漁川と茂漁川の合流点
今にも雪が降りそうな空模様の晩秋。河畔に茂る草は勢いを失い水量の多い川だとその姿がよく見える季節になりました。
場所は恵庭市の道の駅のそばの中島公園。
両河川とも恵庭市の中心を流れる同市の基幹河川になるのでしょう。その両河川が合流ポイントにとてもよく整備された大型の公園が敷設されるのもうなずけます。
利用者の方が四季を問わずひっきりなしにおとずれているのでしょう。この日も気温が寒くときろり冷たい小雨がぱらつく中でも、散歩をしている方や、パークゴルフに興じている方、ランニングや、遊具で遊ぶ子供たちなどでにぎわっていました。
合流点直前の橋の上から茂漁川をみてみると、花は咲いてはいないですが、バイカモの群落が綺麗にみえました。透明度もかなりのものなのでしょう。茂漁川の茂の字は、きっとアイヌ語のモ(小さい)からかとは思うのですが、このようにバイカモの群落を目の当たりにすると、和名での茂の字がもの凄くあてはまる気がします。
インターネットでしらべてみると、茂漁川沿いにフットパスルートが設定されていて途中カワセミなんかが訪れる場所でもあるようです。これは今後このフットパスを歩いて見なければいけませんね(^^
この日はこの場所ではさすがにカワセミにあうことはできませんでしたが、こんな植生豊かな川なので、鴨たちにとってもすみよい場所なのでしょう。気づかずに茂みにちかよったら、鴨があわてて川面を泳ぎだしました。漁川本流は水の流れも強く、流されそうになっていたのが気の毒でした。
今回ここを訪れ帰ってきて両河川のことを調べるまでは、漁川本流に興味があったのですが、調べてみると茂漁川のほうが魅力たっぷりにおもえてきました。かならず機会を作って、茂漁川沿いをあるいてその魅力を堪能したいと思います。
撮影場所 | 北海道恵庭市中島町3丁目 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★☆☆☆ |
撮影機材 | NIKON D3000 |