薄別川と白水川の合流点
今回のエントリーは中山峠を走る国道230号線の横を流れる薄別川とそこに合流する白水川です。
地図をみてこの川を豊平川の上流部だと思っている方も多いかと思います。私も中山峠まで道路わきに流れているのはずっと豊平川だと思っていたのですが、地図をしっかりみてみると、薄別川との名前。果たして豊平川はというと、豊平峡ダムへと曲がる道へ一緒に湾曲していくのです。そこら、中山峠の国道と併走するのはこの薄別川となるのです。
豊平川は水量も多いので、このあたりの地盤を削りながら生成されていったのでしょう。そしてさほど流量の多くない薄別川沿いが中山峠へとつづく道のガイドとなっていったのでしょう。
ところで、中山峠というと、、、あげいも!!なのですが、そこにある、中山峠スキー場は札幌50峰に数えられる蓬莱山の斜面を利用しているのです。
と、いうわけでいってきました。
中山峠スキー場!!
いや、いや、
蓬莱山!!
ちょうど、てっぺんに見えるアンテナが頂上とのことなので、初心者の私でもえっちらおっちら道に迷わずいけるでしょう。
晴天だと羊蹄山も見える眺望と青空に輝く樹氷が名物のようなのですが、あいにくの曇り空。
天気予報では、晴れのち曇りとのことでしたので、ここまできたのですが、、、
ただ、ここまできて転進もなんだかな~~気分なので、スノーシューをはいてスタートをします。
まぁ、雪はふっていないので、遠望はききませんが、そこそこの眺望がえられます。こうやって、ゲレンデ下部を横切り林道へと入っていきます。そして15分くらいあるくと、
林の中へと向かうスノーシューの踏み分けがありました。今回はありがたく使わせていただきます。
ただ、このルートをしった北海道スノーハイキングのルート図を帰ってから見直してみると、私のルートは若干巻いたようなルートになりました。
そこから15分くらいあると送電線下の広いかりわけにつきました。
林の中を歩いているとそうは感じませんでしたが、吹きさらしのかりわけにでると、結構風が強く感じるものですね。スノーシューのトレースも一部消えかけていて、足元もぬからない感じ、、、。そんな状態をみながら、おおーーこれがトレースが消えるってことなんだ~~と妙な感動をしていました。
このかりわけをトレースは横切っていたので、それに習って私もまた林の中へと分け入ります。それほどきつくはない坂ですが、スノーシューをはいて軽い雪とはいえ雪道を歩くと結構な体力を消耗しますね。休み休み30分くらいあるくと、やっと目当ての
樹間から目当ての頂上アンテナがみえてきました。
そしてトレースをたどりつつ林の中を5分ほどあるくと、、
ちょっとした新雪のバーンをはさんで、アンテナが見える位置にきました。スキー場のリフトの鉄塔も目の前だし、ちょっと冒険心が湧き、この新雪をラッセルとしゃれこもうとおもったのが、、、、
つかれた、、、
つかれった、、、とってもつかれた。10分くらい斜面と新雪と格闘をしてやっと、通常のスキーゲレンデへ這い出してきました。
頂上はすぐそば!!って所までやってきたのですが、ここからわりと急な斜面となっていて、スノーシューの足元がたまにズルっとすべったりしつつひいこら10分かけてのぼっていって、やっと、
蓬莱山山頂へとたどりつきました。
ご覧のように山頂は軽く雲の中。雪も風もふってきて、、、
それでも山頂から幌滝山へと向かうルートくらいまでくだり、よい被写体を30分くらいさがしてみたのですが、なかなか最初イメージしていた写真をとることができず、下山しようかとおもって廃リフト降り場にたつと、やっとそれっぽい景色を見つけて、
蓬莱山山頂からの中山峠俯瞰図を撮れました。
そして、もう少し下って、スノーモンスター的な鉄塔と3本の木を写真におさめ
下山することにしました。
帰りは、廃リフトの鉄塔沿いのゲレンデの隅っこをイメージ的にはスキーで滑り降りるように、、、
実際はえっちらおっり歩いて、30分ほどで下山してきました。
そして車の中で一休みしてるとぐんぐん空が青くなってきたじゃありませんか、、、、
まぁ、山の天気は移ろいやすいってことで、、、、悔いなく帰路についたとさ。。。。
札幌50峰/11座目 蓬莱山(980m)
撮影場所 | 札幌市定山渓 白水橋 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | SIGMA DP2 |
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