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厚別川と鱒見の沢川の合流点

厚別川と鱒見の沢川の合流点
今回のエントリーから三エントリー分は昨年訪れた合流点のご紹介をいたします。
まずは、昨年の7月14日に訪れたの合流点です。

すこしだけ敷地からははずれていますが、滝野の滝野すずらん丘陵公園にあります。

アシリベツの滝からしばらくは、滝野すずらん丘陵公園の敷地内を流れてくる厚別川が、鱒見の沢口駐車場のそばで写真左から流れ込む鱒見の沢川と合流します。

この鱒見の沢、上流にいくと、

鱒見の滝

鱒見の滝

滝野すずらん丘陵公園の4つの滝のうちの一つ、鱒見の滝にたどり着くことができます。

ここまで川をのぼっていた鱒がこの滝を見てこれ以上上流に行くことをあきらめた。というのがその名前の由来だそうです。いわゆる魚止め系の命名パターンですね。この滝、4つの滝のうち唯一そばまでよることができる滝です。この公園の中で一番滝の迫力を実感できる滝になるのではないでしょうか。

撮影場所 札幌市南区滝野鱒見口
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CASIO CA007

銭函川河口

銭函川河口
夏といえば海ですね! というわけで、海にいってみました。

、、が、あいにくのうすぐもりのです。

新川と山口運河・樽川の合流点の写真を撮ったあと、西の方角をみると若干青空がみえたので、淡い期待をもちつつのぞんでみましたが、そうは問屋がおろしませんでした。

実はこの銭函川、石狩平野最西端の川なのです。右岸は、ドリームビーチからつらなる平野部なのですが、左岸は札幌と小樽を隔たてる張碓山塊が作り出した台地の崖が迫っています。この銭函川はこの奥手稲山を源にこの台地の際を通りながら日本海に流れ込んでくるわけです。

しかし、こう書くと銭函の行政区が小樽というのもなにか不思議な感じがします。私の感覚では手稲~銭函は同じ文化圏のような気がするのですが、どうもこの街の歴史をみるとかなり古いようです。1780年に松前藩士が銭函以北の鎮守をもったのが最初だそうで、その頃は現在の新川河口からこの近辺をオタルナイと呼び現在の小樽の名称の由来ともなっています。その後、海運の中継点の要衝・良い漁場としてなど大活躍をし小樽発展の要の地区なのです。

張碓の崖もものともせず、場所をつくっていた先人たちの行動力に感服します。

銭函川橋梁

銭函川にはJRの橋梁もかかっています。
撮影中ちょうど721系電車が銭函駅を発車しました。

 

撮影場所 小樽市銭函1丁目23−6
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

新川と手稲土功川の合流点

新川と手稲土功川の合流点
先ほどの新川と山口運河・樽川の合流点から上流側にほど近い場所にこのの合流点があります。

土功川とはなんともいかつい名前ですね。それもそのはず、この川は元々、下手稲土功組合が造った排水溝なのです。手稲の曙地区は水はけが悪い湿地帯だったのを排水溝をつくり干拓を行うようにしていったのです。排水溝からイメージをすると三面護岸の幅2mもないほどの溝を思い浮かべますが、この立派な排水機場をみてもわかるとおり、かなりな流量をも賄える川幅となっています。しかも護岸は護岸なのですが、護岸された側面は降りれるポイントもあり、川岸にはちょっとした緑地として活用されています。

手稲土功川の川岸の緑地

手稲土功川の川岸の緑地

この排水溝のおかげで近隣の農家の生活は潤沢になっていったとの話もあります。

昨年7月撮影

昨年7月撮影

この場所も昨年撮影来ています。

なんだかぼんやりした写真でしたので、撮りなおそうとおもいました。

どうせならこんな立派な排水機場があるのだからそれを主役にしようかともおもって今回の撮影にいたりました。

撮影場所 札幌市札幌市手稲区曙11条1丁目6
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

新川と山口運河・樽川の合流点

新川と山口運河・樽川の合流点
今回のエントリーは.の合流点です。

新川自体明治以降に開削された人口河川であるので、流れ込む支流もいきおい人口河川が多くなります。この山口運河・樽川もそんな中の一つです。山口運河はその名の通り運河なのですが、樽川も樽川運河としてその任をまかされていました。この二つの運河は合わせて花畔・銭函間運河として石狩川から小樽銭函を結ぶ舟運用の運河として開削されたものです。今となってはその面影は一部山口運河で運河祭りを催された時に垣間見れるくらいです。他の区間は渇水期には水がながれているのかもわからないくらいのながれですし流れていたとしてもほんとにここに船が浮かんでいたのかと思うような川道です。

こうやって川歩きをすると先人たちの遺構を思わぬ所でみることができるのですね。歴史ロマンを感じてしまいます。

新川と山口運河・樽川の合流点

昨年7月撮影

この場所も昨年とりにいってますが、手ぶれがめだっていたので、今回撮りなおしとしました。

サイズはきっちりと大きなサイズだったのですがね~~。

 

撮影場所 札幌市手稲区曙12条1丁目6−3
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

豊平川と精進川の合流点

豊平川と精進川の合流点
早朝に中島公園と平岸を結ぶ幌平橋にの合流点へと撮影にいきました。

夏の早朝のうすくもりの時の空気の色、昔みた村上龍原作の映画「限りなく透明に近いブルー」で表現されていた空気感がいつも思い出されいつかとってみたいと思っていました。今回、それを狙って撮りにいってみたのですが、うまく表現できていますかね?

たぶん日の出夕暮れのマジックアワーとともにこの空気の色は私の写真趣味の中では大きなテーマの一つとなるのかなと思っています。

写真右中ほどに精進川の合流点があります。精進川はへ流れを分けたあと平岸の住宅地を抜け中の島を経由しこの場所で豊平川と合流を果たします。ご覧の通りこの場所の河川敷はとても整備をされており、近隣の住民の憩いの場となっています。中央区側からは中島公園を散策し、この幌平橋までが絶好のお散歩ポイントなのではないでしょうか。早朝にも関わらず散歩の人も数人あるいていました。あとは地域柄か、夜に働いていた人たちやのみ終わりの人たちの姿も。

この幌平橋は展望橋ともいえるような結構高い歩道用の橋を備えています。

バラと幌平橋

昨年撮影の幌平橋

今回の撮影はこの場所からなのですが、やはり豊平川は札幌の母なる川といった雄大かつ優しさにあふれた姿になりますね。

ここの場所も昨年撮りに行っています。

幌平橋より

昨年の7月の天気のよい日に幌平橋から札幌市街を撮りました。王道の撮り方かと思います。

写り・構図共に大好きな写真なのですが、ただ、残念なことに解像度が低く撮れていました。携帯写メだと少しズームすると解像度が下がるんですよね。

なので、今回撮りなおし&朝のブルーに挑戦をしてみました。

撮影場所 札幌市中央区南16条西4丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

尻別川と登延頃川の合流点

尻別川と登延頃川の合流点
ARK RALLY洞爺観戦の帰り道 国道230号線を札幌へ向かう途中に見つけた、の合流点です。尻別川はしりべつかわ、登延頃川はのぼりえんころかわと読みます。 山裾を沿うようにながれてきているのが尻別川、キャンプだろうと思われるブルーのテントの奥に見える川らしきくぼんでいる所を進むのが、登延頃川です。

尻別川は後志地域の南西部羊蹄山麓の河川を一手に引き受ける一級河川です。この地域は畑作~米作~畜産と様々な1次産業が花開いている地域でもあり、現在はすたれてはきていますが、山間部は林業も盛んな場所でした。そんな地域の人々の生活を支えてきた大河の上流部。普段札幌ではみることのできない、山裾を流れるその様は牧歌的でもあり、優しくもあり、ちからづよくもあり、なかなか素敵な景観でした。

撮影場所 虻田郡喜茂別町尻別1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

壮瞥川起点(洞爺湖)

壮瞥川流出口(洞爺湖)
いきなりの洞爺遠征です。写真洞爺湖の左下にちょろんとした入江になっている部分からの流出口があります。ここ洞爺湖も支笏湖と同じくカルデラです。流れ込む川数多あり、周辺の地形変動によっていまでもその数をかえていきます。そんな洞爺湖ですが、キチンと流れ口もあるのです。それが壮瞥川なのです。洞爺湖から流れ落ちることによってその川の流れをつくるのですが、洞爺湖に流れ込む川としてカタカナのソウベツ川もあるのです。たぶん同じ流路として認識されているのでしょうが、今回は二つの川を別の川として区分しておきます。

この壮瞥川、洞爺湖から流れ出るとすぐに滝となります。

壮瞥の滝

壮瞥の滝

洞爺湖の流水を一手に引き受ける滝です。勇壮であり優雅ですね。

この洞爺湖、温泉地として昔から有名でしたが、平成の大合併により虻田町・洞爺村の合併によって洞爺湖町が生まれてから洞爺湖周辺は町ぐるみで一層賑やかなイベントの街になりつつあるようです。

今回ここを訪れた理由も、そんな数あるイベントのうちの一つ

2014全日本ラリー選手権 ARK RALLY 洞爺

2014全日本ラリー選手権 ARK RALLY 洞爺 を観戦するためです。

全日本ラリー選手権は大体2~3日にわたっておこなわれ、このARK RALLY洞爺も7月4日から7月6日にわたって開催になります。今回はそのうち7月5日に行われたセレモニアルスタート・スーパースペシャルステージ・林道スペシャルステージを観戦にいきました。

2014ARK RALLY 洞爺 SSS VOLCANO 2

2014ARK RALLY 洞爺 SSS VOLCANO2 を疾走する勝田・足立組 インプレッサ

今回のARK RALLY 洞爺はかなり厳しいサバイバルラリーの様相となっていました。今回初めて開設された スーパースペシャルステージ、ラリーHQのある洞爺文化センターそばの砂防ダムを使って行われるのですが、表層は細かいふかふかの細かい砂、それが競技が進むにつれどんどんほれていき、かたい岩盤が露出するようになってきました。ちょうどストレートからコーナーへ入りクリッピングをすぎ加速するポイントがどんどん掘れていくので、後半の車両が通るころにはアクセルを踏みたい所に大穴ができている状態となっていました。このSSS連続して2回行われるので、

2014ARK RALLY 洞爺 SSS VOLCANO3即席ジャンプスポット   

2014ARK RALLY 洞爺 SSS VOLCANO3は即席ジャンプスポット付きの魔のSSSとなりました。

このSSSの他にもDAY1のSSラベンダーロングでもリタイヤ続出、そのほかのSSでも順調にリタイヤ車を生み出し、DAY1終了時点で実に14台が競技をできない状態となっています。

2014 ARK RALLY洞爺 SS9 AZALEA2

2014 ARK RALLY洞爺 SS9 AZALEA2 
のギャラリースポットはコースの目と鼻の先。
殆ど踏みっぱなしの高速のゆるいコーナーなので、ものすごいスピードで各車駆け抜けます。

例によってフォト蔵に各グループの優勝車の写真をUPロードしておきます。

撮影場所 有珠郡壮瞥町東湖畔2
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 CANON EOS KISS X2

千歳川起点(支笏湖)

千歳川起点
今回は合流点ではなく、起点です。道央の地域にお住まいのみなさんにはとてもなじみ深い保養地支笏湖から流れ出るです。地図によっては千歳川源流をここ支笏湖ではなく、フレ岳に源を持つとなっていたりしていますが、当ブログではwikipediaにならいここを千歳川の起点とします。

湖の周囲は約40km、最大水深363m、平均水深265m 貯水量は20.90km3は国内では琵琶湖に次いで日本で2番目に多い貯水量。透明度の高さで有名な摩周湖やバイカル湖に匹敵する透明度を有しており、日本最北の不凍湖でもあります。

なんだかいろいろとすごい所なんですね。千歳川への出口すぐには写真にもうつっているようにエメラルドグリーンに輝いています。透明度が高いので川底の水草の色がそのまま反映されているのでしょうか。幻想的ですよね。

ここ支笏湖周辺には数々のネイチャースポットがあります。実は去年も訪れていて、今回は写真の撮り直しでおとずれました。

支笏湖

昨年訪れた時の写真。写り構図共にとてもお気に入りなのですが、残念なことに小さいサイズしか残っていませんでした。

昨年は数ある魅力的なネイチャースポットのうち

美笛の滝

半分登山の様相でたどり着いた美笛の滝

美笛の滝にいきました。

撮影場所 千歳市支笏湖温泉
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

豊平川と逆川の合流点

豊平川と逆川の合流点
今回は曇りの早朝のの合流点にいってまいりました。

画面左の突堤部分が逆川が流れ込む場所です。

この逆川、もとはの下流域のことで、豊平川の水位が上がるたびにその水が月寒川を逆流していく様からいつしかこの流域を逆川と呼ぶようになったそうです。逆流する川というのは大体氾濫をするもので、この逆川も例にもれず氾濫をくりかえし近隣の住民をくるしめ、なんとか治水をしようとしていった歴史があります。まずは、豊平川の新水路開削、そして月寒川の切り替えです。その結果、月寒川は新水路をたどりこの地点より東進した箇所で望月寒川を合わせ、その後北上し現在の豊平川との合流点にて場所を定めています。そこまでの詳しい経緯は白石区のホームページに掲載されています。明治44年のこのあたりの地形図も合わせて掲載されています。豊平川の流路もしっかりと記載されいますのでご覧になってみてください。

2013年7月撮影

2013年7月撮影

写真の話しをすると、この地点は昨年の7月にも写真を撮っています。左の写真がそれです。

この写真、写りも構図もおきにいりなのですが、いつものごとく小さいサイズしか残っていなく今回写真改めて写真をとりに行きました。

この写真実は左すみに大きな鯉?うぐい?が一匹写っているのです。たぶん産卵かなにかで浅瀬まできていたのでしょう。

さらにこの写真にはうつっていませんが、カモメが悠々と豊平川の水面をこいでいたり、小魚がこの川岸辺近くで隊列をくんでいたりと、交通量の多い札幌新道豊水大橋のたもととは思えない野趣に富んだ場所だったりします。近くには桜の杜公園という桜の名所もありますので、散歩コースとしては非常に良い場所かと思います。

おまけ、

今年5月末に撮影した逆川河口からの札幌の夕景

今年5月末に撮影した逆川河口からの札幌の夕景

撮影場所 札幌市白石区米里1条1丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

厚別川と白帆の沢川の合流点

厚別川と白帆の沢川の合流点
今回の滝野すずらん丘陵公園行の最後のエントリーとなります。

の合流点となります。

白帆の沢川は画面左の草が生い茂っているあたりから厚別川に合流しています。よくみると川の流れがみえるのですが、この写真だけではわかりづらいですよね。

この白帆の沢川も滝を抱えている沢なのです。

白帆の滝

白帆の滝

こんな綺麗な滝が上流にあるくとその流れを落としています。ただ、この川、それほど流量がなく、この滝から合流点までの間の川幅もすごく狭いです。この合流点のかくれんぼ状態もなっとくできますね。

話かわって、滝野すずらん丘陵公園には4つの有名な滝が落ちています(今回エントリーしていない鱒見の滝は改めて昨年とった写真をUPする予定です。)。無名滝をあわせればもう少しあると思います。その滝を抱える沢は全て厚別川に合流をしていきます。この滝野すずらん丘陵公園自体厚別川のつくった谷間を利用して造園されています。

川を人々の憩いの場として提供する試み、私は大好きです。

撮影場所 札幌市南区滝野59
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000