茨戸川と拓北川の合流点
国道337号線当別バイパスを挟んで撮影したのは、道路向こうを流れる茨戸川の上部湖盆 に国道をくぐって合流する拓北川です。
合流する地点に見える砂利のようなものは、拓北川に繁茂する水草の群落です。この夏の時期はやはり緑がいたるところで生い茂りまさに草草にとって盛夏そのものですね。
茨戸川は言うまでもなく、 石狩川の河川跡湖なのですが、河川の名称がつけられているだけあって、そこそこの流れがありますし、ここにあわせる中小の河川も数あります。今回訪れた拓北川もそんな河川の一つなのですが、この拓北川もまた石狩川から取り残された旧川道(三日月湖)だったのではないでしょうか。
今昔マップにて、1916年のこのあたりの地図をみてみると、
このあたりは、釜谷臼の名称で、明らかに三日月湖のような表示がされています。このあたりが本格的に造成されていったのは、1980年にはいってからなので、この推測は間違っていないように思います。
拓北川はwikipediaによると、300m程度の短い川とかいていました。そしてのその大半を占めるのが、あいの里公園に横たわる、トンネウス沼です。その紹介は次のエントリーに譲ります。
撮影所 | 札幌市北区あいの里4条8丁目1 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★☆☆☆☆ |
撮影機材 | NIKON D3000 |