千歳川と裏の沢川の合流点

千歳川と裏の沢川の合流点

今回のエントリーは昨年2014年1月11日に撮影をしたの合流点です。

丁度このあたりは、南幌町北広島市の境界になる場所です。対岸が石狩地方の北広島市、写真を撮影している場所が空知地方の南幌町となります。

石狩の一番広い部分に位置するこのあたりは、その広さと平らさゆえ風が強くふけば地吹雪が舞い上がりさえぎるものもあまりないので、容易にホワイトアウトを起こします。そんな地域でも写真にも写っている道道1080号は南幌町と江別・札幌を結ぶ連絡道路としてひっきりなしに自動車が走っていきます。札幌のベットタウン化が進んだ南幌町の主要道路なのです。でも、宅地を求め南幌に越していった往ったかたがたは冬の吹雪の烈しさにきっとびっくりしていることでしょう。

ただそんな厳しい季節も1月~2月までで、3月になれば徐々に優しい日差しに照らされる穏やかな雪原風景を見ることができるまさに北海道らしい場所だったりもします。

道外の方がイメージする北海道らしい自然といえば道東地域の広大な自然や富良野・美瑛の丘陵と平野をおもい浮かべるかもしれませんが、この南幌が位置する南空知も案外そんな道外の方が望んでいる自然の景観を札幌圏から程近くで見ることのできる地域だったりするはずです。

そんなことを思う南空知大好きの私なのでした。

 

撮影場所 空知郡南幌町南15線西23
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 FUJI FinePix S9100

月寒川西岡水源地

月寒川西岡水源地

新年アップ第2弾は、の水をためる西岡水源地です。

この水源地という名前、豊平区民、白石区民には結構なじみ深い名前です。豊平区の西岡中心部と、白石区の南郷7丁目~北郷を結ぶ連絡道路として、ここの名前を冠した水源地通りという名前があるからです。

また、ちょっと古いことを知っている人にはここの水が同地域の水道水として利水されていたことを思い出す人もいるかもしれません。

現在は、この水源地を中心とした、西岡公園として整備され四季折々の景観がたのしめる場所として札幌市民に親しまれてもいます。

今の時期は、

水源地から流れ出る月寒川

水源地から流れ出る月寒川

こんな風景をたのしめることができ、また葉のなくなった樹間

西岡公園の林

西岡公園の林

は、バードウォッチングの最適な場所となっていたりもしています。この日も多くのカメラマンの方々が鳥の姿をカメラで追っていました。

そして、この西岡公園、かなり広大でかつ清田区の有明真栄に連なる自然歩道の一部も含めています。

で、私はスノーシューデビューを前回果たし、さらに冬用のトレッキングブーツがサンタさんから贈られてきたのでした。

そうなると、、、、

山に登りたくなるってのが人情なので、

自然歩道の延長線上の札幌50峰の西岡焼山を狙ってみました。

西岡焼山へスタート

西岡焼山へスタート

雪はそこそこ積もりスノーシューには丁度よいかと、西岡公園の水源地脇の散策路を進むのでした。

西岡水源地林間コース

西岡水源地林間コース

水源地沿いの散策路は色んな人の踏み跡があり、なかなかスノーシューの出番がないので、抱えて冬用ブーツの慣らしとして歩き始めました。

スタートから20分後

スタートから20分後木道入り口

水源地へと流れ込む月寒川の湿地帯の上にかかっている木道にたどりつきました。写真を見ていただけえるとわかるとおり、散策者のふみ跡がしっかりとついていますが、木道自体細いので、スノーシューを装着することができません。

その木道を月寒川に沿いながらひたすら歩きます。

まだ木道

まだ木道

まだまだ木道

まだまだ木道

まだまだまだ木道

まだまだまだ木道

平坦だけども、細い木道を延々と20分くらいあるいていました。これって山道を期待していた自分としてはかなりのストレスになります。良い写真スポットもそれほどない山間の細い木道を一人で歩くって言うのはつまらないですね。テンションがかなりさがってきたところでやっと、

自然歩道西岡入り口

自然歩道西岡入り口

やっと、自然歩道入り口へ、、、これで木道地獄から開放されたと思いきや、細いふみ跡がまだまだ続きます、、、、。

さらに10分ほど歩いた分岐点で

スノーシュー装着地点

スノーシュー装着地点

つぼ足の細いふみ跡は、別の方角へ向かい、私が一応目指す方向山部川分岐へは、スキー一本とスノーシュー何個かのトレースのみとなりました。ここで、スノーシューを装着です。やっとでした。駐車場スタートから実に40分ほどたっていました。

山へ向かって踏み出すわけなのですが、スマフォの地図をみてみると、目標とする西岡焼山をかなり大きく迂回しています。少し不安になりつつも歩みを進めることにします。

スノーシュー装着から10分後

スノーシュー装着から10分後

さらに、その不安を煽るのが、この看板の有明8.8km真栄7.2kmの表示、、、そんなんに広いのかよ、、、。

ただ、目標の焼山はかなり水源地よりのはずだし、地図を見ると羊が丘ゴルフ場への分岐もあるし、、、、。と自分をふるいおこしたのですが、、、。この標識を過ぎるとなかなか次の分岐にたどりつけず、途中であった人に焼山ってこっちの方向?と問うても、なかなか要領をえず、昼過ぎになってきたので、雪もパウダーではなくなりやや重に変化してきて、、、、。

またまたテンションさがってきつつ15分くらいあるくと、

焼山への標識

焼山への標識

おおーー!!

やっと焼山の文字が!!

この時点で道の左側にはピークらしきものが!

もしかしたら、あと少し??

と期待を膨らませつつ歩いてみると

さらに、

焼山こっちの表示

焼山こっちの表示

うん!!

いいぞいいぞ!!と坂道を歩みをすすめていきました。

 

ところが、

 

ところがです、、、。

その坂道を上り詰めるとピークらしき丘へと回り込むわけでもなく、くだり道になります、、、。

 

えっ??

でも、トレースは下るほうへ、、。

時計を見ると12時30分になりそうな勢い。。。。

いままで山を登るときは正午には下山していることがおおかったので、この時間帯にまだピークの目処が立っていないのは初めての経験でした。スマフォの地図を見ると、焼山までの距離のほうが撤退路と比べても短いので、午後1時をリミットとして歩みを進めることとしました。

いくつかの小さいアップダウンをくりかえしつづけていく道に、

帰りたくなってきた地点

帰りたくなってきた地点

気分は駄々下がり、かなり帰りたくなってきた&下山の心配がむくむくと、

そうだ!

帰りはゴルフ場口に下ってそこからタクシーでも呼ぼうかと思い始めてきました。

そんなこんなで、リミットの午後1時

ついに山頂への目処が!

ついに山頂への目処が!

よしがんばろうと!標識の指示に従うことにしました。

なだらか坂道、深い雪、トレースはスキー一つとスノーシュー一つ、

でもなんとかがんばって、

15分後

500Mを15分かけてあるいて

やっと山頂への案内板が!

西岡焼山

なんとか西岡焼山山頂へ!

やっとたどり着きました!!

眺望は木々に阻まれ360度まったくききません。

ちょっと休んでからさっさと撤退することとしました。

先ほど山頂案内板には焼山経由で西岡公園へのしるべがあったので、そちらがわにまわって下山をすることにしました。

ちょうど良いころあいの雪と坂道で、帰りは快適

30分ぐらいで

西岡焼山下山

西岡焼山下山

西岡公園の駐車場口へとたどりつきました。

今回の山行、雪山歩行の練習にはなりましたが、眺望なしよい按配の被写体なしの、写真とりにとってはかなりの苦行となりました。

それでも前向きに捉えると、今の私に足りないものをリストできることができました。

まずは、ストック2本で、歩く姿勢の保持をしなきゃいけませんね。そして読図力。余計な不安はこの二つでかなり軽減できるはずです。

そこを補って次回の山行に備えたいと思います。

札幌50峰/10座目 西岡焼山(261.8m)

撮影場所 札幌市豊平区西岡 西岡公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

当別川と材木川の合流点

当別川と材木川の合流点

今回のエントリーは昨年1月4日に訪れたの合流点です。

さすが札幌近郊一の豪雪地帯です。良い感じで雪に埋もれています。

両河川とも樺戸山地にその源を持っています。特に材木川、こちらはその名前から材木の舟運としてつかわれていたのではないかと推測しちゃいます。本当のところはわかりませんが、、、。

一方当別川ですが、近年当別ダムが完成されており、農業用水、水道用の水源として利用されているようです。

昨年始めて完成されたそのダムを見たときその大きさにびっくりしました。子供のころ~車を乗り始めたころ~ドライブすきになっていたころを通して、そのダムになった場所をよく通っていたのですが、ダムに沈む という表現を目の当たりにしたような気分になりました。ダムってのは自然に対してものすごくインパクトのある施設なんだなと改めて実感しました。

ところで、この日は、目的が別にありました。
豪雪の中の無人駅
月形町にある秘境駅として数えられる豊ヶ岡駅へと撮り鉄としゃれこんだのです。

札幌はこの日は晴れていまして、お気楽ドライブだったのですが、現地に着くとご覧の有様でした。

それでも、秘境駅の秘境感が際立ったかなと前向きに捉えることとします(笑)

豊ヶ岡慕情
こんな感じの写真や、
秘境駅とはいうものの
いかにも北海道のローカル線なんて感じの写真も撮れて大満足な写真行となったのでした。

撮影場所 石狩郡当別町下川町1117−5
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

 

茨戸川と真勲別川の合流点

茨戸川と真勲別川の合流点

あけましておめでとうございますの、2015年最初の写真はの合流点に登る初日の出です。

手前は茨戸川が石狩川に流れ込むための生振運河(志美運河)で、ここを境に写真奥左側が真勲別川となります。元々真勲別川も茨戸川も石狩川の河川改修によってとりのこされた旧川道です。最初は旧石狩川とされ、その後茨戸川と改称され、その際に生振運河(志美運河)を境に東側を真勲別川としたそうです。

ここまでのアプローチは、夏場でしたら、運河沿いにある堤防を歩けばよいのですが、冬場はだいたいの堤防がそうであるように、ここも雪に閉ざされます。雪の上をスノーシューを駆りながらえっちらおっちらとたどり着いたので、アプローチ難度を★4つとしました。

初のスノーシューはなかなか歩きづらくまだまだ慣れが必要だと実感しました。

そんなこんなで今年も川歩きをどんどんやっていきたいと思います。

で、初日の出を拝んだあとは初詣です。かなり場所ははなれますが、今年の初詣で先は、

相馬神社

相馬神社

平岸にある、札幌50峰にも数えられている、天神山山頂の相馬神社にいたしました。

天神山登り口

天神山登り口

天神山緑地として整備されているので、地面はご覧のようにアスファルトで登りやすくなっていましたが、ここ天神山緑地への入り口は多数あり、場所場所によってはその様相も様々のようです。私は今回は天神山緑地駐車場からのアプローチでしたのでこんなかんじですが、相馬神社の参道は結構きついのぼりのようでした。

標高84.9mの天神山あっという間についてしまいました。

天神山山頂

天神山山頂、相馬神社鳥居

しっかりと今年の祈願もしてきて、今年の登り初めを終らせました。

川歩きとともに山歩きもやってくつもりですよ(^^

あとは、、、、 鉄道、、、自動車、、、滝、、ポートレイト、、なんかも攻めなきゃね(笑)

天神山からの眺望

天神山からの眺望

 

札幌50峰9座目 (天神山84.9m)

撮影場所 石狩市親船町3−27
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

千歳川と輪厚川の合流点

千歳川と輪厚川の合流点多分、これが今年の撮り納めになるかと思います。

締めとして訪れたのは、、の合流点です。

札幌の清田区有明との境となる北広島の仁別に源をもち、北広島市の市街地を堂々とながれ、この地点で千歳川に合流する輪厚川。北広島市民にはもしかしたら千歳川よりもおなじみ川なのかもしれません。

東共栄橋から北広島市市街地を望む

東共栄橋から北広島市市街地を望む

この輪厚川、親水地も結構あるようで、今回の写真をとった場所も、冬なので、雪におおわれていましたが、桟橋的な場所からの撮影です。その場所を発見するまでは、上の写真と同じように、東共栄橋からとってみたり

東共栄橋から国道274号を望む

東共栄橋から国道274号を望む

千歳川の堤防から撮ってみたりしましたが、なんだかピントこないような写真ばかりとなり、どこかいい場所ないかなと思い、バウと一緒にうろうろしていたら、その桟橋見たいな場所をみつけて河畔におりてみたら、、、

TOPのような写真がとれたわけです。

写真右の雪がたまっている場所が輪厚川がちょうど千歳川に合流をして淀む場所です。千歳川の川の色と雪の白がいいコントラストを醸し出していて、思わず何回もシャッターを押し、写真撮影の楽しさを満喫できた時間をすごせました。

なので、今回の景観は★4つとしました。

やっぱり、川の写真を撮るのは楽しいですね。

 

撮影場所 北広島市東の里53
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SIGMA DP2

幌向川と清真布川の合流点

幌向川と清真布川の合流点

そろそろ年もおしせまってきていますが、相変わらず川の写真を撮りにいっています。

今回訪れたのは、左側のまだ水が流れていると右側の川面が結氷をしたの合流点です。

夜間撮影でもあり、白と黒のコントラストが、なんとも重厚な雰囲気をかもし出してくれました。また、この合流点、グーグルマップのストリートビューで下調べをしたときには、中規模な河川と小規模な河川の合流点として見えて、あまりスケール感がかじられなかったのですが、訪れてみると、なかなかどうして堂々としたたたずまいでした。そんな雰囲気も写真で伝えられるとよいのですが、まだまだ私の腕ではそこまでは伝えきれていないかもしれません。

この合流点は、江別市の豊幌町にあるのですが、その流域のほとんどをが隣町の岩見沢市を流れています。そして、この両河川とも洪水常習河川として、同士の治水事業の要となっていたようです。その証拠に河川規模のわりには広々とした河畔をもち、高めの堤防を整備しています。もう少し下流に進むと夕張川との合流、そしてほどなくして、 石狩川との合流点があります。そしてそこからすぐに千歳川 と石狩川が合流します。要するにこの地域周辺の石狩川は、一挙に水量が増す地域なのです。大雨などで河川全体の流量があがれば、石狩川の水量増加の影響は数キロ離れたここまで及ぶのでしょう。そして護岸されていなければ、まったいらな石狩平野の終端に位置するこの地域では増水した水の行き場は自在に変わり、いろいろな場所へと流れ込むに違いありません。実際にこの場所に行くまでに通った道すがらいろいろな排水路をみることができました。きっと近々にこの地域の河川の写真を撮りに行くことなると思いますのでちょっと楽しみです。

撮影場所 江別市豊幌355
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

丘珠2号川と航路川の合流点

丘珠2号川と航路川の合流点

まっしろな季節となった札幌です。 そんな一日におとずれたのが、札幌市内の空の玄関口丘珠空港の敷地沿いを流れる、の合流点です。写真でいうと、左下の端のほうにポプラの木がみえますが、ちょうどその辺りとなります。丘珠2号川はちょうど写真正面に張り巡らされている飛行場のフェンス沿いを、航路川は、左の奥から流れてきています。

この両河川とも、このあたりの排水のための水路として利用されています。こう書くと空港の敷地の排水としてととらえられそうですが、その分もたしかにあるのですが、それよりも近隣の治水の意味が強いようです。

この地は、札幌扇状地の終端域であり、水はけの悪い泥炭地だったようで、そこに畑などの耕作地を開拓していくと、どうしても訪れる排水の問題。この問題は、かなり最近まで付近の住民をなやませたようで、この航路川もつい最近にさらに整備を受けているのです。

かなり便利に清潔になっている近代の札幌の都市設計なのですが、実は、場所によってはいまだに自然の驚異と戦っている地域もあるんだなと、この航路川の情報を調べてみると思うのでした。

丘珠空港

丘珠空港に着陸するプロペラ機

空港までいったのですから、飛行機の写真もぱしゃっととってきました。

 

撮影場所 札幌市東区栄町625
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

野津幌川と機農川の分流点

野津幌川と機農川の合流点

今回は久々の夜間撮影となりました、の分流点です。機農川は、ここで野津幌川と別れた水をへと運びます。世田豊平川との合流点は以前世田豊平川と 機農川の合流点でエントリーしています。野津幌川・厚別川沿岸の江別市大麻から角山辺りは泥炭地で、それはここを走る道路のうねりを見てみると一目瞭然です。そんな地域に人の営みを作ろうとすると、やはり排水・利水・治水との戦いなのでしょう。きっとこの機農川はその一翼をになっているのではないでしょうか。それでも、この機農川近辺は畑作よりも酪農農場が多く、畑作や稲作を広がらなかったのではないでしょうか。

そういえば、ここを走る大麻と角山を結ぶ道路ですが、雪解け期になると野津幌川と厚別川の間はよく冠水していたなと、この写真をとりながら思い出したのでした。

撮影場所 江別市大麻450
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

真栄川と西真栄川の合流点

真栄川と西真栄川の合流点

ぐっと冷え込んだ2014年12月13日。雪もご覧のようにしんしんと降り積もってきます。本格的な冬の到来となりました。そんな日に訪れたのが、の合流点です。写真は真栄川方向からの撮影です。私有地を両岸に携え三面護岸の流路となるためこれ以上はちかづけませんでした。これ以上近づこうとおもえば、川の中に入る対岸の山に分け入るしかありません。その二つともこの雪の中では現実的ではありませんので、真栄川にかかる橋の上からの撮影としました。

ところでこの真栄川、左岸の有明の山の中から流れ出ているのですが、その川面を地上に現している区間が非常に短いのが地図から見て取れます。そのほとんどをゴルフ場の敷地内を流れているようなので、地図で現状の比較は難しいので、実地検証はできませんが、多分地図を信じるとゴルフ場内では暗渠になっているのではないでしょうか。そう考えるとこの真栄川の現在の利用方法は、ゴルフ場の排水利用が大きな割合をしめているのでしょうか。このあたりは結構な丘陵地域なので、高低差のある楽しいゴルフ場になるのではないかとは思います。ただ、ゴルフ場といえば、しっかりと整備された芝とフィールド。その整地にはやはり水はけとの戦いがあるでしょう。この真栄川もそれに一役かっているのかもしれませんね。

と、もうゴルフどころではない雪の日にそんなことを考えながら地図を見ながらこのブログを書いているのでした。

撮影場所 札幌市清田区真栄395
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

雁来新川と雁来川の合流点

雁来新川と雁来川の合流点

昨年2013年12月14日の撮影になりますが、実は本日2014年12月13日もこの写真と同じように、ぐっと冷え込み風も強く、北側のみ青空で他三方は雪雲に覆われていた札幌です。

地吹雪が舞い上がるこの場所は東区東雁来の合流点です。手前の幅広河川の雁来新川に雁来川が流れ込む形にはなっています。雁来新川自体、札幌の東区を流れる小河川(等々)の水を豊平川に運ぶ役割をもっていますが、今回訪れた雁来川から派生された水路なのかは私にはわかりません。~~新川と名のつく川は、だいたい旧水路を治水などの理由でつけかえをおこなった時に名づけられるものだとおもっていましたが、の関係のようにその生い立ちがまったくかかわりのない河川があったりもするので、もしかしたら今回の雁来新川もその利用されている状況をみると、その関係性はそれぞれの1河川として合流してるだけかもしれません。

ところで、雁来新川に注ぐ名前のついてる川なのですが、調べていくとほぼ昭和56年の洪水の件をきっかけにどんどん整備されているようでした。伏籠川だったり、豊平川だったり、石狩川だったりがのこしていった広大な泥炭地だったはずで、そのため水はけががわるかったのでしょうね。

そんな未開の原野を想像できるような風景にこのTOPの撮影ポイントから振り向くと見ることができました。

DSC_0153_01
整備はされていても、広大な原野だったぽい東雁来野豊畑地区の風景に流れる雁来川です。

ただ、ここもどんどん宅地が進んでいるので、あと数年もすれば閑静な住宅地となるのでしょうね。

 

撮影場所 札幌市東区東雁来14条2丁目13−13
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon d3000