豊平川と厚別川の合流点
全国的に気温の上がった本日6月1日です。
そんなあつい一日にいったのは、豊平川と厚別川の合流点です。
札幌の扇状地を形成した豊平川と札幌北東部を形成してきた厚別川。両河川とも札幌市民の間ではとても親しみ深い川です。
この厚別川、現在は豊平川に過去も豊平川にそそいでいるのですが、実は一時期だけ石狩川にそそいでいた時期があったようです。豊平川の新川道を開削したのち、それまで豊平川にそそいでいた厚別川は残された豊平川の旧川道をつたい石狩川へとむかっていったようです。その後、厚別川の新川道が川下地区に開削され現在の流路となっていったのだそうです。
と、いうことは世田豊平川は豊平川の旧川道だけではなく厚別川の旧川道でもあったわけですね。豊平川の二つの旧川道、旧豊平川と世田豊平川が別々の名前をもっているのも合点がいきますね。
この合流点へのアプローチは2回目で、去年の6月にもおとずれています。約1年ぶりとなるわけですが、←の写真にうつっている足元の三角地は今回の写真をみてみてもわかるとおり水没していました。
たった一年で地形がかわるものなのですね。
河川の治水がしっかりおこなわれている現代にあってこのかわりようってことは、それ以前の川周辺の地形って季節ごとにダイナミックにかわっていたのでしょうね。
このブログをあげつつつらつらと自然の力のダイナミックさに関心をしてしまいました。
撮影場所 | 江別市角山380 |
アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★☆☆☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |