豊平川と東野々沢川の合流点
湿った大粒の雪が降る中豊平川と野々沢川の合流点を撮影しました。
2月上旬なのに雨の降る予報もあるような珍しい1日です。冬はスキー、夏は熊で有名なフッズスノーエリアあたりに源流を持ち、藤野の住宅街を流れ豊平川に合流をします。この野々沢の名称なのですが、どうやら藤野地区はその昔、西側の藤の沢がながれる藤の沢地区と東側の野の沢が流れる野の沢地区の二つの地区にわかれたようで、この東野々沢川は野の沢地区の東端、簾舞との境界を流れていた沢だったのでしょう。
ところで、この写真の奥のほうにかすかに山陰が、、、、。
そして、私のiPhoneにはなんとGeoGrapichaというGPSアプリが、、、。
と、いうわけで登ってきました! 白川市民の森に横たわる青山(530m)へ!
白川市民の森の駐車場へ車を止めていざ出発です!広く除雪していてくれていたので、結構な車の数がとめられそうでした。
白川市民の森はその名の通り札幌市が整備をしてくれている自然歩道なので、各分岐には標識があるようなので、初心者でも安心登山がたのしめそうです。そして、GPSの使い勝手も試せそう(^^
今回は 26-6-7-8-21-20-19 の案内版を目指すこととします。一番の最短距離なのでしょう。道中ほとんどトレースがありました。トレースありがとうございます。
五分くらいで案内版26に到着です。最近あまり雪がふっていなかったようなので、スノーシューは袋にいれてかつぎつぼ足でスタートをしました。
ここから案内版6までのルートは実は急登になっていました。丁度つぼ足なので、ざっくざっくと雪に足をさすような感じでのぼっていきます。最初っから急なのぼりでちょっとおどろきましたが、まぁきっとこの後は緩くなるだろうと期待しつつ10分ほどで、
案内板6へ到着。 この案内板ご覧のように等高線がついています。目指す案内板7までのルートをみてみると、のぼりはそれほどない様子。 予想通りです。
さくさくとあるきましょうと、、、おもったのですが、だんだんつぼ足では足のぬかり具合がひどくなってきました。道の途中で担いできたスノーシューを袋からとりだし、装着します!。そして袋はザックの中へ、、、ザックが満杯だよ、、、。今回の携行品はいつもと同じように、カメラ2台とペットボトル2本とチョコバーと財布とタオル。そこにスノーシュー袋を突っ込むと押し込むような感じになっていきました。 カメラ機材を考えるともう少し大きなザックがこれから必要になるかも、、、。
そんなこんなで緩やか林道を15分くらいあるいて
案内板7へ到着。
ほんのすこしだけ傾斜がつき始める林道を風の音を聞きながら10分ほどで、
案内板8に到着。
ここから、道は大きくジグザクとなって高度をあげるようです。それに伴いさっきよりも傾斜がきつくなっていきます。
案内板での距離はそれほどはないのですが、きつくなっていく傾斜にうんうんいいながら20分かけて、
案内板21へ到着。
案内板の等高線をみると、ここがこのルートの核心部かとおもい水分やカロリーを摂取して気合をいれてすすみます。
最初は雪もちらちらとふってきていたのですが、このあたりから風つよく雪の勢いも激しくなってきました。山道をのぼっているので、体は冷えはしないのですが、首からさげているDP2がちょっと心配です。
そんなこんなで15分かけて
案内板20へ到着です。
ところが、
山頂への19へのルートをたどるようなトレースをみると、、
げっ、、
いままで緩い林道を歩いてきて、きっとこんな感じで山頂までのお気楽ツアーかなとおもっていたところで、まさかの急登。。
林の中を尾根筋めざしかしがしのぼっていきます。
スノーシューでの急登、ちょっとした登りなら経験はしていましたが、そのときよりも距離もあります。。ところどころ、ズルズルとすべったり、林の木につかまったり、本で読んだキックステップをためしてみたり、スキーのようにハノ字でのぼったりと悪戦苦闘で尾根筋に、、、。
さえぎる者がすくなくなってくるので風も雪も強くなってきました。
そんなこんなで一つ目のこぶあたりまでいくと、、、先行者さんのトレースはそこで、ひきかえしていました。
細尾根をのぼっていくので、ここが頂上と思っていたしかたないようですが、まだ先にはここより高いところがあります。
iphoneのgeograpichaをたよりに山頂ではないことを確認し、ノートレースの稜線をあるきはじめます。
雪は結構しまっていて、トレースをたどっているときよりも足取りはかるくあるけました。
はじめてのノートレースハイク。ちょっとドキドキしつつ軽い吹雪の先に見えそうなピークをめざしていきます。
そしてやっと先の20番から30分ほどかけて
青山山頂へ到着です!
たどり着いたときは、
「やっとついたー!」と思わず声がでました。
そして、つぎにでたことば、「なんもみえねー」でした、、、
カメラのタイムスタンプをみてきづいたのですが、最後の分岐からここまで30分かかっていたのですが、そんなに時間がたっている感じはしませんでした。きっと道中いろいろと逡巡をしたり、雪庇ぽくかぶったこぶを巻く道を考えたりしながらあるいてきたので、林道15分歩きと同じ位の時間感覚でした。
山登りのたのしみって、こんなところにも見出せるものなのですね。
山頂で、お尻をついて大休止。水分補給&カロリー補給と下げっぱなしのDP2をザックにしまい、下山することにしました。
山頂からの下山ルートはいままで通ったところをそのままかえるのですが、急なところでは最初のうちはすべったり転んだり、、でもだんだん感覚がつかめてきて、林道ルートにはいってくるころには、ちょっとしたショートカットをしてみたり尻すべりをしてみたり、たのしみながら40分くらいでおりてきました。
今回のルートのSSついでに。
まっすぐになっているのはきっとGPSがとんじゃっているのかな、、。
今回の課題はザックの容量確保と、スノーシューでの急登の登坂方法です。
研究しなければ、、、。
撮影場所 | 札幌市南区藤野1条9丁目6−12 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★☆☆☆☆ |
撮影機材 | SIGMA DP2 |