界川と円山川の合流点

円山川と堺川の合流点
今回は川面が一切みえません。琴似川と琴似八軒川の合流点と同じく、円山川も暗渠の中なのです。

札幌の都心部を流れている、または流れていた川の殆どは暗渠化または埋め立てられていることが多いのです。

円山川は幌見峠あたりから端を発し円山西町~円山動物園の際を流れながら円山公園の池を終点として暗渠に入ります。

円山川終点

円山川終点
円山公園の池を通過したのち暗渠に入ります。

 

円山公園の池

円山公園の池
人慣れしたカモがいつも御出迎えしてくれます。

この写真は昨年の9月頃に撮ったものです。

手ぶれでいまいちの写真ばかりでしたので、今日改めて撮りにいきました。

まぁ、今日はTOPの写真の通り札幌神宮例大祭の神輿渡御があったので、その写真もとりたかったのですがね。

 

一方界川はというと、藻岩山に端を発して円山の南側あたりから暗渠に入っていきます。昔は藻岩村と円山村の境界の川だったので、界の名前がつけられていたそうです。また二十四軒や八軒といった西区区域と中央区区域の境界でもあったりします。

界
この写真は昨年円山登山をバウと行った時にとった円山山頂から界川あたりをのぞんだときの写真です。

写真共有サイトphotohitoのbeautiful japan[境]コンテストに入選した写真でもあります。

昨年の写真が多くなっていますので、今年の神宮例大祭の写真もすこし

2014年札幌神宮例大祭

2014年札幌神宮例大祭

あいにくの雨でしたが、みなさん一生懸命でした。

2014年札幌神宮例大祭

2014年札幌神宮例大祭

おまわりさんも大変ですね~~。

今回はお祭り気分のエントリーとなりました。

撮影場所 札幌市中央区北1条西28丁目2−15
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SONY CYBERSHOT DSC-W170

厚別川と旧豊平川の合流点

厚別川と旧豊平川の合流点
以前エントリーをした厚別川と野津幌川の合流点からほんの少しだけ上流に移動したことろに、このの合流点があります。

世田豊平川のエントリーや、旧豊平川のエントリー、豊平川のエントリーなどで都度触れていますが、札幌を形成している扇状地をつくったのが豊平川であり、その豊平川は大規模な改修をうけている。そしてその豊平川の昔の川道が世田豊平川であり、この旧豊平川なのです。

旧豊平川はもう一方の世田豊平川と比べると、流量もすくなく雪解け時期や大雨の時以外はほとんど淀みのような流れです。川の合流点には排水機場なんてのがつきものだったりするのですが、この旧豊平川を厚別川に合わせるための施設は、

厚別排水機場

このようなプールにありそうなポンプの配管がある施設なのです。

しかも排水機場にはつきものの貯水施設もないのです。流路それ自体が貯水地という考えでもいいかもってついついおもっちゃいました。

2013年10月の写真

この合流点にも昨年訪れています。

←の写真がその2013年10月ころに撮った写真です。

川の撮り歩き初めて4カ月くらいたったころで、このような樋門の看板がとても新鮮におもえ、これを主題にとってみた記憶があります。たしか、FUJIのFINEPIX S9100を入手したすぐなので、いろいろと構図にチャレンジしてみたかったのかもしれません。

今となっては、このような樋門、規模の違う河川の合流点にはいつも当たり前のようにありますので、この構図は失敗だったと思い今回改めて撮りにいったのでした。

 

厚別川の堤防をあるいていると

庭とかでもよく見かける花

庭とかでもよく見かける花なのですが、名前がわかりません。野生化した園芸種なのかな~~?

こんな花がさいていました。

 

 

撮影場所 札幌市白石区東米里2024
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SONY CYBERSHOT DSC-W170

豊平川と中沼中央川の合流点

豊平川と中沼中央川の合流点
今回の撮影地は前回の豊平川と厚別川の合流点と同じ場所です。カメラをD3000に持ち替えてタムロンA005Nで300㎜望遠で豊平川中沼中央川の合流点をねらってみました。

この中沼中央川、その名の通り札幌市東区の中沼地区の真ん中を流れ地区を東西にわけています。起点は篠路新川(モエレ沼)になり流路はこの豊平川まで至って短い河川になります。豊平川に流れ込む河川は、厚別川に代表されるような中規模な河川が小規模な河川を合わせてから流れ込むことがおおいのですが、こと下流域にいたってはこの中沼中央川や、のような流域規模の短い人口河川が流れ込んできています。その中でもこの中沼中央川は非常に小規模な河川なのではないでしょうか。たぶんモエレ沼の水の調整としての連絡用水のような気がします。

撮影ポイントまでの間にであった木の花。 なんて花なんでしょうか?

撮影ポイントまでの間にであった木の花。
なんて花なんでしょうか?

撮影場所 江別市角山380
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と厚別川の合流点

豊平川と厚別川の合流点
全国的に気温の上がった本日6月1日です。
そんなあつい一日にいったのは、豊平川厚別川の合流点です。

札幌の扇状地を形成した豊平川と札幌北東部を形成してきた厚別川。両河川とも札幌市民の間ではとても親しみ深い川です。

この厚別川、現在は豊平川に過去も豊平川にそそいでいるのですが、実は一時期だけ石狩川にそそいでいた時期があったようです。豊平川の新川道を開削したのち、それまで豊平川にそそいでいた厚別川は残された豊平川の旧川道をつたい石狩川へとむかっていったようです。その後、厚別川の新川道が川下地区に開削され現在の流路となっていったのだそうです。

と、いうことは世田豊平川は豊平川の旧川道だけではなく厚別川の旧川道でもあったわけですね。豊平川の二つの旧川道、旧豊平川と世田豊平川が別々の名前をもっているのも合点がいきますね。

CA3K0299この合流点へのアプローチは2回目で、去年の6月にもおとずれています。約1年ぶりとなるわけですが、←の写真にうつっている足元の三角地は今回の写真をみてみてもわかるとおり水没していました。

たった一年で地形がかわるものなのですね。

 

 

 

河川の治水がしっかりおこなわれている現代にあってこのかわりようってことは、それ以前の川周辺の地形って季節ごとにダイナミックにかわっていたのでしょうね。

このブログをあげつつつらつらと自然の力のダイナミックさに関心をしてしまいました。

撮影場所 江別市角山380
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

石狩川と知津狩川の合流点

石狩川と知津狩川の合流点

先ほどのエントリーの石狩川河口からほどない場所にこの石狩川知津狩川の合流点があります。

石狩川に流れる最後の支流として知津狩川があるわけなのですが、その合流点は汽水域というよりもほぼ海といってもいいくらいの場所です。

現在の知津狩川は河川改修によってこの地に河口をさだめていますが、以前は日本海にそそぐ本流としてながれていたそうです。知津狩川は川幅せまく蛇行もしていたため、よく氾濫をおこし付近の生活の脅威として存在していました。長年にわたり改修を重ね現在の流路として安定をしているようです。

石狩市の八幡~シップ地区をあるいてみるとわかるのですが、海岸そばまで田園がせまっており対岸の石狩川左岸の漁業集落とはまた趣をかえています。八幡の市街地区の中央にあたる十字路には「JA(農協)」の大きなたてものがあり、まるで左岸地域とは違うんだよってアピールしているみたいでした。

ちなみにこの知津狩川は以前は石狩町と厚田村の境界線だったのですが、現在市区町村統合によって石狩市の市内の一河川となっています。ただ、今回の撮影場所の住所をご覧になってもわかるかと思いますが区の境界ではあるようです。

 

撮影場所 石狩市厚田区聚富525
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

石狩川河口

石狩川河口

今回は大河石狩川の最終地点。石狩川河口です。

北海道の開拓はこの石狩川を中心におこなわれていたといっても過言ではないでしょう。その証拠にこの川の流域には、札幌市・旭川市・岩見沢市・千歳市など、道央~道北地域の主要都市が存在し、流域内市町村人口は約308万8千人をほこります。(平成12年国勢調査)。

流域の人たちにとっては母なる川としてのイメージを小学校のころに校歌や社会科の地域史なんかですりこまれているのではないでしょうか。また度重なる洪水などの水害で暴れ川のイメージや、旭川以南の何処までも幅広くとうとうと流れる様とカムイコタンのイメージを重ね神々しささえ感じるかもしれません。そんな川の最終点、訪れる人も釣り人(右岸地域)や観光客(左岸地域)など訪れる方も多数です。

私も幾度とおとずれています。ただ、今回は初めて河口部右岸に訪れてみました。この写真にうつっている石狩川河口導流堤が存在しているので、ここまでが川ですよ感がわかりやすいかなと思ってみたのですが。ご覧の通り導流堤の内側には波が襲ってきていて、川な感じはまったくありません。

ただ、この導流堤がなければ、この砂浜は常に浸食されていったのではないのかなとも思えます。かなり古い施設っぽいヤレ感もでていていかつい海の施設という感じですね。

このあたりは結構釣り人のメッカらしく、この日も釣り人が数名いました。

以前訪れた左岸地域の写真も合わせて掲載しておきます。

2007年5月石狩川河口部左岸

2007年5月石狩川河口部左岸

2013年6月石狩川河口部左岸

2013年6月石狩川河口部左岸

 

撮影場所 石狩市厚田区聚富618−11
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

奈江豊平川とパンケ歌志内川の合流点

奈江豊平川とパンケ歌志内川の合流点
北空知~中空知遠征も場所を砂川に移動し、天気も青空がみえてきました。今回のエントリーは奈江豊平川パンケ歌志内川の合流点です。

写真をごらんの通りものすごく広いですね。実はここ砂川オアシスパークといいまして、

100haの広大な池は流域の住民を洪水から守るため旧石狩川跡地を利用してつくった遊水地で治水機能を兼ね備えています。ウォータースポーツ(ヨット、カヌー)や釣り、バーベキュー、自然散策、ジョギング、犬の散歩など多様に楽しめます。
パークゴルフコース、ローラースケート広場などの遊具施設も充実し、イベント等も開催されています。3~4月にかけては白鳥が飛来します。(引用元 そらち産業遺産と観光)

という場所なのです。

写真奥に見える尖塔の付近で奈江豊平川とパンケ歌志内川が合流をしています。この遊水地の水の供給源は現在はほぼ奈江豊平川ですが、昔は石狩川がのこしていった三日月湖なんでしょうね。

パークっていう具合ですから付近住民の憩いの場として充分機能をしています。広大な水をたたえているので、釣りや

こんな具合にウインドウサーフィンに興じる方もいたりします。

こんな具合にウインドウサーフィンに興じる方もいたりします。

そんなのどかな砂川オアシスパークなのですが、この日ばかりは、尖塔の向こう側・石狩川河川敷にて、

全日本ダートトライアル第三戦 砂川

全日本ダートトライアル第三戦が爆音と砂埃の中おこなわれていました。

今回の遠征の最大の目的はこのモータースポーツイベントの観戦です。
そのときの模様は、写真共有サイトフォト蔵の私のアルバムに掲載しています。 ご興味のある方はごらんになってみてください。

 

撮影場所 砂川市西7条南11丁目2−5
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

ポンクラ川と宮下川の合流点

ポンクラ川と宮下川の合流点
今回は滝川に場所を移してポンクラ川宮下川の合流点のご紹介となります。

今回ここを訪れた本命は、あとでご紹介する鉄道写真をとりたかったためなのです。

国道38号線脇で合流しすぐ空知川に流れこむこの両河川、ちょっとした渓谷美をかんじさせる場所でした。別段渓流というほどの山間部でもなく、すぐそばは住宅地ですし滝川と根室を結ぶ線路や国道ははしっているし、東滝川の駅はあるし、田んぼや工場もあったりでそこそこ人の手が入っている場所です。でもここだけすぽっと別の場所にきたかのような美しさをみせてくれました。

到着時には別の場所からのアプローチもおこなってみたのですが、イマイチでしたので場所を移しあまり期待せず国道沿いをあるいてみると、なんともすがすがしい水の流れる音が車の音にかき消されずに聞えてくるではありませんか。恐る恐る国道のガードロープをまたぎ谷間をのぞいてみるとそこにはこの写真のような光景がひろがっていました。こんなおもいもかけぬ贈り物でした。

もうひとつの目的は日本一長距離を走る鈍行列車(滝川9:37発~釧路18:02着 308.4km/)を写真に収めることです。この路線にキハ40形の国鉄色(朱色5号)が乗り入れているとききましたので、もしかしたらと写欲がふつふつとわいたのでした。

で結果は、、、。

2429D東滝川着-5/25

2429D東滝川着-5/25 

残念ながら朱色5号ではありませんでした。ただ、富良野発の快速電車もちょうどこの時間東滝川で交差します。、単線の根室本線なので2429Dは東滝川で交差待ちなのです。期待をしてまっていると、、。

富良野発快速3426D

富良野発滝川行き快速3426D

うーーん残念、ノーマルバージョンでした。

そうこうしているうちに、

釧路行き2429D

日本一長時間長距離の鈍行列車2429Dは東滝川を出発して釧路へとことこはしっていくのでした。

 

撮影場所 滝川市東滝川482
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

雨竜川と秩父別川・沼田奔川の合流点

雨竜川と秩父別川・沼田奔川の合流点
北空知~中空知遠征第2弾エントリーは、雨竜川秩父別川沼田奔川の合流点です。

前日の雨もともなって川ごうごうと流れる濁流となっています。写真のJR留萌線雨竜川橋梁の奥右側が秩父別川の合流点、奥左側が沼田奔川の合流点です。

雨竜川は北空知田園地帯の母なる川といっても差し支えのない川かと思います。旧空知支庁の北端幌加内町(現在は上川振興局管轄)朱鞠内湖の上流に端を発し、幌加内のそば畑を潤し、沼田・秩父別・深川・妹背牛・の田園に水を供給し滝川の北部で石狩川に流れ込みます。地図を見るとわかりますが、非常に曲がりくねってその流路をきずき、周辺に多くの三日月湖を残していっています。もちろんこの手の河川の常として洪水問題も抱えそれに対抗するため捷水路事業がこの秩父別地域でもおこなわれています。

石狩平野北部を石狩川とともに形成したこの川の荒々しく雄大な光景は一見の価値があると思います。

 

撮影場所 雨竜郡秩父別町秩父別2070
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

秩父別川と第一幹線用水路の合流点

秩父別川と第一幹線用水路の交差点

今回から四回に渡って5月25日に行った北空知~中空知の遠征記録となります。

江差遠征のときのように川のほかに撮りたいものがあったからなのです。

まずおとずれたのは北空知秩父別町秩父別川第一幹線用水路が交わる場所です。

この秩父別町、深川、妹背牛、などに並ぶ北空知有数の田園地域となります。訪れた日も朝早くから農家のみなさんが田植えうや耕作なんかで忙しそうに働いていました。田園都市だけあって町内を縦横無尽に用水路がはりめぐっています。中には国営の用水路なんてのもあって、この第一幹線用水路もそんな国営の用水路にあたるのだそうです。

合流点ではありますが、写真にうつっている秩父別川に流れ込んでいる地点の反対側の河岸にも第一用水路との交点があったりするのですね。町の東西に渡って水田の用水として大活躍なのです。

話はかわりまして、今回の遠征の大目的のお話といきましょうか。

それは、秘境駅に行こうというサイト様でも紹介もされている木造駅舎板張りホームのなんともいい雰囲気の北秩父別駅を川とあわせて撮りたかったのです。上の写真の木造の小屋のようなものがその駅舎になります。先ほどもかきましたとおり今時期は農作業に追われる人たちでわりとこのあたりはにぎわっていたので秘境感はそれほどかんじられませんでした。

でも実は写真を趣味とする前に、このあたりで道に迷って知らずにこの駅まできたことがあるのです。そのときの心境もあったのでしょうがこの駅のインパクトたるや、、、。 それから数年たちインターネットで鉄道関係の被写体を探していたところ、この駅の情報を得て改めて写真をとってみようとおもいたったわけです。

北秩父別駅

このアングルだとかなり当時の思い出に近い雰囲気がでています。

 

北秩父別駅看板

駅舎にかかる看板
文字のかすれ具合に歳月の重みをかんじます。

 

留萌線キハ54

一日数本しか止まらない留萌線の列車(キハ54形)の発車シーン

影場所 雨竜郡秩父別町秩父別2073−22
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000