石狩川と豊平川との合流点

石狩川と豊平川の合流点
今回は超早起きをして朝焼けを写真におさめに、石狩川豊平川との合流点にいってまいりました。

幾度となくこのブログでも豊平川の流路の変遷をご紹介してきましたが、ここが現在の豊平川の最終点になります。

CA3K0294昨年川撮りを始めた初期のころ、ここにきています。

川の名前を調べる地図で道順を調べ、数度道に迷い石狩川の堤防にたどりつき、河原の藪に作られた車が通っているあとを歩いて川面までたどり着いた時、その広大さにすごく魅せられました。
←その時の写真がこちらです。

昨年豊平川と月寒川の合流点とこの石狩川と豊平川の合流点を訪れたことが、いままで飽きもせずに川の合流点の写真を撮りあるいているきっかけとなっているのです。

 

SDIM8660実は先月もここに訪れています。

その時は少しだけ家を出るのを遅れたため日の出後少し経ったときで、かつ地平線方向に若干雲がかかっていた状況で←のような写真を撮ってかえってきたのです。

なぜその時にエントリーしなかったのかというと、もう少し良い写真を撮りたかったためのただ一点です。

そのために、週末の天気予報を入念にチェックし前回よりもすこし早めに家をでて日の出前に到着できるようがんばりました

そんな甲斐もあってなんとかマジックアワーの石狩川と豊平川の合流点を写真に収めることができました。

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4月27日に訪れ、若干上流域にて撮影したカモの群れ
この地域の対岸は自然再生地域となっているので、野鳥がとても多いのです。

 

影場所 札幌市東区中沼町216
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 CANON EOS KISS X2

厚別川と野津幌川の合流点

厚別川と野津幌川の合流点
今日2つ目の撮影ポイントです。

左にながれているのが、野津幌川。右に流れているのが、厚別川。その両河川の合流点です。

この両河川、札幌北東地域をながれ、各小河川を取り込みここで厚別川となり、もう少し下流で豊平川に流れを預けます。

wikipediaによると、野津幌川は

20世紀の前半まで、豊平川に直接注いでいた。下流は低地で、水はけの悪い泥炭地であった。長く農地にされず、20世紀後半に札幌市の人口が拡大するに及び、住宅地として開発が望まれるにいたった。軟弱な地盤の上に堤防を作る際に、長い年月と労力が費やされ、完成した堤防の4倍の量の土が投入された。それだけの量が湿地に沈みこんだのである。引用元

だそうです。

厚別川の旧豊平川の合流点から世田豊平川までの区間は元々豊平川の流路であるので、若干の川道改修が行われていたとしてもたぶんこの辺での合流だったのではないでしょうか。

DSC02501厚別川の下流域は都市部での河川敷とはまったくちがって親水地域にはなっておらず、堤防から川面までかなりの距離があり、かつ川面までいくのには季節によっては背の高い藪をこがなければいけません。

←の写真は昨年の10月に訪れた時の写真となります。

一面藪とすすきの海になっていますね。この時はさすがに川面までたどりつこうとはおもえませんでした。

まだ草木が育ちきっていない春のこの時期ゆえに今回のように川に近付いての写真をとることができました。でもこんな時期もそろそろおわるのでしょね。桜も終わりたまに降る雨は冷たさをひかえはじめているので、草草の絶好の成長期がすぐ目の前に迫っています。

特急スーパー宗谷

川の写真をとりに行く前に立ち寄った大麻跨線橋から葉桜になりつつある桜の木を前景に稚内行特急スーパー宗谷を撮影しました。

 

影場所 江別市元野幌1160
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と世田豊平川

厚別川と世田豊平川
本日の午前中はうすぐリもの天気の札幌です。今回のエントリー厚別川世田豊平川は江別になるのですが写真のようにしっかりうすぐもりです。

今回のエントリーには合流点の表記はしませんでした。排水機場があり、流れの方向も厚別川の流れに準ずるかたちでかたどられている世田豊平川なのですが、厚別川の支流扱いではなく、あくまでの石狩川の支流こちらでエントリーしていますなのです。

もう少し厚別川を上流に行くと厚別川と旧豊平川との合流点があります。世田豊平川と旧豊平川の成り立ちは以前にも何度か本ブログでも書いています。今回ここを訪れるまでは、世田豊平川の流れは下流域に向かって逆ノの字状になっているものと思い込んでいました。ところが現場をこの目でみてみると見事に合流点然とした様相をしていることに少し驚きました。流れの方向もしっかり厚別川側に流れをつくっているのですから。これはどこか途中で流れがわかれているのでしょうか?? 世田豊平川に流れ込む川の合流点(元野幌川麻別川)や、石狩川との合流点はおとずれていましたが、流れ自体は緩慢としておりどちらの方向に流れているかはあまり気にかけていませんでした。今度機会を作って世田豊平川の流れの方向を調べてみたいとおもいます。

う

厚別川の堤防を歩いている時に見つけた鳥。 ウ? なのですかね?

影場所 江別市元野幌1107
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

月寒川とラウネナイ川の合流点

月寒川とラウネナイ川の合流点
ゴールデンウィークも後半戦となり、木々の花も咲くころとなった札幌です。
そんな春の日5月3日に訪れたのが、月寒川ラウネナイ川の合流点です。

奥に流れているのが羊が丘の丘陵あたりに端を発し札幌ドームの東側を沿いながら流れるラウネナイ川。札幌近郊ではよくある小さい川のアイヌ語語源カタカナ名称の川です。その意味は深い谷を表しているそうです。

一方写真手前に流れているのが月寒川です。現在は西岡水源地を起点としてます。豊平区~白石区の都市部を流れ近隣の方にはとてもなじみ深い川かと思います。またこの撮影ポイントから各川の上流へと歩く道は周辺市民の憩いの場になっているようで、この日も結構な数の散歩者がいました。街中の川の正しい姿なのでしょう。

CA3K0364ここは去年の7月にも撮影に行っています。

この写真も小さいサイズしかないので撮り直しにいきました。

札幌でも桜がさきはじめました。

札幌でも桜がさきはじめました。

 

 

撮影場所 札幌市豊平区月寒東5条14丁目12−8
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

石狩川と世田豊平川の合流点

石狩川と世田豊平川の合流点
4月29日撮り歩きツアー最後のエントリーです。最後を飾るのは夕刻に恵庭岳を背負う石狩川世田豊平川の合流点です。

ここの合流点は現在工事中で対岸からはアプローチはできません。反対に合流点対岸の今回のポイントから撮ると、天気がよければ遠く恵庭岳の姿を拝むことができるので景観はこちらのほうがよいでしょう。

この時のエントリーにもかいていますが、この世田豊平川は札幌市の母なる川豊平川の昔の合流点なのです。豊平川の改修開削によって残された旧川道がこの世田豊平川と厚別川を挟んだ札幌方面の旧豊平川になります。この旧川道の内陸部は昔の河川の様相で野鳥の楽園となっていたりするのですが、さすがに、合流点ともなるとしっかりと整備がされていくのでしょう。たしか世田豊平川は江別市民の手によって整備保護される運動なり施策なりがおこなわれているような看板をみたことがあります。

この撮影地から対岸側は江別市工栄町という地区で江別の工業地区になります。ここからもう少し上流にむかうと、

王子製紙工場王子製紙の江別工場群につきあたります。

さきほどのエントリーでは江別のこのあたりは舟運の要であることを紹介していますが、もう少しだけ下流域におりるとこのように江別の産業の要の地域となるのです。どちらも北海道の大河石狩川が背景にあります。川というのは常に人の営みにとって大きな影響を与えているのだとこういう場所ににくると改めて思います。

 

 

撮影場所 江別市篠津207
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000
   


千歳川と早苗別川放水路の合流点

千歳川と早苗別川放水路の合流点
4月29日撮り歩きツアー第5弾は千歳川早苗別川放水路の合流点です。

このポイント、写真のとおり芝生が綺麗に緑となり河畔林の葉も新緑の葉を茂らせています。この4月29日ツアーはと続いてきていますが、全て同じ日の撮影です。ここだけ少しだけ季節が進んでいるようにみえますね。 ここはきっちりと整備された自然なのでしょう。それもそのはずここのそばには、江別の舟運の歴史を物語るいろいろな施設や遺構、史跡があるのです。観光を意識している場所なので、キチンと整備しているのでしょうね。

今ではそれほど意識されていませんが、この江別という街は開拓期から舟運で栄えた川の街なのです。千歳川もそのころは江別地域を流れる下流域は江別川ともいわれていたようです。今回はそんな川の街江別のころを今も伝えようとしている江別防災ステーションという施設の中をのぞいてきてみました。

上川丸

石狩川外輪船上川丸実物大レプリカ

外輪船

外輪船が浮かぶころの江別のジオラマ

こんな興味深い展示が行われているのですね。

現在は北海道の文化は札幌一極集中の感がありますが、由仁川のエントリーでもふれたように開拓期には各地方にていろいろな文化や産業が花開いていたんですね。そんな歴史ロマンを感じた千歳川・早苗別川合流点行でした。

撮影場所 江別市東光町17−16
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

夕張川とヤリキレナイ川の合流点

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4月29日撮り歩きツアーの第4弾投稿です。
今回は夕張川ヤリキレナイ川の合流点です。

このヤリキレナイ川、その切ない名前のせいで全国的にわりと有名だったりしますね。テレビ番組のタイトルにもなってたようです。その知名度も多分名前だけが先行し、この川周辺のことはあまり紹介されていないでしょう。 由仁町の市街地を堂々とよこぎり夕張川に注ぐこの川。夕張川の増水にともない氾濫をおこしていたことが起因となり、この名前がついたともいわれています。地図によると数キロ下流に下ると、ヤリキリナイ川というやりきった名前の川もあるようです。

ここヤリキレナイ川の合流点、写真を趣味にしている方、特に鉄道・野鳥などのジャンルの方には、春先の
この時期限定ですがとても良いスポットかも知れません。

ヤリキレナイ川下流河畔林のハシブトカラ

ヤリキレナイ川下流河畔林のハシブトカラ

ヤリキレナイ川下流の河畔林内のアカゲラ

ヤリキレナイ川下流の河畔林内のアカゲラ

こんなかわいい野鳥がいたり。

ヤリキレナイ川下流粋から由仁夕張川橋梁下へ

ヤリキレナイ川下流粋から由仁夕張川橋梁下へ

前回もお伝えした空知産業遺産に選出されている由仁夕張川橋梁の橋の下までアプローチできたりします。

このヤリキレナイ川を紹介している見聞ブログなんかを見ると、面白い川の名前以外は特筆すべき場所はなし! みたいな書かれ方をしていますが、実はこの周りには豊かな自然とそれと格闘し人工物を作り上げた先人の遺構をみることができるのです。こんな自然と人とのコントラストに気づける川めぐり、やってる自分が言うのもなんですが、豊かな趣味に出会えたなと、改めて思えることができました。

CA3K0517ちなみに、由仁川のエントリーと同じく去年の9月ころにもここに訪れています。

そのときの写真は←です。画像サイズが小さいものしかのこっていなかったので、今回撮りなおしたわけです。

このエントリーの文中で春先がベストであると書きましたが、この時期を過ぎると、この写真のようにジャングル化します。降雪期はというととんでもなく雪深い地域なので、かなり気合を入れなければここの自然を楽しむことはできないでしょうね。

ただ緑深い時期に夕張川の写真を撮ると普段は茶色い川なのですが、周りの木々の緑を反射して、この写真のようにジャングルで撮ったかのような深めの黄緑色にうつります。これも味わいありますよね。

 

撮影場所
北海道夕張郡由仁町山形551
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SONY CYBERSHOT DSC W-170

 

夕張川と由仁川の合流点

DSC_0109 4月29日撮り歩きツアー第3弾エントリーです。 今回は夕張川由仁川の合流点です。 合流点は写真左中くらいにあります。鉄橋のすぐ下あたりです。今回は鉄撮りをメインに由仁・栗山までいってみました。狙いは、この写真に写っているJR由仁夕張川橋梁です。そらち産業遺産にも選ばれている鉄橋なのです。

由仁町と栗山町の境に流れている夕張川のJR室蘭本線に掛かるアーチ型の橋で、建設されたのは1902(明治35)年です。現在の橋は1930(昭和5)年に改築されています。構造は鉄ケタ造りで各部材の接合点をピンで連結したトラス造りに属します。湾曲力に強く、橋や屋根組みに用いられる構造です。現在もJR上り線の橋として使用されています。 汽車と夕張川を背景に写真撮影に最適です。引用元そらち産業遺産

かなり古い橋みたいです。 この室蘭本線、歴史も古く 北海道炭礦鉄道 として岩見沢~室蘭間が明治25年に開通したのがはじまりで、それ以降石炭の運搬・道央空知圏と胆振南部を結ぶ旅客の足として活躍していったそうです。炭鉱が衰退していった昭和の中盤にはいってからは運航本数もへり、現在は1時間に一本ペースの状況です。運行されている車両は以前訪れた江差線と同じく北海道のローカル線でおなじみキハ40系の軌道車です。この路線南空知の牧歌的な平野部の風景を走るので撮り鉄さんにとってはこれからがいい季節かもしれませんね。 CA3K0520 この川も実は昨年9月ころおとずれています。 ←がその時の写真になります。由仁川堤防からのアプローチなのですが、合流点まで数十メートルをのこした地点で堤防沿いの道路はカーブをしてゆきあとは背丈以上の藪に阻まれていた状態でした。なんとか川面に近づける場所を探して撮影を行いましたが、合流点まで撮り収めることはできませんでした。 今回はアプローチをかえ、夕張川にかかる栗由橋から望遠でねらってみました。 合流点もおさめる・列車もおさめることができたので割合満足なのですが、若干光の感じが難しい状況ではありました。 今回の撮影において列車も絶対おさめたかったのですが、前述のように運行間隔が長く、橋の上でまっている間に夕張川をおとずれる鳥たちの写真を撮っていました。飛んでいた鳥はトンビやウやカモやカラスなど。ちょいちょい目の前をとんでいたり羽をやすめていたりしましたが、さすがは野鳥!人間がいるとなかなかそばにはいてくれませんでした。そんな中で比較的近くまできてくれていたトンビの写真もおまけに掲載しておきます。 DSC_0097

撮影場所 夕張郡由仁町古川 栗由橋
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

野津幌川と熊の沢川の合流点

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4月29日ツアー第二弾投稿は、野津幌川熊の沢川の合流点です。

野幌森林公園の原生林の中に端を発しもみじ台の野津幌川緑地にて野津幌川と合流します。写真でみると自然のままに流れているようにみえますが、ほんの少し上流をのぞめば、三面護岸でびっしりとコンクリで覆われています。それもそのはずで、ここもみじ台は札幌の北部地区の一大団地地区となっていてかなりな人口をほっこっている場所なのです。この写真を撮影した日もこの川が沿っているパークゴルフ場は大盛況でした。

CA3K0597ここも去年写真をとりにっています。

写りは携帯電話でとった割には悪くはないのですが、構図的漠然としているようにかんじましたので、今回改めてとりにいきました。

撮影場所 札幌市厚別区もみじ台西7丁目1−12
アプローチ難度 ☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 FUJI FinePix S9100

野津幌川と大曲川の合流点

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GW前半戦 ものすごく天気のよい札幌でした。
今日はいろいろと撮り歩いてきたので、エントリーがたまっています。 今日中にはUPできないかもですが順々にUPしていきます。

まず4月29日ツアーの第一弾は、野津幌川大曲川の合流点です。

河川ってのは大体市区町村各支庁の境目になっていたりするのですが、この左から流れ込む大曲川も札幌市と北広島市の境界を流れ、野津幌川に注ぎます。ただ合流点付近の市境界をみてみると、合流点よりも若干野津幌川上流に境界がひかれています。これはもしかして、大曲川の流路と野津幌川の流路が境界を制定した当時は現在と違う流れだったのでしょうか。

この合流点は上野幌駅が近く線路を走る電車を望むことできます。今回はせっかくなので寝台特急トワイライトエクスプレスも狙ってみました。編成が非常に長く、今回持っていたS9100のワイ端(35ミリ換算18mm相当)を使用しても全貌がおさまりきりません。 こういう局面になると超広角レンズがほしくなりますね。

DSCF6539
おまけ。トワイライトエクスプレスを待っている間にやってきた733系電車。9時後半台の普通車両は3両編成なんで、若干ズームしてもおさまるんですけどね~~。

撮影場所 札幌市厚別区厚別町上野幌717
アプローチ難度 ☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 FUJI FINEPIX S9100