琴似川と宮の森排水の合流点

琴似川と宮の森排水の合流点

きっちりとしたコンクリで三面護岸されてはいるのに蛇行をしている。ここの付近で流れ込む川は、とのことを北海道美術館ネットというサイトで河田雅文さんの個展を見て、琴似川を思うという記事をインターネット読みましたので、早速いってみることにしました。宮の森中学校の端あたりからねらってみましたが、合流していそうな部分が見当たりはしません。でも地図上では宮の森排水と思わしき川は確かにここから東に進むと記載されているので、ここを撮影ポイントとしました。

琴似川は札幌の市街地区を流れる川として古くより親しまれているようで、その支流の情報を発信しているサイトも散見できます。今回は特に前調べをしたわけではありませんでしたが、機会を作ってこの宮の森地区の琴似川支流を探訪したくおもいます。

ところで、ここから東の山側に進むと小別沢地区につながる道があり、そのそばには奥三角山と呼ばれる山があります。今回はバウの2015年登山初日をだそうと、いってみることとしました。

ルートは小別沢トンネル脇からスタートをしてトンネル上部へ渡り、奥三角のピークを狙うこととします。

スタート地点は小別沢トンネル脇の林道?

スタート

スタート

車道にちかい部分はしっかりと土が露出していますが、その奥はまだ雪がつもったままです。ただ、今回はそれほど長い距離でもないので、ゴム長&毛糸の手袋&トレッキングポールで装備して、ズボンも雪用ズボンにはしなく普段のズボンでいくことにしました。ここから札幌市自然歩道・三角山~磐渓ルートへの合流までの雪道は所によりズボっとはきましたが、一面雪になっていることもなく道の端は土がでている所も多い状態でした。

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しばらく歩くと、自然歩道との出合いにつきます。

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ここでいきなり写真の質がかわったのは、もっていったDP2のバッテリーがいきなりきれてしまったのです。多分寒さでバッテリーが終ったのでしょう。しかも、ここに行く途中レンズキャップをおとしてしまい、レンズキャップ捜索にもと来た道を戻るというおまけ付でした。

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自然歩道上は、わりと地面がでている部分が多くもう雪山ではないですね。

ここからすぐいったところで、自然歩道は右にまがるのですが、今回は冬ルートとして使われる山頂への直登ルートをたどることとします。

直登取り付き

直登取り付き

この写真でみるとそれほどの傾斜にはみえませんが、このルート、かなりきつい傾斜です。気を抜いてずるっとすべればこの取り付きまでいっきにすべり落ちそうなくらいです。早朝なので、雪も硬く長靴ではキックステップもききません。所によってはうまってくれる場所もありますが、ほとんどは残されているトーレスを頼りに歩みをすすめていきます。特にきつい傾斜では、バウに習って四つんばいになりながらのぼっていきました。初めて四足登坂をためしましたが、凄く安定するもんなのですね。気分はクライマーでした。

バウと励ましあいながら、取り付きから15分で奥三角山山頂へとつきました。

奥三角山山頂

奥三角山山頂

市街地側は木が払われていてなかなかの景観を望むことができました。

奥三角山山頂から

奥三角山山頂から市街地を望む

カメラはiPhone5cでの撮影となってしまいました。本当はNIKON D3000ももっていていたのですが、なんとこちらもバッテリー切れで使うことができませんでした。いつもは前日にバッテリーチェックをしているのですが、今回はなぜかそれを怠ってしまい、こんな残念な顛末でした。この写真の方向から、右を向くと木々の隙間から石狩湾を望むことができたのですが、なんともiPhoneではこころもとない写りでしたのでUPはしていません。

山頂はとても風が強くバウがかわいそうだったので、五分ほどで下山することにしました。

下山ルートは登ってきた直登ルートを下る気にはなれず、自然歩道の小別沢から分岐する登山道を使うこととしました。こちらのルートは先ほどのアドベンチャーとは対照的にすごぶるハイキングな気分で歩くことができました。自然歩道に出会った後は奥三角山の斜面をトラバースするように山のすその野をあるいていきます。小別沢トンネルがみえだしたので、そちらに下って小別沢トンネルをくぐりゴールとあいなりました。

約1時間の気楽なハイキングですが、急登りあり、急傾斜のトラバースあり、癒しの緩やかな道ありと、バラエティに富んだ山行でした。今度またきてみようーっと。

 

奥三角山354m

撮影場所 北海道札幌市中央区宮の森1条16丁目6
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材  SIGMA DP2 / iPhone5c
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