厚別川と有明第2沢川の合流点

厚別川と有明第2沢川の合流点
今回は朝霞の中のの合流点です。

この写真からはあまり見えないかもしれませんが、写真右奥に有明第2沢川の合流点があります。

第2とついているくらいですから、第1もありますし、第3、第4もあります。

前回ご紹介した、も昔は五号ノ沢と呼ばれていたようですので、この有明第2沢川も時がたてばもしかしたら番号名ではなく違った名前がつくのかな??。

この沢は有明の滝自然探勝の森の中を流れてきています。もっと奥にいくと自衛隊の有明演習場があり、そこにも流れを持っています。そして、この場所から有明第2沢川沿いに設けられている自然遊歩道をひたこらと森歩きをしていくと、

有明の滝

有明の滝

この探勝地の名前にもなっている有明の滝があります。駐車場からは沢上をあるいていくわけなのですが、途中から沢づたいに散策路が整備されています。むせぶような森の香りと夏の湿気の中を歩いてきたとは思えないくらいに沢に入ると涼しい空気にまとわれます。もわっとした夏の空気の中を歩いてきた身にはとても効果てきめんしゃっきりすっきりとなりました。なかなか涼める場所でしたよ。ただ刺す虫がうようよいるので、その点さえ気をつければですけどね。

ちなみに、この滝の写真と合流点の写真は、合流点は早朝、滝は日中と違う日時に撮っています。

 

 

撮影場所 札幌市清田区有明376
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

中の沢川と左中の沢川の合流点

中の沢川と左中の沢川の合流点
8月にはいってから北海道らしくない晴れ間もすくなく蒸し暑い日々がつづきました。
そんな日はちょっと山の中に涼みにいってみましょう。

と、いうこと訪れたのは南区中の沢のの合流点です。

南区の北西部の採石場として有名な砥石山山麓のこの地域、南の沢、北の沢とあわせて昔は八垂別といわれていた地域だそうで、多くはありませんが、この地域でも八垂別の名称を聞くこともあります。そんな中で一番有名なのが、左中の沢川の上流部にある、八垂別の滝ではないでしょうか。

八垂別の滝

八垂別の滝

小さいながらもしっかりとした滝つぼもあるこのナメ滝、初めて見たときは流れ落ちる渓流瀑の部分とその後の渓流の部分のバランスのよさにしばし見とれたものです。(アシリベツの滝)のような豪快な滝もみていてスッとしますが、箱庭的なバランスのこういうナメ滝もいいものですね。

2013年9月撮影

2013年9月撮影

このポイント、昨年も訪れています。

露光の調整を間違えたようで、なんだかイマイチな写真になってしまっていたので、今回改めて撮影にいきました。

 

撮影場所 札幌市南区中ノ沢1812−794
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と吉田川の合流点

厚別川と吉田川の合流点の合流点のご紹介なのですが、実はこのポイントは確度がひくいといわざるえません。

吉田川流路=

北海道札幌市豊平区羊ケ丘にある北海道農業研究センター敷地内に源を発する。清田区北野と豊平区月寒東の境界を北東へ流れ、暗渠となり白石区に入る。厚別川に合流する。(引用元 wikipedeia 吉田川)

とwikipediaでは記載されていましたが、場所までは特定されていません。

いつも川歩きのお世話になっている川の名前を調べる地図では、流路を月寒川に合わせていました。

いつも使う二つの情報源が違う場所をしめしているのです。

ではなぜ、私はここを合流点としたのか。

それは、札幌市のピックアップ河川の吉田川の案内ページに書かれていた地図と、暗渠に入る前の吉田川周辺の地形図を参考にここと特定しました。

暗渠にはいった川の上にはだいたいたは規模を問わず道がつくられています。月寒東5条と北野6条の境で暗渠にはいるわけなのですが、東北通を挟み栄通21丁目あたりの斜め通りがちょうどこのポイントと符号するわけです。たしかURLは忘れましたが、同じような推測とともにその上を歩いていたブログを見たこともあります。なので正確性は低いですが、ここを私のブログでは厚別川と吉田川の合流点としました。

ちなみに、厚別川をまたぐ橋の上からもこのポイントを見ると、

虹の橋から

虹の橋から厚別川と吉田川の合流点を眺める。

このような風景になります。しっかりと川が合流していますね。

こんな感じで川の流路を想像しながらの川歩きってのも推理クイズみたいでたのしいですね。

 

厚別川と吉田川の合流点

厚別川と吉田川の合流点
昨年12月撮影

ちなみに、昨年の12月にもここを撮影しています。これはこれでいい写真かと思うのですが、今回のブログの紹介写真は横構図にしておこうという自分縛りをつくりましたので、改めて撮りに行きました。

 

撮影場所 札幌市白石区栄通21丁目10−10
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

豊平川と北の沢川の合流点

豊平川と北の沢の合流点
暑い日が続く札幌です。札幌の母なる川はこの時期になってくると水もちょうどいい温度に温み流量もぐっとへります。豊平川で川遊びをする人もふえてくる季節です。

そこで朝早く私も豊平川との合流点へのアドベンチャーとしゃれこみました。

実はこの写真、豊平川につかりながら写真を撮っています。さらにこのポイントまで行くためには先ほどのエントリーの真駒内川との合流点から豊平川左岸の堤防内にはいり上流へ向かいます。河畔の草原におりてからは護岸コンクリをたよりに北の沢川の流路をみつけ川の中を歩いて下ってたどり着いたのです。合流点も北の沢川側は滝状となっており、河原もごつごつとしたやわらかい砂岩の塊になっていてかなり野趣あふれる趣でした。ちょっとしたジャングルクルーズ気分です。

北の沢川の鴨

北の沢川遡行途中に出会った鴨

北の沢川遡行途中に出会った鴨の写真なのですが、この鴨もこんなところに人がわけいるなんて思ってもいなかったのでしょう。ちょっと面喰ったように、仲間に侵入者のことをしらせ、写真右に写っている草原の岸をこっそりと上流へと泳いでいきました。私が彼らに危害を加えるような気はまったくなかったことが伝わったのか、飛び立つこともなくこそこそと移動していったのです。

捕食関係にない野生動物同士のすれ違いってこんな感じなのかなと思える不思議な体験でした。

撮影場所 札幌市南区川沿1条1丁目―1
アプローチ難度 ★★★★★★
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と真駒内川の合流点

豊平川と真駒内川の合流点
暑い日がつづく札幌です。こんな日はちょっと早起きをして川歩きでも。ということでいってきました。の合流点です。

写真の右奥からながれてくるのが豊平川、左奥から流れるのが真駒内川です。

この合流点のそばにはオリンピックで有名な真駒内アイスアリーナのある真駒内公園や小学生たちの見学研修なんかで有名なサケの科学館なんかがあります。こんな施設があるのですから、もうすこし季節が下るとサケの遡上なんかも見られるような場所です。

実はこの真駒内川、この周辺を2年前の2012年9月にヒグマが歩いていたのをNHKのカメラによって撮影されました。ご覧のように真駒内川は河畔林がうっそうとしげっており、この状態のまま上流の空沼岳方面まで続いています。野生動物にとっては身を隠す場所が豊富なちょうどいい回廊となっているのですね。クマにとっては好奇心?はたまたテリトリーの拡充行動?新たテリトリーの確保行動?だったりしてるのでしょうが、大型の野生動物が人の領域に立ち入るとあまり幸せな結果は生まれないことは火をみるより明らかなので、できればおとなしく山の中でのんびりしていてほしいものです。

 

撮影場所 札幌市南区南39条西10丁目1−60
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

麻別川と吉井川の合流点

麻別川と吉井川の合流点
今回は昨年の8月3日に撮影をおこなった合流点のご紹介です。

手前の浮草が水面に茂っているのが、そして奥から流れ込み麻別川に合流するのがです。

この地点は江別市なのですが、江別市に限らず人名に由来をもっていそうな川って結構ありますよね。以前ご紹介をしている滝川市なんかも人名由来っぽいですよね。そんな人名由来っぽい川に共通しているのは、どれも大体小規模な河川であるということです。開墾時にその地帯の農家のかたか地主のかたの名前を冠したのかもしれませんよね。こういった小規模河川になってくると、インターネットでの情報も殆どなく、また詳しい書籍にもそれほど出会えることもないので憶測になってしまいます。

一方麻別川は大麻の麻と江別の別をとってのことではないでしょうか。麻別川はの合流点から少し下流に下った所が起点となりややしばらく野津幌川と並走して流路を形成しています。途中野津幌川がと合流をするために西進していく地点からはそのまままっすぐへと合流していくのです。これまた想像の話しなのですが、ここ一帯は大麻~野幌の畑作・畜産地帯となっています。しかも粘土層の湿地でありました。そんな湿地を流れる野津幌川は常に洪水の脅威をもっていたでしょう。粘土層の地質は開墾のハードルをグンとあげたでしょう。 そんな所から野津幌川の放水路的な役割とこの地帯の排水としての役割を担っていたのではないでしょうか。 流れ自体も緩慢で合流先の世田豊平川とどっこいの勝負です。そんな麻別川にはご覧の通りの時期は浮草が茂り堤防は昔の灌漑・排水用水の川端のような雰囲気を醸し出しています。割と堤防は草刈や農業用自動車のいききがあるのでしょう。藪ににはなっておらずちょっとした散歩道としてはとてもいい感じだったりします。

一説によるとこの麻別川、ナマズや野鯉なんかが釣れるスポットとしてネット上に情報がのっていたりするのですが、ここで釣り糸を垂れている人ってあまりみたことがありません。。たぶん歩いている時間帯が悪いのかもしれませんね。

撮影場所 江別市元野幌 十丁目通
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 casio CA007

旧月寒川と米里川の分流点・望月寒川と旧月寒川の合流点

旧月寒川と米里川の分流点・望月寒川と旧月寒川の合流点
光化学スモッグに覆われた札幌です。それが原因かはわかりませんが、目がかるくいたがゆいです。
そんな週末におとずれたのが、の分流点・と旧月寒川の合流点です。
写真奥にある樋門が望月寒川に旧月寒川が合流する樋門で右に流れてゆくのが米里川になります。

流路をみると右にながれれていく川道が本流にみえますが、この地点から米里川の起点となります。

旧月寒川はその名の通りの旧流路です。その起点はJR線の直下あたりに発しているようです。月寒川が流路の切り替えをおこなったときに残った川道なのでしょう。埋め立てられずにそのまま河川としてのこされているのは、周辺地域の排水のためなのでしょうか。現在の旧月寒川の流路に農地はなく住宅街の中をながれています。それが原因なのか、流量がすくないからなのか、三面護岸が原因なのか、ゴミがめだっていますね。

旧月寒川の合流地点も本来はここで月寒川と望月寒川が合流をしてそのまま北上し現在の豊平川と逆川の合流点へ進んでいたそうです。現在の地図もみてみると、この合流点からの起点までの途切れた部分も、道路が沿っていることが見て取れます。今度機会があればその旧川道を散策してみようかな。

ここのポイントも昨年写真をとりにっています。

CA3K0528

今回とった写真の反対側から旧月寒川を望んだアングルから撮影しています。
見えるのは旧月寒川と米里川の分流点ですね。

昨年8月撮影

昨年8月撮影

こちらの写真は望月寒川側の堤防に降りて今回とった樋門から望月寒川の上流側へのアングルです。
今回の写真でもおわかりの通り旧月寒川への水の流入は異常時でしか水が流れ込まないような段差が付いています。
望月寒川の堤防に降りても旧月寒川の水が望月寒川に流れ込んでいる所は一度もみたことがありません。

おまけ 駐車スペースのそばの花壇にさいていたガクアジサイ

おまけ
駐車スペースのそばの花壇にさいていたガクアジサイ

 

撮影場所 札幌市白石区北郷6条3丁目1−39
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 canon eos kiss x2

雁来新川と苗穂川の合流点

雁来新川と苗穂川の合流点
またもやモエレ山にのぼりました。理由は写真中央に見える橋の所にあるの合流点を写真に収めたかったからです。

昨年6月に撮影

昨年6月に撮影

この両河川の合流点、春の雪解け後には水の流れは草の中に隠れて水面が見えなくなります。

冬ならばと写真をとってみましたが、

昨年12月撮影

昨年12月撮影

これまた、いいポイントをおさえられず、惨敗してきました。

モエレ沼とさとらんどの間を通る道路はよく使う道路なので事あるごとにこの川面の状態を確認してみたりしていたのですが、なかなかいいタイミングがなく今回モエレ山から俯瞰撮影に臨んだのです。

 

この日はとても風がつよく、モエレ山山頂は立ってられないくらいでした。 公園に設置されているカナールの噴水もご覧の通り風にあおられ流出口でも水しぶきをおげていました。

この日はとても風がつよく、モエレ山山頂は立ってられないくらいでした。
公園に設置されているカナールの噴水もご覧の通り風にあおられ
流出口でも水しぶきをあげていました。

撮影場所 札幌市東区モエレ沼公園1−2
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nicon d3000

雁来新川と丘珠藤木川の合流点

雁来新川と丘珠藤木川の合流点
昨年訪れたシリーズの最後は昨年7月21日に訪れたの合流点です。

写真奥からながれてくるのが丘珠藤木川で手前の藪につつまれているのが、雁来新川です。写真正面に見えるがサッポロさとらんどのレストハウスです。この丘珠藤木川は丘珠通りあたりに端を発しさとらんどの園地内をながれここで雁来新川と合流をします。丘珠地区の排水用水の一旦をになってきた河川なのではないでしょうか。現在は治水も進み流量すくなくちょろちょろとした流れなのですが、前述のようにさとらんどの園地内を流れる川として景観の一翼もになっているようで、札幌市議会議員の宮川じゅんさんが自身のブログで面白いことを提言しています。曰く豊平川の水をポンプアップをして丘珠藤木川に流そうというのです。豊平川に並行してながれる丘珠藤木川との距離はだいた2~3km、この間に新しく水路を作って水を流しこむということはたぶん技術的に可能なのでしょが、水路用の用地の確保やその間の工期等を考えると、、、、。

でも、治水・利水目的以外で河川を活用するフェィズに現在は既になっているのでしょうね。実際は景観目的で復活された川なのですから。

やはり河川というのは人々の気持ちに何らかのアクションを静かに与えているのですね。

 

撮影場所 札幌市東区丘珠町624
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 casio CA007

厚別川と山本川の合流点

厚別川と山本川の合流点

今回から5エントリー分は昨年の7月20日から21日に訪れた川の合流点のご紹介となります。
まず最初はの合流点となります。

この写真は山本川からの写真で目の前を流れる川が厚別川になります。

厚別川はこのブログでも度々登場していますが、札幌市内を流れる川としては石狩川、豊平川についで3番目の流域規模をもっている川なのです。南区の滝野の奥あたりから流れ始め札幌市内の北東地域の中小河川を合わせながら、江別の角山で豊平川と合流をしています。さらに流路近くにはほぼ道路が通っておりアクセスしやすいので、いきおい訪れやすいポイントが多く紹介数もおおくなります。

この周辺流路は厚別新川ともよばれています。もとはちがった流路なのですが、治水のための開削により新水路として三理川との合流点あたりからほぼ直線な川として生まれ変わっています。

この山本地区及び米里地区は早くに開拓の手がはいるものの河川地域は昭和50年代まで洪水との闘いようだったようです。実に昭和36年までほぼ測量困難な場所だったようで、現在の川道や堤防がが完成したのは昭和51年までかかったとのことです。

この地域を流れる小河川や用水路はその地域の排水の目的でもあったのではないでしょうか。山本という地区名はここを開拓した山本家に由来しているそうで、この山本川の名前もそれに由来しているのかもしれませんね。

川はやはり人と自然との闘いの足跡でもあるのですね。

 

撮影場所 札幌市白石区東米里2040−63
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 casio CA007