真で治めることがかなわない。
北海道の地図をひらくと、札幌の南西方向の大きな水色として、相応の面積をつかっているのもうなずける。
とはいえ、この紋別岳からの景観はなかなかよい。
正面に、樽前・風不死岳の両秀峰を伺え、視線を返せば、恵庭岳の凛たる姿をみることができる。
なかなかの景観よしのこの山頂までの山行記録を記しておく。
支笏湖温泉街そばのNTTの管理道を使い、ゆったりとした散歩道の山行となる。
少しあるくと入山届けのポストがあり、ここからこの山につけられた管理道をのぼっていく。
道の状態は、舗装がされ、所々傷んでいる場所はあるが、概ね安全な道だ。
小学生の登山遠足につかってもなんら問題が起きそうもない道のり。
ただ、若干つまらない林の中を1時間ほど歩いていくと、
紋別岳の山頂が見えてくる。
ここまで標高を上げてくると、道路につけられている、背の高いガードレールの隙間から、時折支笏湖の姿を見ることができ始める。
見えるたびに、その姿をかえていくので、いままで景観の望めない林の中の車道を歩いていった道のりに、程よいアクセントを添えてくれる。
山頂まであと少しのあたりから、台地状に笹原と疎林の彼方に恵庭岳がみえはじめ、
山頂をぐるっと巻くように敷かれている管理道の北側に出ると残雪が見え始め、それまでの歩行でほてったからだを丁度よい温度まで下げてくれる。天然のクーラーだ。
アンテナ施設までくると、あとはほんの数歩で山頂となる。
アンテナ施設内のほんの少し盛り上がった土の部分が紋別岳の山頂に届く。ここに三角点もある。
ここからの景観はなかなかのものだ。
しかし、今回は若干遠望がかすんでいて、そのすばらしい景観を綺麗に写真に収めることができなかったのが悔やまれる。
山頂で、バウと相方で、おやつを食べたり、コーヒーを沸かしたりのんびりとすごし、日暮れ前までにかえろうと、午後4時過ぎくらいに山頂をあとにした。
撮影場所 |
北海道千歳市紋別 紋別岳山頂
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アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | canon EOS kiss x2 |
白い八重桜。
このあたりの住民が植えたのだろうか。綺麗な花壇とともに、3面張りの藤野川の川岸を彩ってるいる。
もう、春とはいえなくなりそうな5月の末に札幌市内で綺麗な桜を見ることができるとはおもっていないかった。
遅咲きの八重桜だからなのだろうが、やはり桜は見ていて和む。
今回はこの藤野川とその支流の左藤野川の合流点を写し、札幌市の河川分類に掲載されている河川を当ブログで全網羅としよと企てたのだが、肝心の左藤野川を見つけることができなかった。
改めて機会をつくりさがしてみることとしよう。
藤野川は国道230号に当たる直前で、
暗渠化されていく。
その後旧野々沢川と合流をするのだが、その地点から歩いて左藤野川を探す計画をたてようと思う。
あわせてこの日はここからほど近い豊見山へとハイキングをおこなった。
その模様は、ヤマレコにアップしたので、お目汚し程度にどうぞみていただきたい。
撮影場所 |
札幌市南区藤野5条5丁目13−11
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アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | NIKON D3000 |