麻別川と吉井川の合流点

麻別川と吉井川の合流点
今回は昨年の8月3日に撮影をおこなった合流点のご紹介です。

手前の浮草が水面に茂っているのが、そして奥から流れ込み麻別川に合流するのがです。

この地点は江別市なのですが、江別市に限らず人名に由来をもっていそうな川って結構ありますよね。以前ご紹介をしている滝川市なんかも人名由来っぽいですよね。そんな人名由来っぽい川に共通しているのは、どれも大体小規模な河川であるということです。開墾時にその地帯の農家のかたか地主のかたの名前を冠したのかもしれませんよね。こういった小規模河川になってくると、インターネットでの情報も殆どなく、また詳しい書籍にもそれほど出会えることもないので憶測になってしまいます。

一方麻別川は大麻の麻と江別の別をとってのことではないでしょうか。麻別川はの合流点から少し下流に下った所が起点となりややしばらく野津幌川と並走して流路を形成しています。途中野津幌川がと合流をするために西進していく地点からはそのまままっすぐへと合流していくのです。これまた想像の話しなのですが、ここ一帯は大麻~野幌の畑作・畜産地帯となっています。しかも粘土層の湿地でありました。そんな湿地を流れる野津幌川は常に洪水の脅威をもっていたでしょう。粘土層の地質は開墾のハードルをグンとあげたでしょう。 そんな所から野津幌川の放水路的な役割とこの地帯の排水としての役割を担っていたのではないでしょうか。 流れ自体も緩慢で合流先の世田豊平川とどっこいの勝負です。そんな麻別川にはご覧の通りの時期は浮草が茂り堤防は昔の灌漑・排水用水の川端のような雰囲気を醸し出しています。割と堤防は草刈や農業用自動車のいききがあるのでしょう。藪ににはなっておらずちょっとした散歩道としてはとてもいい感じだったりします。

一説によるとこの麻別川、ナマズや野鯉なんかが釣れるスポットとしてネット上に情報がのっていたりするのですが、ここで釣り糸を垂れている人ってあまりみたことがありません。。たぶん歩いている時間帯が悪いのかもしれませんね。

撮影場所 江別市元野幌 十丁目通
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 casio CA007

世田豊平川と麻別川の合流点

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前回のエントリーに引き続き野鳥の楽園!世田豊平川麻別川の合流点です。

この写真にも写っていますが、アオサギがそこかしこにいるのです。この世田豊平川の下流域、江別チャシの林の中にアオサギのコロニーがあります。以前野幌原始林にあったコロニーがアライグマの来襲によってこちらに引っ越してきたようです。よく言われる外来種による在来種への影響にあたるのでしょうね。ただ、アオサギ君たちある程度時期がたつとコロニーを放棄する癖あるそうですし、しかも彼ら実は留鳥ではなくわたりをする鳥たちなので、江別に留まっているのもイレギュラーなことのようなので、ずっとこの場所でコロニーを築きつづけるとはかぎりません。果てさてこの先アオサギ君たちはどのようにふるまっていくのでしょうか。少し気になるところです。

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去年の10月に撮った写真も合わせて掲載いたします。

川筋はみえているのですが、なんだかイマイチな感じがしたので、元野幌川との合流点を撮るついでにこちらも撮りなしました。

今回のもうひとつの主役麻別川もこう見ると小さい川のようですが、実はそこそこ川幅があるのです。川中に映えている樹木たちが邪魔をして合流点の良い感じの場所をなかななかとらせてれません。かといってこの写真のように真正面から撮ると草があろうがなかろうが、河原に寄ろうが寄るまいが同じ構図になってしまいます。角度をかえてみたりしないと面白味のない写真になりそうだったので、今回はおもいきってアオサギ君の登場をまってみました。

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いい雰囲気で草を食む牛さん親子

草も新芽になったのでおいしいのでしょうね(^^

撮影場所 江別市角山492
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIOKON D3000