タグ : 河口
暑い夏ももう少しで終わるのだろうか。
7月の暑さが過ぎると少しだけ涼しさが加わってきた8月の初旬。
せっかくの夏だからと海に行く。
行き先は、石狩川の河口。
もちろん遊泳禁止区域。
泳ぐわけではなく、海を眺めにいくだけ。
以前も写真を撮りにいったが、そのときとは打って変わって穏やかな、波。
釣り人も何人かきていた。
そのおこぼれをもらいに来ているのだろうか。
かもめも何羽も舞っている。
ゆったりとした時間をすごすにはちょうどよい場所だった。
撮影場所 | 石狩市厚田区聚富618−11 |
アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
オタモイ岬の根元、塩谷漁港から、湾のようになっている塩谷海岸の景観。
丁度写真下中央あたりに国道五号線をくぐる塩谷川の河口。塩谷の街並が広がるあたりに、稲穂川(小樽)の河口を携えている。
6月に入り空の色も海の色も深い青が似合う季節となった。
小樽の海の青さは目を見張るものがあり、私の中では夏の代名詞の色だ。
そんな爽やかな景観の先にそびえる山頂に雲を少しだけかぶった塩谷丸山にこの日は登った。
登山口へのアプローチの途中は、現在高速道路の工事中となっていて、その脇を整備した今後道路になるであろう道を登山者に開放してくれている。
駐車場も同様だった。
まったくもってありがたい。
この塩谷丸山への登山道は小樽自然探勝路となっていて、その件も絡んでいるからなのだろうか。
しばらく歩くと、登山届けBOXがあった。時間は午前5時過ぎ、先行者は2名だった。
ここからは従来の登山道になっており、若干の笹かぶりの道となっていた。今回はバウとの散歩なのだが、バウにはダニ忌避薬を滴下し、ダニ対策をおこなっていたのだが少しの不安はあった。
少し進むと道はわりと広めになり、なだらかな坂道になる。
広めのところで、バウのダニチェックを行いつつ、昨日の雨でぬかるみの残る登山道をのぼっていく、
岩が多くなったり、登山道がえぐれていたりと、不整地の趣きが強くなってきて、バウの足さばきを心配したが、そんな心配は微塵に吹っ飛び、それよりもぬかるみの残る道での私の足さばきのほうが不安定になっていた。情けない。
急な斜面を越えると、台地状の笹原となる。
雲が低くたれこめていたので、眺望はまったく期待していなかった。でも先ほどまで急傾斜をあるいてきてほってた体に、笹原を静かに抜ける風を当て、疲れをためないようにゆっくりと歩いてく。
目の前にガスの切れ間から少し稜線らしきものが見え。再び林の中にはいってくと、
ほどなくしてガレ場がまちうけていた。バウの足取りはとみてみると、こんな大きな岩なのに意に返さずスルスルとのぼっていく。まったくもって心強い。
ちょっとしたアスレチックを楽しむとあっという間に標高629mの山頂へと到着だ。
この先60mに展望広場との標識があったのだが、このガスのかかり具合。あまり期待ができないのでバウにおやつをあげ一服をつけて下山とした。
下りもバウの足取りは軽快。ガレ場も気にせず降りていく。
先ほどの笹原あたりで前をながめてみると、
雲がとれかかり海がみえてきた。
これはと、急ぎ山を降り塩谷海岸へと足を向けた。
今回いたるところでバウのダニチェックをおこなっていったが、ダニはついていなかった。やはりダニ予防は有効だった。これからもバウと山歩きができると思うとうれしくなる。
今回はバウとの山歩きだったため、あまり花を撮ることをしなかったが、
タニウツギが撮りやすい場所に綺麗に咲いていた。
撮影場所 | 小樽市塩谷 塩谷漁港 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
オタナイ、オタネ、オタルナイ。
新川の河口付近は、そうよばれていた。いまでもその名前で呼ぶ人もいるだろう。
古くからの地名があるということは、ここに人の営みがあった証拠。
昭和40代年くらいまではここに小樽内集落があった。
その集落のために新川に小樽内橋というコンクリート製の立派な橋もかけようとしていた。
歴史をどんどんさかのぼってみると、1596年にはここに渡島福山の八木勘右衛門という人物が入植をしてきて、その後オタルナイ場所がひらかれた。
それ以前にはアイヌコタンがあったとの説もある。
オタルナイ(砂の川の道)との意味を持つこの地。
その名の通り、石狩大浜あたりから内陸に続く砂丘域に河川がはしっていた。
現在の清川の流路がそれに当たる。
その流域はオタルナイ川とよばれていた。
現在、札幌の定山渓ダムを形作っている小樽内川とは別の川だ。
また、朝里ダムによって形付けられたオタルナイ湖の主流河川である朝里川も関係はない。
砂の川の道をつくるオタルナイ川、オタナイ川、オタネ川なのだ。
では、このオタルナイ川は、独立した一本の河川かというと実はそうではない。
手稲の山麓からながれでて、星置扇状地を形作って大浜の砂丘域に流れだす星置川の下流域をアイヌの人たちはそう呼んだのだ。
滝がいくつもあり、急峻な流れを持つ星置川上流域とは様相がまったくことなり平らな砂丘域を静々と流れる様子はまったくの別の川と認識されたのだろう。
そして今回訪れたオタナイの沼はそのオタルナイ川の河口跡なのだ。
ゆえに、この小さな沼は、清川の河口跡ともいえるし、そもそもが星置川の河口跡なのだ。
星置川は近世にはいってからこの河口を含め、3つの変遷をたどっていることは、以前このブログの谷地川河口~銭函天狗山 純登山その1~、谷地川起点、などのエントリーで紹介をしてきた。
三日月湖のように弧を描いているのは、砂浜に流れ出る河川の河口の常で急なRをもって蛇行をしていた名残をそのままのこしているのだろう。
原始河川の様相をそのまま残しながらオタネ浜のすぐ脇、それでも海岸からの波からの侵食をうけずにひっそりとたたずむオタナイの沼。
オタネ浜側には5月に訪れた突然の夏日の涼を求める人たちの時間が流れていたのがここには時間の流れそのものがないかのようだった。
時をとめたオタナイ沼をあとにし車を置いた新川河口についたころには、時の象徴の太陽が真っ赤な残滓をのこし日本海へと沈んでいった。
撮影場所 |
小樽市銭函 オタネ浜
|
アプローチ難度 | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
札幌開拓の基幹事業となった一大人口河川新川の河口をオタネ浜側から撮影をした。
札幌市民・小樽市民・石狩市民でもこの日本海に面した穏やかな砂浜の存在に親しんでいる人はそう多くはない。
だいたいの札幌近郊の海として紹介されるのは、石狩浜・銭函海岸などが上げられ地域のニュースでも取り上げられるのは、その二つの海岸だ。
その二つの海岸に挟まれた形の、ここオタネ浜ともう少し石狩よりの十銭浜は知る人ぞ知る砂浜なのだ。
まだ五月なのに、真夏並みの気温となったこの日の夕時。
オタネ浜には、それぞれが秘密の場所として思い涼みにやってきたのか、少なくはない人たちがきていた。
家族連れや、若者のグループ、単独の人、それぞれ浜の内部まで車で入りこんでいた。
割としまった砂なので、乗用タイプの車でも4WDであればスタックの心配はないのだろう。
ところで、この新川の河口のすぐそばには札幌の廃墟好きの好事家たちには有名な小樽内橋があるということは、このブログでも新川河口というエントリーで紹介をしている。
その際には橋自体の写真を掲載をしていなかったので、今回のエントリーでは掲載をする。
こう見ると、立派な橋でまだまだ使えそうな赤い橋ではあるが、両端は道路が切れ落ちていて徒歩で登ることさえも困難な状態となっている。
果たしてこの橋、いつまでここに残っていられるのだろう。
撮影場所 |
小樽市銭函 新川河口
|
アプローチ難度 | ★★☆☆☆ |
景観 | ★★★★★ |
撮影機材 | CANON EOS KISS X2 |
承前
の続きです。
そんなわけで、谷地川河口からはじまった銭函天狗山純登山もクライマックスです。
ロープ場を過ぎ、きれたった肩を過ぎ岩稜に飛び出すと、こんな爽快な景色を眺めることができます。
ちょうど、現在の星置川の河口も写真の海岸線のしたのほうにはっきりとみることができます。
新旧星置川河口を一度にしかも別のアングル高度から眺めることができ、おまけに予定外の団地沢川なんてレアな河川もみることができた今回の山行もそろそろ頂上です。
この場所から若干木が生い茂っている先にあるいていくと、
山頂標識が二つ。そこは広場となっていて、登山客たちの憩いの場となっていました。
そこからさらに奥にいって、定山渓方面をみることのできるところまでいくと、
燃えるような稜線をみることができました。
そんな抜群にいい景色を眺めながら、ご飯を食べ、一休み・ふた休みをし今回の山行を終らせるべく下山へとむかったのでした。
今回の山行、標高536.7mと若干ひくい山ですがとても密度の濃い山行となったのでした。
撮影場所 |
北海道小樽市銭函天狗山
|
アプローチ難度 | ★★★★☆ |
景観 | ★★★★★ |
撮影機材 | nikon d3000 |
今回訪れた谷地川の河口。海は若干荒れ模様。これから冬へと向かう日本海の雰囲気バリバリの様相です。
ところで、この谷地川、開拓期から現在までの百数十年間の間に、2度の河道の切り替えが河口も含め人口的におこなわれた星置川の2度の旧流路なのです。現在は、JR函館本線付近でキライチ川のそばからを起点とした細々とした流れを、この銭函の市内までを運んでいますが、今の星置川の開削がおこなわれるまでは、この谷地川の流路を星置川がながれていました。
そのころの星置川の河口はこの場所だったのです。
で、今回はここをスタートとして
銭函天狗山へと純登山としゃれ込もうとやってきました。
海抜0mから目標の山へと登る純登山の儀式として、靴を海水につけてスタートをしようというわけです。
この近辺には、車を止めるのに適した場所がないので、一旦銭函天狗山の登山口の駐車場に車を止めてから海までえんやこらとおりてきました。
で、写真のように、靴を海水につけていざスタートです。
ルートは以下の通りとなります。
ここから、銭函の市街地を通りながら途中踏み切りで
銭函駅に待機中の721系電車を撮り鉄しながら、のんびりと合い方ちゃんと銭函散策です。
GPSログを見ると、のんきな散策ルートが見て取れるかと思います。
この日は気温も下がりぎみだったので丁度いいウォーミングアップです。
体があったまったころ、銭函天狗山登山口の駐車場へと到着しました。
ここで、少し休憩買っておいたセイコーマートのコーヒーを飲みながら一服です。
で、さていよいよ銭函天狗山へと登ろうと登山道にはいっていきました。
すると!
ほどなくして!
なんと!!
こんな看板がでむかえてくれました!!!
川好きとしては、これはたまりません!
いままで土石流危険渓流に指定されている川を地図から割り出して訪れたことはありましたが、こんな看板はいままでみたことありませんでした。見たことのない看板に、河川名までがしっかりかいてあるなんて!
これはテンションあがりました!
いったいこの川はどこにあるのか!?
つづきは次のエントリーへ(^^
撮影場所 |
北海道小樽市銭函2丁目
|
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★☆☆☆ |
撮影機材 | nikon d3000 |
以前、星置川と山口運河・ポンナイ川の分流点のエントリーで紹介した、ポンナイ川の河口へといってみました。
このポンナイ川は花畔銭函間運河として開削された流路ということは以前のエントリーで紹介したとおり。ただ件の運河はもっと西よりで日本海に出合っていましたが、その出合いの河川は現在は谷地川として命名されています。これはこの運河が現在の小樽市銭函2丁目50−30あたりで二股にわかれ、現在の谷地川方面と、現在のポンナイ川河口へとそれぞれ流れを分けていたからです。
この河口、現在は、ヨットハーバーのために使われているようにみえますが、開拓期には、ここを海から直接札幌・石狩方面へ運上船で舟運をするために作られていった経緯があります。現在も船(ヨット) のために使われているので、その役割を100年以上変わらず果たしている運河ともいえるのでしょうね。
で、今回は銭函までいったので、札幌50峰の一つ春香山へと登ってみます。
ルートは以下の通り。
スタートは桂岡の住宅地の端。そこに春香山登山口の看板があります。住宅地のど真ん中なので、車の止め場所にこまりました。丁度そばにこ住宅地の方がいたので、春香山に登る人たちってどこに車をとめているのでしょうかと尋ねたところ、登山口のそばに止めてもいいんだよとのことでした。今回は他の車がいなかったので余裕でとめることができましたが、もし他の登山客がいたらこの場所への駐車が難しそうです。
準備をして、登山道へとはいっていきます。道はかなり綺麗に整備された登山道。草かぶりもなく、とても歩きやすい道でした。
途中
小さな沢を渡るための橋(桂春橋と書いていました。)が崩落した地点でちょっとしたロープが設置されていて、小沢を渡渉をしていきます。
程よい傾斜で、銭函川の沢音をききながら気持ちのいい登山道をあるいていくと、
明瞭な二股の道が現れます。
どうやら、左に行くと林道へ、右に行くとまだ山道といったようです。林道がみえたので左に進路をとったのですが、GEOGRAPHICAで確認すると、登山道は右側の道。一旦戻って右側の山道を歩くこととしました。林の中のほうが若干涼しいかなって期待をこめてです。
だけど、程なくして道は、
下土場と呼ばれる、ちょっとした広場にたどり着き、先ほどの林道と合流するのでしたW
ここからはちょっとした林道歩きとなります。
今日の天気は午前中は晴れ。気温は小樽で26度くらい午後15時くらいから雨とのことでした。山の中に入るとさすがに雲が垂れ込めています。今回の山行の目的の一つに春香山山頂付近からの石狩湾の撮影をかんがえていたのですが、この時点でかなりあきらめムードとなりました。ただ、ここまで行程の1/3、ほんの少しの晴れ間でもいいからと、そんな奇跡を胸に秘め、時折垣間見える青空を心の糧に登ることとします。
林道をテクテク歩いていくと、
林道コースと登山道コースの分岐看板がでてきます。みてみると「らくちん林道」とかいているじゃありませんか。去年から山行30を超えてはいるのですが、あいも変わらず登坂が苦手でヒーコラいってしまう私は迷わず林道コースを選択です。
でも、、、
すぐに、、、
林道コースは終りとなり、登山路へと入るのでした、、、。
全然楽できませんでした、、、。
いままでは、沢地形の登山道でしたので、それほど急な坂はなかったのですが、ここからは、銭函峠への尾根へとりつき400m・500m・600mと標高を上げていいきます。まぁ、急な斜面も増えてくるわけです。しかも所々片方の草が多いかぶさる方斜面のトラバース道になったり、草に覆われた急斜面があったりと、いままでの整備されていた道とはちがう、普通の登山道としての顔を覗かせてきます。概ね綺麗に整備された道ではあるのですが、、。
そして、標高600mまで高度を上げると、
土場と呼ばれる、ベンチのある広場につきます。このあたりまで来るとだいたい行程の2/3です。ベンチに腰かけて、一旦荷物を解き、大目の休憩をとります。このとき、iphoneの天気予報をみてみると、札幌・小樽とも雷雨のマークと表示が、、、。
あわてて空をみてみると、あいも変わらず厚い雲とたまに覗く青い空、、、。
雨具はもってきていますが、この気温だと雨具を着ると確実に脱水気味になってしまうし、、、。
とりあえず、いけるところまで晴れ仕様の装備でいくことにします。いよいよになったら銀嶺荘に飛び込めばいいやと思いつつ。
土場をあとにして銭函峠までの尾根道は結構な斜面が続いていきます。
標高650mあたりから明らかに雲の中に突入しました。気温が低めになったのでしょうか。先ほどまでの蒸し暑さから解放されて若干行動しやすくはなりましたが、この坂の傾斜には貧脚の私はやられまくります。しかも先ほどみた雷雨マークのおかげで気分もあがりません。孝か不幸か、熊鈴をなくしてしまっていたので、耳をすませながら雨の気配を探りつつ歩いていきます。
そういえば、このあたりで煩かった蝉の声も聞えなくなり虻や蚊の襲来もへってきました。虫除けスプレーを忘れていったので、とてもたすかったのですが、、、。
そんなこんなで休み休みのぼっていって、
やっと定山渓春香沢コースとの合流点へとたどりつきました。
ここまで来ると台地上の道になり、しっとりとした雲の中、気温もそれほど蒸し暑くなく、気分よくあるいていくことができました。道路状況も綺麗に整備されているので、とても歩きやすい道でした。
いい気分であるいていくと、
春香山の代名詞、銀嶺荘が現れます。休憩400円とのこと、初めての山小屋体験もいいかなともおもったのですが、ここでまったりし時間を使っちゃうと雨のリスクが高くなりそうで、そそくさと山頂へと向かうこととします。
銀嶺荘横には立派な林道がはしっていました。定山渓方面へとつながる林道なのかな??途中この林道を寸断するかのように、川がながれています。これって銭函側と定山渓側のどちら側にながれていくのかな??なんて考えながら100mほど進むと、核心の
頂上への登山道入り口です。
最初こそ、先ほどまで通ってきた登山道と同じ雰囲気だったのですが、ほどなくして、道に水がながれてきて、ちょっとした沢のようになりはじめます。まぁ、これも楽しいかなとかとおもいつつ、のぼっていくと、水がなくなり次は、
笹かぶりの道となります。
まぁ、これくらいはね、、、、。
経験したことあるしね、、、。
と思って進むと、
急斜面・方斜面のトラバースがあらわれ、しかもその両方ともに笹かぶり&倒木祭り&刈り払いの笹の茎が路外の斜面へといざなう道となり始めます。
ワ・ワ・ワイルドです、、、。
ガイド本には、家族連れも沢山登る山とかいていましたが、、、。
おもった以上にワイルドでした。
途中、視界が開けてた場所からは、かなたの眺望は見ることができず、かろうじて銀嶺荘の赤い屋根をみるにとどまりました。
もうすぐ頂上なので石狩湾の写真はあきらめました。タムロンの70ー300を装着したNIKON D3000がただの重りと確定した悲しい瞬間です、、。
ちぇ~っとおもいつつワイルドな登山道をあるくと、
ロープ場の登場となります。
難所との紹介文を見ることがありますが、ここのロープ場は楽しいね。
それよりも、藪漕ぎ並みのいままでの道が難所でしたよ。
ここをこえると傾斜が緩み、
すぐに、
山頂へ到着です。ここで、いつもの山頂儀式です。一服・お昼ご飯・生着替え。
時間をこんな風につぶしても、結局どんどん雲がせまってきて、結局
山頂からの眺望はなにも見えない状態でした、、。
あきらめて帰ることにしましたが、山頂を離れてすぐに、遠くで雷がなりはじめました。
帰りに銀嶺荘によろうかとおもいましたが、やめてそそくさとおりることにしました。
途中、2箇所ほど分岐を登路と変えておりてきました。
駐車地点まで戻って着たときも、ずっと雷はきこえてきましたが、雨は降らず、ずぶぬれにならずにすみました。
ただ、下山中、2度ほどしりもちをつきました、、、。
靴のグリップがやはり不安ですね~~。
札幌50峰 31/50座 春香山(906.7m) GET。
撮影場所 | 小樽市銭函2丁目36−33 |
アプローチ難度 | ★☆☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | SIGMA DP2 |
お盆休みを利用して、石狩川の河口まで相方さんとお出かけしました。
石狩川河口付近の左岸一帯は、はまなすの丘公園としていろいろな動植物が保護の対象となっています。
すすきが黄色くなり秋の様相をしめしはじめていますが、気温と湿度は夏そのものです。浜辺なので海風が強いのでそれほど歩いていても不快感はありまでした。
夏の花のユリや、
そろそろ花期も終りかけあちこちに実をつけ始めたはまなす。
夏の終りの代名詞のトンボなんかもとりながら、
ほかにもカモメ・とんび・ひばり・ウミウ・チドリなんかの鳥も見ることができました。
一度だけここで、オジロワシをみたのですが、さすがにこの時期にはであえませんでした。
そんな晩夏の一日でした。
撮影場所 | 北海道石狩市浜町 |
アプローチ難度 | ★★☆☆☆ |
景観 | ★★★☆☆ |
撮影機材 | nikon d3000 |
今回の写真は、いつもと趣きを変えまして超遠景から望む河口の写真としました。かなたに見えるのは小樽港です。小樽港に注ぐ川は、勝納川と小樽運河(に注ぐ於古発川)です。この写真からは丁度小樽港の外洋防波堤が綺麗に二つの口をあけているさまがみてとれます。この外洋防波堤の真ん中あたりに勝納川の流入口があるので、今回は勝納川としてエントリーをしました。
そして、この写真をとったのは、余市岳の山頂からとなります。
ルートは以下の通り
今回は赤井川村のキロロリゾートのゴンドラを使って、標高1180mまで運んでもらう楽々ゴンドラコースをえらびました。
往復券1200円を払って、3.3kmをたった15分くらいで運んでいってもらいました。
ゴンドラの山頂を降りると、目の前にドーンと余市岳が出迎えてくれます。なんともおっきな山容でしょう。さすが札幌最高峰の貫禄ですね。この駅で入山届けをだして、駅の裏手?にある登山口からスタートをします。
ゴンドラコースは、余市三山(余市岳・朝里岳・白井岳)の間に広がる通称飛行場といわれる1180m付近の台地からスタートとなります。背丈ほどの笹に覆われまったく展望のない平坦な道を見たすら歩くことになるのですが、冬はまたちがった表情をみせてくれているのは、朝里岳沢川と朝里峠沢川の合流点~朝里岳登山~このときのエントリーをご覧になってください。
平坦な笹の刈りわけは非常によく整備されていてとてもあるきやすく、それも終盤になってくると笹の背がひくくなってきて余市岳がまた目の前に展開されてきます。
そして、だらだらと1290m付近まで2.5kmかけて標高を稼いだ飛行場が終ると、標高1240m付近の北東コルまで降りていき、そこからいよいよ本丸余市岳へとの登行路となっていきます。
ここから山頂までの距離は約1.5kmくらい。この距離標高差は約200mくらいです。
この壁みたいな道をえっちらおっちらと歩いていくのです。
急登の序盤は背の低い笹原。日光がばしばしあたります。気温も18~19度。山を登るには結構な暑さです。湿度も夏の湿度と来れば、早速体がばて始めます。
中盤からは、涸れ沢となり、ここだけヒンヤリとした気持ちのいい空気となりました。この辺で割と当たらし目の熊の糞をみつけました。(3日前くらい?) 熊さんも歩きやすい道がいいのかな~なんてぼんやりおもいつつ、この涸れ沢をすぎると、ハイマツが多く現れる肩の部分に飛び出します。ここまでくるとかなり眺望もよくまります。
目の前に独特な山容を見せる定山渓天狗岳の奥に、烏帽子~神威が見えます。この間苦戦しただけあって、感慨深いものがあると同時にこちら側から見る烏帽子岳の山容の凶悪な感じに、この間の苦労もうなずけました。
肩まで登ると、道はゆるやかになりすぐに偽ピークにたどりつき、そこから約300Mほどで余市岳の山頂へとつきました。
山頂からは羊蹄山がまるで富士山のような面持ちでしっとりとたおやかな姿で目をたのしませてくれました。
ほかにもTOPの写真のように小樽の海や、手稲山~石狩の海、余市の海、ニセコ連山、恵庭岳、などなど360度の大展望でした。さすが札幌最高峰です。こんな山にお気軽に(札幌からキロロまでは結構な距離ですが、、、)いけるなんて、、ゴンドラバンザイですね(^^
てなわけで、
札幌50峰 30/50座 余市岳(1488m) GETしました。
撮影場所 | 札幌市南区 余市岳山頂から |
アプローチ難度 | ★★★★☆ |
景観 | ★★★★☆ |
撮影機材 | nikon d3000 |