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空沼岳無名沼 ~空沼岳登山その2~

空沼岳無名沼承前

真駒内川と万計沢川の合流点 ~空沼岳登山その1~

の続きとなります。

を渡渉した後、空沼岳万計沢ルートを登り始めて、一番最初にめにはいってくる沼がこの小さな沼です。

道は、

真駒内川渡渉後

真駒内川渡渉後

このような整備された部分と笹が大きく覆いかぶさった道を交互にあるきながら、緩い傾斜をのぼっていき、

真駒内川

真駒内川

真駒内川と登山道から横目でみながら、渡渉地点から約25分程度のところにあります。

規模も小さく地図にも載っていない沼なのですが、水草が浮いて動きない水面をみると、子供のころイメージする沼のイメージそのまんまでした。なぜか懐かしい気分になり、今回独立したエントリーとしました。

このそばには湿地帯も登山道上から見ることができます。季節がら湿地の水面をみることはできませんが、笹薮と蝦夷松に覆われた森の中にぽかりとあいた草原がでてくるので、それと見てわかることでしょう。

撮影場所 札幌市南区湯ノ沢 空沼岳万計沢ルート
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

真駒内川と万計沢川の合流点 ~空沼岳登山その1~

真駒内川と万計沢川の合流点今回ご紹介するのは、山間部の沢川の荒々しい姿を間近でみることができる、写真奥を流れると写真手前を流れるの合流点です。

ここのポイントは、札幌50峰にも数えられている、空沼岳の万計沢ルートの登山口となっていて、昨年の夏までは、この合流点まで車で入ることができたのですが、昨年の秋の台風のときの大水で林道が崩壊をしたのです。

林道崩壊箇所

林道崩壊箇所

ご覧のように真駒内川が林道を決壊させ、無残な岩盤の河川敷となってしまっていました。

元の流路よりも林道側に侵食をしていたのでしょう。しかもこの日は最近の札幌のぐずついた天気のせいなのか、流量、勢いともかなり激しい様相をていしていました。

空沼岳万計沢ルート登山口

空沼岳万計沢ルート登山口

万計沢ルートの登山口小屋は、登山口とは真駒内川を挟んで対岸にあるので、真駒内川を渡ります。ついでにTOPの写真も、真駒内川を渡渉した先のポイントなのですが、、。

真駒内川渡渉ポイント

真駒内川渡渉ポイント

げ、げ、激流ですね、、、、。

おっかなびっくりわたりました。

ただ、ここのポイント以前は鉄の橋がかかっていたようです。その橋が流されて、木の橋に架け替えられ、それも今は落ちてご覧のような梯子みたいな橋と丸太になっています。

真駒内川は、空沼岳の中腹あたりから、源を発して流れるわけなのですが、この空沼岳、至るところに湿地・沼がある水量豊富な山なのです。それは、今回登った万計沢ルートの登山道が泥濘の道になっていることからもわかりますし、奥深い山なので雪が7月になってものこっています。その水を一手に真駒内川が引き受けてながれおちてくるわけなのです。しかも空沼岳はほぼ自然林がしげっていますので古木も多いわけです。そんな地域に大雨や強風が襲えば、水の勢いと倒木によるダム決壊効果で川は凶悪なブルトーザとなってあたりをなぎ倒していくのでしょう。

万計沢その1
万計沢その1 posted by (C)ジプシー
一応平時の先の写真の真駒内川の様子や、この写真の万計沢の様子。いままで山登りで出会った川の中ではその様相は悪鬼のごとくですので、非常時たるや想像に難いですね。

その昔は札幌の市街地区を流れるさえも橋を落とす暴れ川で、戦後すぐまでは橋の数は数えるほどしかなかったとのこと、今でこそ技術の進歩で落ちることのない橋を幾本も架けて暴れ川の片鱗をかくしてはいますが、今回訪れた、この真駒内川と万計沢川の様子を見ると原初のあらあらしい河川を実感せずにはいられませんでした。

ちなみに今回この万計沢ルートをたどって空沼岳まで登行をおこなっています。

この万計沢ルートは先にものべたように、沼や沢を見ながら登れるルートとして有名で、その沼もしっかりと名前がつけられている景勝地となっています。なので、これから数エントリーに分けて各景勝ポイントを軸にしつつ空沼岳の山行のレポートをおこなっていきます。

ちなみにルートは以下通りです。

撮影場所 札幌市南区湯ノ沢 空沼岳万計沢ルート
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

豊平川と真駒内川の合流点

豊平川と真駒内川の合流点
暑い日がつづく札幌です。こんな日はちょっと早起きをして川歩きでも。ということでいってきました。の合流点です。

写真の右奥からながれてくるのが豊平川、左奥から流れるのが真駒内川です。

この合流点のそばにはオリンピックで有名な真駒内アイスアリーナのある真駒内公園や小学生たちの見学研修なんかで有名なサケの科学館なんかがあります。こんな施設があるのですから、もうすこし季節が下るとサケの遡上なんかも見られるような場所です。

実はこの真駒内川、この周辺を2年前の2012年9月にヒグマが歩いていたのをNHKのカメラによって撮影されました。ご覧のように真駒内川は河畔林がうっそうとしげっており、この状態のまま上流の空沼岳方面まで続いています。野生動物にとっては身を隠す場所が豊富なちょうどいい回廊となっているのですね。クマにとっては好奇心?はたまたテリトリーの拡充行動?新たテリトリーの確保行動?だったりしてるのでしょうが、大型の野生動物が人の領域に立ち入るとあまり幸せな結果は生まれないことは火をみるより明らかなので、できればおとなしく山の中でのんびりしていてほしいものです。

 

撮影場所 札幌市南区南39条西10丁目1−60
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

真駒内川と小滝の沢川の合流点

真駒内川と小滝の沢川の合流点
季節も進み緑もどんどん育つ札幌です。

新緑の渓流も訪れてみたく、いってきたのが真駒内川小滝の沢川の合流点です。

札幌の特に南区西区は山間部を持つので、このような渓谷的な場所がそこかしこにあります。狭い川幅に行きよい良く流れる川。なかなか爽快ですね。

あまり常磐方面までは出向くことがなかったので、かなり道にまよいました。いつもの川の名前を調べる地図様を参考に道順を頭で覚えたつもりが、曲がるべき道路を一本まちがえ修正し、また一本間違え修正しの連続でした、、。そんな思いしながらやっとたどりついたこの合流点。天気はイマイチだったのでおもいっきり現像ソフトでがんばってみて緑まぶしい写真に仕上げました。

実は、ここへむかった理由としてもうひとつありまして、それはここの合流点のすぐ上流側に小滝の沢川の滝という滝があると、「きたのたき」様の記事を見たからです。

川を撮りあるいていくと、「鉄道」「」「」「」「夜景」なんて光景にであっていくのですが、滝ってのも川歩きをすると出会えるすばらしい美景なのですね。滝撮りは今年初めてで、DP2を使用しての滝撮影も初めてで、勢い勇んで三脚とND4フィルターを携行していったのですが、結果は、

小滝の沢川の滝

小滝の沢川の滝
今年初の滝見は、倒木に邪魔されてしまいました。

こんなことになりました。この手前にも太い倒木があり、それをフレームの外に出すために滝つぼの端に脚を踏み込み太い倒木に三脚を引っ掛けてとりました。

自然相手の撮影ですとこんなこともままありますよね、、。めげずに滝撮りも川歩きしながら楽しんでいきたいと思います。

影場所 札幌市南区常盤422
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2