千歳川~江別港跡~

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7月8日相変わらず暑い日が続く中、の最下流、との合流まであと少しのところに向かった。

ここは以前このブログでも千歳川と早苗別川放水路の合流点のエントリーで取り上げた旧江別港跡につくられた江別市防災ステーションの敷地内。

現在も船着き場があり、小船が係留されている。

たまに、学習船として弁天丸というクルーザークラスの船も発着するらしい。

国道12号線の江別橋の先には王子の製紙工場。

そして反対方向をみると、

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JR函館本線、千歳川橋梁を渡り終えた列車をみることができる。

舟運の要の地は現在各陸上輸送路の通過点としてひっそりと存在している。

撮影場所
北海道江別市防災ステーション
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 iPhone 5c

支笏湖(イチャンコッペ山前峰より)

支笏湖(イチャンコッペ山前峰より)

正面に風不死岳と樽前山の堂々とした姿を携える。いうまでもなくの源流域になる。

支笏カルデラはやはり美しく。周りを取り囲む山にひょいと登れば、その美しいカルデラの様子をいろいろな角度で眺めることができる。

その様子は本ブログでも、の各山行記としてアップしている。

今回は、へとつなぐ登山路の途中にある前峰から支笏湖を撮影した。

ちょうどこの前峰からは、

恵庭岳

恵庭岳の堂々たる姿をみることができ、支笏カルデラのすばらしい展望台となっている。

真夏の暑い日だったので、空気がかすんでしまっているのが残念だが、標高800m前後のこの場所でも樹林帯から抜けているので、時折吹くさわやかな風がきもちいい。

そんなイチャンコッペ山の山行記をしるしたいと思う。

スタート

スタート地点は国道453号線の支笏湖展望台にもなっているポロピナイ駐車場のヘアピンカーブの頂点のところにある。

ここから、いきなりの急登が始まる。冬に幌平山へ訪れたときと同じ道をたどるのだが、久々のきついのぼりとこの暑さのせいで、すぐに息があがってしまう。

休み休み登っていき、幌平山トラバースの笹の刈りわけわけ道へとたどり着く。

幌平山トラバース

幌平山トラバース

今回の山行、前半に難所が控えているようだ。先ほどの急登然り、この笹かぶりのトラバース路然り。道の難儀さにあわせ、8月の夏山の難敵が襲い掛かってくる。 アブ・湿気・暑さ。そしてマダニ。

特に、この幌平山トラバース、行きはなんともなかったのだが、帰路に通過した際、10数メートル進んだだけで、ズボンに大量のマダニが付着。払い払い歩くこととなった。山用のズボンを履いていてよかった。これが、ジーパンや、丈の短いパンツや、タイツ類だと確実にマダニに食われていただろう。食われていなくても、家まで連れてかえるリスクが跳ね上がったに違いない。

今年の支笏湖近辺はマダニが元気なようだ。それとも支笏湖北部域は元々マダニの密集地なのだろうか。

こぶ裏

笹かぶりのトラバースを抜けると、ちょっとしたこぶの裏手に登山道は続いている。このあたりの道はしっかりと整備されていて、一級国道と感じられる。

一箇所だけ、

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ごらんのように、かんばの樹が道に多いかぶさっている箇所があるが、それほど難儀することなく進んでいける。

のんびりとしたトレッキング路だ。

もちろん山をのぼっているのだから途中傾斜のきつい道はある。

イチャンコッペ前峰

イチャンコッペ前峰

そうこうしているとTOPの写真をとった前峰がでてくる。

運動不足の身にはかなりきつい傾斜を休み休みのぼり、広く平らな前峰の上へと飛び出す。

ここからイチャンコッペ山への道は樹林帯はあまりなく、笹に覆われた尾根をしっかりとした道をたどりながら歩いていくことと成る。

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前峰からはそれほどあえぐことなく、イチャンコッペの山頂にたどり着くことができた。

遅いスタートだったので、この時点で午後2時近く。だが、今年より、エスビットの固形燃料ストーブとモンベルのクッカーを入手したので、山飯としゃれ込むことにした。

なんとはないインスタントラーメンなのだが、山頂での暖かい汁物はうまいものだ。

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支笏湖(千歳川起点)~紋別岳山頂より~

支笏湖(千歳川起点)~紋別岳山頂より~

 

5月末の長閑な空気が流れる紋別岳の山頂から、の起点となるを眺める。

千歳川へは、写真左側に見える入り江のようなところからだ。

それにしても、支笏湖は広い。

標高865.6mの紋別岳の山頂からみても、全貌を一枚の写真で治めることがかなわない。

北海道の地図をひらくと、札幌の南西方向の大きな水色として、相応の面積をつかっているのもうなずける。

とはいえ、この紋別岳からの景観はなかなかよい。

支笏湖
支笏湖 posted by (C)ジプシー

正面に、樽前・風不死岳の両秀峰を伺え、視線を返せば、恵庭岳の凛たる姿をみることができる。

なかなかの景観よしのこの山頂までの山行記録を記しておく。

紋別岳登山口付近

紋別岳登山口付近

支笏湖温泉街そばのNTTの管理道を使い、ゆったりとした散歩道の山行となる。

入山届け

入山届け

少しあるくと入山届けのポストがあり、ここからこの山につけられた管理道をのぼっていく。

道の状態は、舗装がされ、所々傷んでいる場所はあるが、概ね安全な道だ。

小学生の登山遠足につかってもなんら問題が起きそうもない道のり。

ただ、若干つまらない林の中を1時間ほど歩いていくと、

紋別岳が見えてくる。

紋別岳が見えてくる。

紋別岳の山頂が見えてくる。

ここまで標高を上げてくると、道路につけられている、背の高いガードレールの隙間から、時折支笏湖の姿を見ることができ始める。

見えるたびに、その姿をかえていくので、いままで景観の望めない林の中の車道を歩いていった道のりに、程よいアクセントを添えてくれる。

恵庭岳が見える。

恵庭岳が見える。

山頂まであと少しのあたりから、台地状に笹原と疎林の彼方に恵庭岳がみえはじめ、

残雪

残雪

山頂をぐるっと巻くように敷かれている管理道の北側に出ると残雪が見え始め、それまでの歩行でほてったからだを丁度よい温度まで下げてくれる。天然のクーラーだ。

アンテナ

アンテナ

アンテナ施設までくると、あとはほんの数歩で山頂となる。

紋別岳山頂。

紋別岳山頂。

アンテナ施設内のほんの少し盛り上がった土の部分が紋別岳の山頂に届く。ここに三角点もある。

ここからの景観はなかなかのものだ。

しかし、今回は若干遠望がかすんでいて、そのすばらしい景観を綺麗に写真に収めることができなかったのが悔やまれる。

山頂で、バウと相方で、おやつを食べたり、コーヒーを沸かしたりのんびりとすごし、日暮れ前までにかえろうと、午後4時過ぎくらいに山頂をあとにした。

 

撮影場所
北海道千歳市紋別 紋別岳山頂
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 canon EOS kiss x2

千歳川と島松川の合流点

千歳川と島松川の合流点

 

、両河川とも恵庭・北広島地域ではかなり知名度の高い河川なのだが、その合流点はというとご覧のようにひっそりと静かなたたずまいをみせている。

IMG_4183千歳川の堤防沿いからは若葉が茂る河畔林にさえぎられ、その合流地点を見ることができまかった。

それではと、堤防まで降りてみるとなにやら河川改修をおこなっていた。

そのための工事用の臨時橋梁が島松川との合流直前にかけられており、今度はそちら側から合流点の写真を撮ろうと橋の上から、カメラをむけてみた。

 

 

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残念ながら、島松川側でも両岸には河畔林がたちそびえ春の若葉が元気に茂っていた。

ここから合流点のあたりに目を凝らしてみると、周りの木の茂り具合に比べると、まだまだ藪化していなかった。

まだまだ若葉が萌え始める春なのだ。

もう少しあとだと、足を踏み入れるのも躊躇してしまうくらいの藪になるだろう。

これはしたりと合流点の突端へと進み、撮った写真がTOPの写真となった。

踏み入れてみるとわかったことなのだが、島松川の岸辺まで一筋のふみ跡があった。

釣り人が少なからず訪れているのだろうか。

漂着したのか、置き捨てられたのかはわからないが少しのゴミも散見されていた。

突端まで潅木があり、なかなかすっきりとしたぬけのいい写真がとれなく、なんとかTOPの写真をおさめてこの合流点をあとにした。

おもったよりも地味な合流点であったのだが、

THE GATE
THE GATE posted by (C)ジプシー

工事用の臨時橋梁のゲートがいい雰囲気で無骨感をかもしだしていた。

この工事が完成したら一体このあたりはどう変わるのだろうか。

様子をみてみるとまだまだ終りそうにない工事状況なのだが、完成した際にはまたおとずれてみたく思う。

帰り道、河川敷に一輪だけさいていた、名前のわからない黄色い花に目を奪われた。

黄色い花
黄色い花 posted by (C)ジプシー

撮影場所
北海道恵庭市北島
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

急行はまなす最後の日(輪厚川橋梁)

急行はまなす最後の日(輪厚川橋梁)

 

昨日のカシオペアに引き続き、本日3月21日午前6時07分着にて急行はまなすが廃止となりました。

札幌近郊で、このはまなすを見るには、22時30分以降の夜間か、6時以前の早朝。

ダイヤとしても札幌~青森間の急行なので、地味な存在なのでしょうか。

それでも、札幌駅を利用する残業帰りのサラリーマンのみなさんにとっては、カシオペアや北斗星や、トワイライトエクスプレスよりも、この「青い寝台列車」を見る機会がおおかったのではないでしょうか。

でも、もう札幌駅には「青い寝台列車」は入ってくることはないのです。

残業帰りのサラリーマンのみなさんの記憶に少しだけ残って、ひっそりと「急行はまなす」はさっていくのです。

最後の急行 最後のブルートレイン

 

撮影場所
北広島市美沢1丁目7−16
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 nikon D3000

 

島松川とカシオペア

島松川とカシオペア

 

道道46号江別恵庭大通りを通行していたところ、道々の線路が見えるポイントでカメラを抱えた人たちがそこかしこに準備をしていました。

あっ!

今日は、カシオペアの運行日!

今年の3月20日に運行が通常の運行が廃止される予定のブルートレインです。

丁度D3000をもってきていたので、よさ気な場所を!と考えながらロケーションをさがし、道道46号がをわたる橋の横に陣取り構図をかんがえようとしたところ、いきなり現れたカシオペア。。。

あわてて写真をとりはじめたので、島松川が見切れてしまっています。。

でも、あと何度カシオペアを撮り、公開できるかがわからないので今回のエントリーとしました。

写真を撮るには準備が必要だという反省もこめてです。

札幌方に向かうエアポート

札幌方に向かうエアポート

 

カシオペアがさった後すぐにやってきた快速エアポート789系。

こちらの写真のほうが島松川の姿がみえているという、、、orz

撮影場所
北広島市南の里
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

柏木川とルルマップ川の合流点

柏木川とルルマップ川の合流点

 

1月30日16:46 この時期のこの時間の川の色が大好きです。

黒くそして、空の青や赤が混じりあい、夕刻のなんともいえないせつなさと、夜へと向かう重厚さがまじりあった川の色。

そんな素敵な色をみせてくれたのが、恵庭のはずれの合流点でした。

あたりを見渡すと、

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雪に覆われた農地がひろがり、北広島の丘まで見渡すことができます。

寂寥とした冬景色といった言葉がとても似合う風景です。

こんな風景に出会えるのも川をとりあるいている楽しみの一つですね。

 

撮影場所 恵庭市穂栄234
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

2016初日の出in支笏湖~幌平山登山道より~

2016初日の出in支笏湖~幌平山登山道より~

 

2016年 起点、に登るの初日の出です。

無事に年をこすことができ、どこで初日の出を撮影しようかと前の日まで逡巡。

おもいたったのが、支笏湖外輪の幌平山。

方角的にも丁度、紋別岳などの支笏湖東岸の山々と樽前山などの南方の山の中間あたりに陽がのぼりそうなので、適地かと判断。

スタート時間が若干おそかったため、山頂での初日の出は拝めなかったでしたが、途中の林間から対岸を望める場所で撮影成功。

なかなかいい雰囲気でとれたかと自画自賛です。

ただ、現地へは一眼ももっていったのですが、バッテリーを挿入しわすれ、予備でもっていったソニーのサイバーショットでの撮影となってしまいましたが、、、。

さて、登行記は下記の通り。

車をポロピナイの駐車場に置き、イチャンコッペ山への夏道登山口から取り付く。

イチャンコッペ山登山口

イチャンコッペ山登山口

道は明瞭。かなりな人が入っているようで、ふみ跡もしっかり固められつぼ足で充分。

最初の取り付きの急登をのぼっていっている途中で段々と明るくなってきて、そして、程よいポイントがあったので、樹幹のフレームよろしく今年の日の出の写真にしました。

なんどもなんども、シャッターを押し、2箇所ほど場所を換え初日の出撮影に粘ったあとは、幌平山へと登ることにしました。

太陽が昇ると、薄い青につつまれていた空気も

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徐々に色を取り戻し、朝日の祝福を受けたすばらしい色合いを見せてくれます。

DSC03816

丁度そんなタイミングで、イチャンコッペ山との分岐のコルにたどりつき、ふみ跡は右のイチャンコッペ山へと続いていますが、私は、左の幌平山への尾根へと登っていきます。

幌平山への尾根

幌平山への尾根

ふみ跡はあるものの、それほどかたまっておらず軽く埋まりながら幌平山の稜線をあるいていると、そこかしこですばらしい景色を望むことができました。

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遠くには太平洋が支笏湖の外輪越しに朝日に輝いています。目を凝らせば港に停泊している船も見えるくらいでした。

すばらしい!!

こんな景色を見ながら歩けるなんて!

しかもお気軽に!

支笏湖の景色に見とれながらやや急な斜面をのぼつめると目の前には、

恵庭岳

恵庭岳

恵庭岳が新年の挨拶をしてくれました。

あまりにもかっこいいその姿にみほれてどんどんあるいていっていたらいつのまにか、ピークをすぎていたらしく、山頂標識を途中でみつけもどることに。

幌平山山頂

幌平山山頂

去年にひきつづき、小雪からはじまり、朝日が雲間から、でもしっかりはっきりと青空をしたげてくれた2016年。

今年も努力をして良い年にしていきたいと思います。

撮影場所 北海道千歳市幌美内
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 sony DSC-W170

 

漁川と茂漁川の合流点

漁川と茂漁川の合流点

 

今にも雪が降りそうな空模様の晩秋。河畔に茂る草は勢いを失い水量の多い川だとその姿がよく見える季節になりました。

そんな中訪れたのが、の合流点。

場所は恵庭市の道の駅のそばの中島公園。

両河川とも恵庭市の中心を流れる同市の基幹河川になるのでしょう。その両河川が合流ポイントにとてもよく整備された大型の公園が敷設されるのもうなずけます。

利用者の方が四季を問わずひっきりなしにおとずれているのでしょう。この日も気温が寒くときろり冷たい小雨がぱらつく中でも、散歩をしている方や、パークゴルフに興じている方、ランニングや、遊具で遊ぶ子供たちなどでにぎわっていました。

バイカモが茂る茂漁川

バイカモが茂る茂漁川

合流点直前の橋の上から茂漁川をみてみると、花は咲いてはいないですが、バイカモの群落が綺麗にみえました。透明度もかなりのものなのでしょう。茂漁川の茂の字は、きっとアイヌ語のモ(小さい)からかとは思うのですが、このようにバイカモの群落を目の当たりにすると、和名での茂の字がもの凄くあてはまる気がします。

インターネットでしらべてみると、茂漁川沿いにフットパスルートが設定されていて途中カワセミなんかが訪れる場所でもあるようです。これは今後このフットパスを歩いて見なければいけませんね(^^

たゆたう鴨

たゆたう鴨

この日はこの場所ではさすがにカワセミにあうことはできませんでしたが、こんな植生豊かな川なので、鴨たちにとってもすみよい場所なのでしょう。気づかずに茂みにちかよったら、鴨があわてて川面を泳ぎだしました。漁川本流は水の流れも強く、流されそうになっていたのが気の毒でした。

今回ここを訪れ帰ってきて両河川のことを調べるまでは、漁川本流に興味があったのですが、調べてみると茂漁川のほうが魅力たっぷりにおもえてきました。かならず機会を作って、茂漁川沿いをあるいてその魅力を堪能したいと思います。

 

撮影場所  北海道恵庭市中島町3丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

仁井別川秋景~北広山登山~

仁井別川秋景

 

10月も中盤ともなるとそこかしこで、紅葉がみごろになってきます。この間いった、阿部山の見事な紅葉っぷりに味をしめ、低山の藪山を目指してみます。

行った先は、冬にいったこともある北広山。そしてその裾野に流れるです。

ルートは以下の通り。そしてこの写真を撮ったのは、北広山への登山道上で仁井別川に沿って作られている平坦な登山道を数分進み、

北広山登山道入り口

北広山登山道入り口

川と別れ山頂へと進む坂道の始まりのポイントです。

北広山は、西岡焼山や、白旗山のある札幌の有明・西岡の丘陵帯と同じく支笏火砕流堆積物によって形成された地域で、丁度白旗山から有明の丘を挟んで、遂になっているような丘陵地帯にあります。

仁井別川左岸の丘の稜線が札幌市と北広島市の境界線となっています。だいたい境界線は川か山の稜線となっているのですが、ここの境界は山の稜線をとったのですね。多分この仁井別川を境界線とせずに丘の稜線としたのは、有明の丘の先に流れている豊平川へと流れをあわせる豊平川流域で、この仁井別川は、千歳川へと流れをあわせる千歳川流域であるので、各流域の分水嶺となっているからなのでしょう。

その分水嶺とは仁井別川を挟んで対岸の丘への坂をかなり広く刈り分けられた登山道にしたがってえっさほっさと登ります。

北広山への登山道

北広山への登山道

果たして紅葉はというと、

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紅葉具合

背の高い笹原の中に広く刈り分けられた登山道なので、道沿いから望める紅葉はこの写真のように、かわいい楓がちらほらといった具合でした。前回の阿部山のように黄金の光の中をあるいていく感覚をバウにもあじあわせたかったのですが、半分藪漕ぎで分け入った藪山と登山道をきっちりあるくこの山とでは、やはり差がありましたね。

それでもこの日はとても暖かく葉の茂りも衰えた晩秋の明るい登山道をバウといっしょに歩いていきます。

白樺平

白樺平

その名前ほど白樺も密集していなく平らでもない白樺平を過ぎ、常に登る一方のだら坂を登山口からのんびり40分ほどあるくと、

北広山山頂

北広山山頂

北広山の山頂へと到着しました。

この山頂標識は藪の中に刈り分けられた場所にたてられていて、ここを過ぎると、

北広山山頂付近と自衛隊の演習地

北広山山頂付近と自衛隊の演習地

広く草がない場所にでて、フェンスで隔たれたその先に自衛隊の演習地をのぞむ場所へと飛び出します。

さすが自衛隊の演習地近くを通ってきただけあって、終始演習の大砲のドーンって音や、機銃のパラパラパラパラという銃撃音。車両のけたたましい走行音が聞えてきます。

そんななかうららかな小春日和を堪能しつつ、のんきにバウとのおやつタイムを楽しんでいました。

こんな環境だと妙な平和感が感じられるものですね。

そういえば、犬って雷やこんな大砲の音って苦手な子が多いと思うのですが、うちのバウは全然びっくりすることがありません。我意に介せずといった風情で登山道をスタスタ歩き山頂休憩でおやつをほおばりといった、大物なのだか鈍いだけなのだかを見せつけ今回の山歩きを楽しんでいました。

 

撮影場所
北海道北広島市仁井別
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 iPhone 5c