旧琴似川と丘珠川の合流点
今回は北区の東端にある百合が原公園の脇をながれてくる旧琴似川と東区と篠路地区を結ぶ篠路通りにそってながれる丘珠川の合流点のご紹介です。
旧琴似川は、もちろん琴似川の旧川道ではあるのですが、その水系を新川の開削以降たもとを分かち、琴似川は琴似発寒川とともに新川水系を形成する河川となり、旧琴似川は新川開削以前と同じように伏籠川へその水を預け、石狩川水系となっています。
現在の旧琴似川は、北50条東10丁目の栄緑小学校あたりを起点としてそれほど多くない水を流していますが、新川開削前までは琴似川下流域として、一旦大友堀~寺尾堀(創成川の前身)と合流し、伏籠川へとながれていました。その後の新川開削によって取り残されたのがこの旧琴似川です。
写真をみても、またこの旧琴似川の成り立ちをみても、それほど流量の多くない川なのではと想像するのですが、ここの少し下流に旧琴似川放水路に流れをわけている所を見ると、それなりに治水の必要性のある河川なのがうかがいしれます。旧琴似川自身ではなく茨戸川~伏籠川の増水時にこちらに水を流す役目もあるのかもしれませんが、、。
そんな旧琴似川と丘珠川の合流点にはちょうど百合が原公園が横たわっています。
この時期の百合が原公園は、コスモスやキバナコスモスが見ごろとなり、その中を公園を周回するリリートレインが走る光景をまったりみることができます。
天気のいい日にはゆったりと訪れて散歩をしたい空間でもあります。
撮影場所 | 札幌市北区百合が原公園 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★☆☆☆☆ |
撮影機材 | NIKON COOLPIX 2500 |
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