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農場川と北農沢川の合流点(皆楽公園)

農場川と北農沢川の合流点

ゴールデンウィークの最終日、月形の皆楽公園まで足をのばしてみました。ここにある遊水池は、多分地形的にの三日月湖になるのでしょう。そしてここを流路としているは以前そのまま石狩川にながれていた小さな沢の流れをそのまま命名した名前なのかと思います。

そしてこの遊水池にはもう一本という川も流れ込みそのまま流れ出し、途中須部都川に合流し石狩川へとながれこんでいきます。名前からすると農業用水のために開削された人口河川のようですが、流路をみると樺戸山地の中腹あたりにその源をもっており、自然河川然としたくねくねした流れでここまできています。さっするに元々あったこの沢を農業用水として利用していったのか、または命名するにあたり、沢の沿岸は農場だったからかなのか、そんな所なのかと思います。

この月形、開拓期には樺戸集治監がおかれていた場所としてしられています。各所にそのころを連想させるような名称がのこっていたりしますが、この農場川・北農沢川・皆楽公園なんかは、そんな月形町の地名の中ではほのぼのとした名称ですね。

皆楽公園の桜

皆楽公園の桜

この公園内には葉桜になりつつありますが、まだ桜の花をみることができました。

おまけ。

豊ヶ岡駅

豊ヶ岡駅

月形まできたら寄らずにはいられない、札沼線の秘境駅

豊ヶ岡駅で撮り鉄をしてきました。

撮影場所 北海道樺戸郡月形町 皆楽公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と砥山沢川の合流点~八剣山登山~

豊平川と砥山沢川の合流点

札幌岳を遠くに望み写真下に流れるに丁度右隅に流れ込む。この写真を撮ったのは札幌50峰の一つ八剣山山頂下の剣の一つからとったものです。

こういう写真で川の合流点を撮りたくて山に登っているようなものなのですが、なかなかこういう抜けの良いロケーションに出会えることはないので、今回は大満足の撮影山行でした。

こういう風にみてみると札幌の豊滝地区は札幌岳の凄く大きなカールにもみえてきます。実際は豊平川が作った大きな谷筋とそこに流れ込む沢がつくり上げた地形なのでしょうね。

ここまで登った八剣山。かなりスリリングで且つ見所たっぷり、しかも札幌都心から30分程度の場所にあって、一度は登ってみて欲しい山でした。

多くの山のガイド本にも紹介されていますが、その評価は初心者向けとして紹介されています。登山口にも「気軽に登山の雰囲気を楽しめる山です」との文もあったりしますが、なかなかどうして、山を初めて登ってみようって方(ほぼ初心者の私含む)にはなかなか手ごわい山行となるでしょう。

今回のルートは以下の通り。

スタートは3つある登山口より一番使われていると紹介されている南口をつかいます。

八剣山小屋

八剣山小屋

八剣山小屋で登山名簿に記帳をします。思えば札幌50峰を含め20座くらい登ってきましたが、初の登山名簿記帳です(^^)。これが私の本当の登山デビューになるとはこのときは思ってもいませんでした。今回は事前にネットで調べた結果ガケ・岩が多いようなの、バウは大事をとって不参加です。のぼってみるとこれは正解だったと思っています。

八剣山南登山口

八剣山南登山口

さぁ、スタートです、、、とこの登山口の先をみてみると、、、。

( ̄□ ̄;)!!

いきなり岩場

いきなり岩場

そして、、、

足場のない壁のような木の根の坂

足場のない壁のような木の根の坂

。。。。(;д;)

この時点でバウをつれて来なかったに安堵をしつつ、冷や汗を心の中でながしていました。

でも、私の足元はイオンの靴屋さんの改装セールで格安で手に入れたコロンビア・サンギルでかためてるし~~と意味のわからない鼓舞を心に打ちつけ(ちなみにサンギルって、スニーカーと登山靴の中間のような扱いらしいです。)

うんとこどっこいしょとのぼっていきます。

ここを登れば普通の山道でした。
朝の気持ちのいい山道をゆっくりのぼっていくと、

中央口分岐

中央口分岐

もしかして、中央口からくるとさっきのプチ難所を通過しなくてもいいのかな、と少しの後悔をしつつ山道をのぼっていきます。

道端には、

ヒトリシズカ

ヒトリシズカ

ヒトリシズカや、

シラネアオイ

シラネアオイ

シラネアオイが目を楽しませてくれます。

若干きつめの傾斜をのんびりは朝の林の気持ちよさを味わいながらのぼっていくと、

ガレ場登場

ガレ場登場

ガレ場の登場です!

家に帰って写真をみてみるとヒカリゴケがあったのですね。この写真の下のほうにうつっています。

このガレ場をクリアをすると樹林帯を抜け出し、稜線へとびだします。

稜線登場!

稜線登場!

ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

前情報で想像をしてはしましたが、その想像以上の岩だらけ!!

視線を逆に向けると、

藤野方面眺望

藤野方面眺望

藤野石山の方面を綺麗にみることができました。

綺麗に見ることができるってことは、はい!この下はきれ落ちています、、、(^▽^;)

岩山を登りはじめます。

岩山を登りはじめます。

ここからは八剣山の本領発揮なのでしょう。岩につけられた道を慎重にたどりながらこんな岩をのぼっていきます。

豊滝方面眺望

豊滝方面眺望

その岩を登ると豊滝方面の眺望を望むことができました。

なかなかの高度感で気分がよくなります。

でも、稜線上の岩をまくようにまだ道はつづきます。

岩の稜線を巻く道

岩の稜線を巻く道

この道がなかなかスリリング

巻き道

巻き道

道幅の狭いところにこんな木がたっていたりしています。朝早く登り始めたのでのぼり時には私を抜かした人としかスライドしませんでしたが、ほかの登山者とスライドするときも気をぬくことができなさそうです。バウをつれて来なかったことを改めてよかったおもいました。しかも実はこの時点でポールが手からするりとぬけてがけ下へとおちていきました。。。

岩壁を逆に向かい

岩壁を逆に向かい

時には岩壁を逆に巻き高度を稼ぎ、また岩壁の北側に回りこみを繰り返し、

今回最大の難所セクションに到達します。

八剣山核心部

八剣山核心部

細い道幅、がけ側に道は傾き、山側は道にせり出してきています。

この日初めてもらった水筒をザックにぶら下げていったのですが、こいつが歩みを止めるたびにぶら~んぶら~んと右へ左へとゆれるのです。その反動で私の重心も右へ左へと持っていかれます。。。。

こ、こ、これはまずい(; ̄ー ̄A

 

びびりの足元にこれはやばい(; ̄ー ̄A

とはいえ、この狭い道でザックをおろしてポジションを返ることもかなわずなんとか慎重に一歩づつあるいていきます。

超岩場!

超岩場!

この細道を冷汗ものであるいてくと、なんと初心者の私には目が飛び出るほどの岩壁さんが登場です!

ガイド本で得た三点支持の知識を総動員してゆっくりと足場を確認しつつよじ登ります。

ここをやっとの思いでクリアをすると、あとは岩の稜線の細道をあるくだけです。

あるくだけとは言いつつも両端が切れ落ちた稜線。慎重さは忘れてはいけません。

そしてTOPの写真を撮れた岩のポイントまでたどりつきました。

なかなかの絶景です!

でも、まだ山頂ではありません。

山頂直下

山頂直下

山頂はこの写真の右に写っている岩のてっぺんあたりです。

ついている道を忠実に慎重にたどり途中急なガレ場もクリアし、なんとか

八剣山山頂

八剣山山頂

八剣山(498.8m)へ到達です!

藻岩山より低い山なのに、このアドベンチャー感!そして山頂からの眺望

充実感MAXです!

体力的にはそれほど消耗をしていませんでしたので、水分補給やカロリー補給もそれほどおこなわずすみました。

この山体力をつけるというよりも山登りの技術をつける山なのですね。

下山時はカメラをしまい、慎重に岩の稜線をくだっていきました。

時間は8時半を回りだしたころから、どんどん人が登ってきます。スライドしたのは10組前後いたのではないでしゅうか。

登山口につくと、ゴールデンレトリバーをつれた人ものぼろうとしていました。きちんと訓練したワンコなら登れるのですね。

バウよ、、、、見習ってほしいものだよ。。。

てなことで、

札幌50峰 17/50 八剣山(498.8m)GETしました。

撮影場所 札幌市南区砥山 八剣山
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材  SIGMA DP2

豊平川と滝の沢川(豊平川支流)

豊平川と滝ノ沢川(豊平川支流)の合流点

前日の雨と雪解け水によって増水濁流の大迫力のに流れ込んでいるのは、を撮影にいきました。融雪期の河川での川遊びはやめましょう。というアナウンスがよくこの時期ラジオなどでながれますが、こういう風景をみると納得できますね。流れのスピードもものすごく速く、落水したらひとたまりもないですね。100万人超えの大都市圏に流れる川としては例外的に急峻な川と言われている豊平川ですが、こういう風景をみるとその本性をみたようなきがしました。

滝の沢川(豊平川支流)

滝の沢川(豊平川支流)

一方その濁流豊平川に流れる「滝の沢川」ですが、今回で同一名の川三本目の登場です。

おなじ、市内に同じ名前の川、しかも同じ水系に今回だけで二つ。上記リストの上の二つはそれぞれ滝だったり、山登りや釣りなんかで、したしまれていると思うのですが、今回の滝の沢川は母なる豊平川へ直接流れ込む支流なのにイマイチ知名度がひくいのか、なかなか情報を得ることができませんでした。

地図を見る限りでは札幌岳の中腹を源にもち豊滝地区の丘陵地帯を流れ国道230号線を暗渠でくぐり、豊平川へ合流する直前で山部沢川と合流をして豊平川へと流れおちます。途中暗渠化されているようなので、川幅も含めそれほど規模の大きな川ではないのではないでしょう。その河川規模からか、またこの近辺の豊滝・砥山・小金湯地区に流れる沢の多さからか、それほど特に着目をされることなく、さらさらとながれている川なのでしょう。

この滝の沢川という名前、札幌市内にまだまだありそうです。きっとこのブログをすすめていくうちにいろんな場所の滝の沢川を紹介することになるでしょう。

八剣山

八剣山

今回の写真を撮った砥山栄橋から札幌側をながめてみると、山頂に急峻な岩をいただく八剣山がその勇壮な姿を朝日とともに見ることができました。この日この八剣山にものぼりました。その山行報告は次のエントリーに書くことにします。

撮影場所 札幌市南区小金湯 砥山栄橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材  SIGMA DP2

琴似川と桑園新川の合流点

琴似川と桑園新川の合流点

最近山ばかり登っていたのですが、今回は久々に市街地での撮影です。

北区新川と西区八軒の境界で合流をする、の合流点で、バウと一緒にゆるく散歩です。

このあたりは北区新川地区に属しています。ここから琴似川の流れは多分札幌市民の大半はとおもっているはずです。琴似川がと合流をしてとなり、国道337号線までの直線的なながれに沿った道を新川通りとの呼称になっているのがその原因なのでしょう。

実際私も川に興味を持つまでは、この流れを新川だとおもっていました。

それにここの合流点から新川起点までの河畔堤防には新川桜並木として、桜の植樹がされていており、看板も設置されているので、ここを新川とおもっていてもしょうがありませんよね。

今回はその桜並木を撮りにいこうと勇んででかけたのですが、開花の早かった今年の札幌では沿道の桜はほとんど終っていて

新川の八重桜

新川の八重桜

遅咲きの八重桜の若木が花をつけていた程度でした。

昨年から暖めていたポイントだったので、ちょっと残念でしたが、まぁ来年もありますしね。

ってことで、今度は西に伸びる琴似川河畔をあるいてみることとしました。

そうすると、住宅地の中にかかっている橋のそばに、

新川こいのぼり

新川こいのぼり

こいのぼりを川に渡している所がありました。

川を渡すこいのぼりは江別の防災センターや定山渓でよくやっていますが、ここ新川~八軒でもやっていたのですね。いままでこいのぼりの川渡しの撮影をやろうとおもっていつつもいつも時期をのがしていた私にとっては、ちょっとしたサプライズでした。

気をよくして今度は対岸のダリア公園へと続く遊歩道をあるいていると、

梅と桜

梅と桜とチューリップ

梅と桜とチューリップがきれいに咲きそろっていました。

梅と桜を一緒にみることができる北海道ならでは並木にこれまたうれしくなりました。

やはり春は春っぽい写真を撮り歩くと心がやすらぐものですね。

撮影場所 札幌市北区北23条西14丁目5−5
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

フシコ第1枝川とフシコ第2枝川の合流点~瀞台ハイキング~

フシコ第1枝川とフシコ第2枝川の合流点

前回エントリーの富志戸川とフシコ第1枝川の合流点 (ながぬまコミュニティ公園)で遺構のワンダーランドながぬまコミュニティ公園の散策を終えたあと向かったのがここ、

写真手前から流れると出合いながぬまコミュニティ公園へと流れる直前のポイントです。両河川とも三面護岸の細い川筋ですが、この二つの川いずれも馬追丘陵から流れ出しています。

ながぬまコミュニティ公園から馬追丘陵を望む

ながぬまコミュニティ公園から馬追丘陵を望む

馬追丘陵は、長沼町・南幌町と栗山町・由仁町・安平町を隔てる丘陵地帯なのですが、地図をみてみると、日高山脈にもつらない夕張山地とはつながっておらず、それこそ石狩平野にポコッと突然湧いて出た馬の背のような丘陵地帯です。どうやら地質学的にもかなり興味をそそられる場所らしく、いろんな学者さんの研究の場としても有名だそうです。

しかし、最近の私にとっては、山や丘は登るものなのです。

と、いうわけでバウとともにのぼってきました。馬追丘陵の最高標高点、瀞台(273m)へ。ルートは以下の通り

スタートは馬追名水となりの馬追自然の森遊歩道Fポイントから入山します。

スタート

スタート

道幅広く、路面状況も適度に乾いて良好。前回登ったワッカポップ川とワッカポップ枝川の合流点 ~長官山へ~の長官山ハイキングと同様、春の馬追丘陵はバウとの山歩きには最適のロケーションです。

前回よりは小さな虫やまるはな蜂がでてきていましたが、刺す虫の姿は見えず、山菜とりやハイカーの方々もたまに入ってきていて、そばには自衛隊の演習地にもなっているし、地形的にも孤立した丘陵地帯なので、それほど熊の心配もなく、ツタウルシにさえ気をつけていればいい程度の快適なハイキングです。

快適な自然遊歩道

快適な自然遊歩道

ここを管理なさっている方々のご尽力によって倒木箇所もみあたらなく、傾斜も適度に楽しめる程度の区間なので苦行と感じることもなく、お気楽ハイキングです。

途中自衛隊の用地をわたらなければいけないので、

馬追名物トンネルくぐり

馬追名物トンネルくぐり

こんなコルゲート管のようなトンネルをくぐる場所や、自衛隊用地の林道がはしっていたりと若干山歩きとしては興ざめする部分もありますが、逆にいうとそれだけ遭難リスクの低い安心な山歩きが担保されているということでしょう。

今回ここをバウとのハイキングコースにした理由は、この季節の遊歩道沿いに咲く花の可憐に魅せられたのと

歩く距離を少しづつのばして、いままでよりもロングトレックに耐えられるようにトレーニングをしたいなとおもったからです。

今まではピークまで2km前後の山行でしたの、今回は2.8kmの遊歩道コースをチョイスしたわけです。

目指す札幌50峰の山の中には5kmを超えるコースも多々あり、それに向けて徐々に体をつくっていかなきゃいきなりはつらいですしね。

ただ、根性があまりない緩い初心者ハイカーの私はいきなり急登りのつづくような山でのトレーニングはいやです。

このコースの緩やかなアップダウンとあまりきつくない傾斜や、

ニリンソウステップ

ニリンソウステップ

こんなかわいいニリンソウに彩られた階段なんかがある、ほんわかでいままでよりもちょっと距離の長いこのコースは凄く楽しめてあるけるのです。

山頂直下の遊歩道

山頂直下の遊歩道

一時間くらいで、山頂直下の遊歩道までたどれて、そこからちょっとした傾斜をつめれば、

瀞台山頂

瀞台山頂

自衛隊の用地があるので、金網が張られていてちょっと残念ではありますが、その向こうに見える石狩平野はなかなかのものです。

瀞台山頂より石狩平野を望む

瀞台山頂より石狩平野を望む

雲がかかっていて遠景はききませんでしたが、長沼の街並までははっきりとみわたせました。

ここには入山ポストならぬ、

登山記帳ポスト

登山記帳ポスト

登山記帳ポストがそなえつけられていて、登ったみなさんがいろいろと書き込みをしていました。この日は私の前にはヒトリでしたが前日は結構な人がのぼっているようでした。

下山時には5組くらいの人とスライドしたので、結構人気のコースなのかもしれませんね。

ここで、恒例のバウとのおやつタイムをした後はのんびり下山をしていきます。

スミレロード

スミレロード

道端にさくスミレや、

ニリンソウロード

ニリンソウロード

ニリンソウや、

春紅葉

春紅葉

春紅葉に目を楽しませてもらいながら、

ご満悦なバウ君

ご満悦なバウ君

バウ君もご満悦な様子で無事下山となりました。

撮影場所 北海道夕張郡長沼町東7線北
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

富志戸川とフシコ第1枝川の合流点 (ながぬまコミュニティ公園)

富志戸川とフシコ第1枝川の合流点

長沼町のながぬまコミュニティ公園内に架けられている旧舞鶴橋からの撮影です。

この公園内の貯水池に流れ込む川は、写真の手前に写っているが公園の東端を沿うようにながれ

フシコ第1枝川

フシコ第1枝川

公園の西端でが流れ込みこ

富志戸川

富志戸川

そのすぐあとに、貯水池を抜け出し支流の山根川へとむかっていきます。

 

この公園は長沼町の大きな公園事業によって造成されていて、近くにはマオイオートランドというオートキャンプ場や、ながぬま温泉などの施設が盛りだくさんにそろっています。公園内のほとんどを占めるのはパークゴルフ場で広々とした公園で汗を流し、ながぬま温泉でご飯と温泉につかっていくのが定番メニューな感じなのでしょう。

しかし、私の興味は、、、

こちらに向かうのでした。

夕張鉄道25号機とさくら

夕張鉄道25号機とさくら

バウとハイキングしようと馬追丘陵の瀞台(馬追山)(瀞台山行は次のエントリーにゆずります)にむかっている途中、この公園そばを車で通過しようとしたときに、こいつが目に飛び込んできたのです。

夕鉄25号機正面

夕鉄25号機正面

パークゴルフ場の中にひっそりとは言い難いそのくろがねの勇姿をたたえ、雨だれや塗装の浮いた場所から覗く赤錆にも風格を漂わせる、旧夕張鉄道25号機の姿を!

夕鉄25号機後景

夕鉄25号機後景

大正10年製造

蒸気機関車49694として大正10年から札幌鉄道に乗り入れ主に室蘭本線で活躍、その後夕張鉄道へ払い下げられ25号機として昭和36年から昭和50年まで運用されていたとのこと。

私、撮り鉄はありますが今まで静態保存の車両にはそれほど興味がありませんでした。しかし、この桜の中にたたずむ夕鉄25号機をみると、、、やはり写さずにはいられませんでした。

夕鉄25号機機関室

夕鉄25号機機関室

このなんともいえない漆黒の鉄塊感。SLってのはやはり迫力がありました。

ちなみにTOPの写真の旧舞鶴橋ですが、

 長沼町舞鶴地区は、南長沼と恵庭市との境界にあって昔はこの辺り湿地が多く、丹頂鶴がよく見られたことからこの地名となったという。

「旧舞鶴橋」は道道45号栗山恵庭線が千歳川を渡るところに架かる橋で、昭和7年から千歳川屈曲部の切替工事が行われ、昭和11年陸軍大演習の際に重車両を通すために鋼橋に架け替えられた。
橋にかかる力を主に桁で支え、アーチで補強するランガーガーダー式という構造で作られた北海道で最初の橋で、同じ構造では全国でも2番目に古い橋とされている。

現在の舞鶴橋の完成により平成5年にその役目を終え撤去されたが、歴史的価値が評価され、平成7年に「ながぬまコミュニティ公園」内に移設・復元されて親しまれている。

とのこと。

ながぬまコミュニティ公園、、、

遺構好きにはまったくワンダーランドな公園でした。

 

 

撮影場所 北海道夕張郡長沼町 ながぬまコミュニティ公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

朝里岳沢川と朝里峠沢川の合流点~朝里岳登山~

朝里岳沢川と朝里峠沢川の合流点

道道1号定山渓レイクライン沿いを流れる川。所謂定山渓ダムに流れ込む川として小樽内川は親しまれていますが、春香山や奥手稲山への登山口駐車場辺りから道路沿いのその河川はとなるということを以前の小樽内川と朝里岳沢川の合流点のエントリーでお話しました。では朝里峠の頂上付近まで道に沿っている川が朝里岳川かというと、実はそうでもなく、札幌国際スキー場の駐車場あたりから今度は、が道に沿ってながれているのです。朝里岳沢川はというと、そのまま、札幌国際スキー場へと連なっています。その名の通り朝里岳から流れる沢として存在しているのです。

今回の写真はそんな朝里岳沢川と朝里峠沢川の合流点を撮影してきました。

この両河川の地図上での区分はというと、朝里岳沢川に朝里峠沢川が合流している扱いとなっています。ところが、TOPの写真を撮影した現地にいってみると、、、、。

奥から流れている流量の多い立派な川が朝里峠沢川、そして左から流れ込んでいるのが朝里岳沢川なのです、、、、。しかも本流にあたる朝里峠沢川をまたぐ道道1号の橋は、沢ガードに毛が生えた程度のものときています。

地図で川の名前を調べずにこの現地にいくと絶対に朝里峠沢川のほうが本流に見えます。

本流・支流の区分っていったいどうなっているのだろうと、インターネットで調べてみると、どうやら明確な基準が存在しておらず、長さ、流域面積、流量の三者の大きさできめていく、または昔からの慣習できめていくとのこと。

今回の両河川の例でいうと、

長さは、地図上は両者五分

流量は、朝里峠沢川

流域面積は、朝里岳川かな??(朝里峠沢川は石狩川水系の小樽側分水嶺まで遡るので、小樽側に流れる朝里川水系などほかの水系域に集積面積が分かたれているのかも)

となるでしょう。

今回の写真は雪解け期での撮影なので、渇水期になると、両河川の流量の差は目に見えてわかるような差ではなくなるのかもしれないという仮説もたつのですが、両河川の川底の形状を見てみる限り、流量にかかわる川幅は明らかに朝里峠沢川のほうがひろいのです。

比較項目としては両河川とも同ポイントになるので、あとは昔からの慣例という説もなりたちます。

ところが、ここからもう少し下流の朝里岳川を道道1号が渡る秩父橋の欄干には小樽内川の文字がかかれており、昔からの慣例説も積極的には取ることができません。

いったい、どういった経緯で朝里岳川の扱いをきめたのでしょうか。。。

謎です。。。。

そんな謎を残しながらも、朝里岳沢川の名称の元となった朝里岳にのぼってきました。

で今回初めて1000m超えの山頂に挑戦です!

とはいうものの朝里岳には札幌国際スキー場のゴンドラを使って1100m付近まで運んでもらえます。

ルートは以下の通り、

スタートは山頂カフェかっこうの左をすり抜けて朝里岳山頂をめざします。事前にインターネットをしらべていると、立ち入り禁止の鎖があるとか、ゴンドラ降り場に登山届け所があるとかの記事をみたのですが、その両方ともなくてすんなり朝里岳山頂へのルートに乗ることができました。

スタート

スタート

念のため、ザックにスノーシューをくくりつけてのアプローチでしたが、かなりしまった雪にはスノーシューの出番はまったくなく全工程つぼ足での登行となりました。

ザック投入

新ザック投入
Low Alpain VIVION25

今回の山行より懸案事項となっていたザックの容量不足を解消するべく、中古のお値ごろ価格で入手できた low alpine vision 25 を投入です。

25Lサイズですが、2気室仕様なのでカメラを収納するスペースも確保しつつ以前のMIZUNOのデイバッグから比べると3倍くらいの容量を収納することができました。

初の1000M超の山なので、念には念をいれて防寒用のオーバーも別途もっていくこともこれでかなえられました。

ウエストベルトやバックチェストなどもついているわりには本体重量もそれほど重くはなく快適なスノーハイクをすることができました。

やはり装備品のバッファが担保できるのは安心感がちがいますね。

あと、アウターも薄手のものに変更、ミドルレイヤーをフリースとして汗対策をちょっとはかんがえてみました。 ズボンだけは雪山にはいるのだからと、防寒&撥水パンツの雪山装備としました。

 

朝里岳頂上へと向かうコースは比較的なだらかな坂になっています。雪山なので、行く方向さえあっていればどこを通っていってもかまわないのですが、なるべく等高線の緩い場所をえらんであるきます。

そんななかでも

一番の斜面

一番の斜面

ここの坂だけはほんの少しだけ急な坂でした。

天気もよくちょっと汗をかいたあたりでコースの半分くらいとなります。後ろを振り返ってみると、

コース半分あたりから国際スキー場のゴンドラ方面

コース半分あたりから国際スキー場のゴンドラ方面

いい天気もあいまってこんな絶景をみることができます。北側に視線を移すとかすんではいましたが、小樽の市街地もうっすらと見え、南側をみると白井岳が勇壮な姿でわれわれをみまもってくれています。

標高が高くあまりさえぎる木々もない山歩きがこんなに爽快なものだとは、想像以上でした。

まばらな木々の間をゆっくりとあるいていくと頂上付近からはスキーヤーが広いバーンを颯爽と滑ってきます。

10年以上スキーにのってはいませんが、しかもゲレンデしかやったことない私なのですが、その姿をみるとスキーを復活、いや、山スキーに挑戦してみたくなってきました。

そして後ろからは、家族連れのハイカーの姿やスノーボードを担いだソロのボーダーの方がのぼってきていました。

ゴールデンウィーク初日のしかもこんな穏やか日、前回の円山のように沢山の人でにぎわっているかと思いきや、それほど多くの人とは出会うこともなくまったりと爽やかな風にみをゆだねゆっくりとあるいていくことができました。

気分的にはこんな素敵な場所を独り占めしている気分です。

そんなこんなで、地形図に標高がでているであろう地点までやってきました。

多分標高点?

多分標高点?

多分、この木が目印かとはおもうのですが、後続の人たちは、ここから若干南よりの地点を目指してあるいていました。

よくよく目をこらしてみると、どうやらそちらの方向に山頂看板があるらしいのです。

まぁ今は人もいるし、地形図の標高点はGETできたので、もう少し奥に進んで余市岳の姿を見てみようと、すすんでいきました。

朝里岳山頂付近から余市岳を望む

朝里岳山頂付近から余市岳を望む

雪の上に顔をだしているまばらな針葉樹とタケカンバの風景に浮かぶ余市岳が見える風景。この世の果てかとおもうような光景でした。

そしてその奥に広がっている通称飛行場と呼ばれる台地

飛行場から余市岳を望む

飛行場から余市岳を望む

憧れの光景です。

木々が樹氷にくるまれていれば満点なのでしょうけど、この時期だとさすがに樹氷はみることができませんね。快適な登行とトレードオフです。

でも、この光景を見れただけでかなり満足でした。

そして、いつかは眼前の余市岳をめざしてみたいと心にちかったのでした。

ひとしきり憧れの光景をみたのち、山頂標識を探しにもどり

朝里岳山頂標識

朝里岳山頂標識

その後、休憩タイムに入ります。若干風があるので、木の陰を選び座って水分やカロリーの補給をしていると、少し離れた木の影で先ほどの後続の家族連れの子達が元気に雪合戦をはじめていました。標高1281mでの雪合戦。なかなか体験できるものではありませんよね。

ゆっくりした後は下山です。

下山時はさっきとルートを少し変え、尻すべりができそうな場所を探して、相方さんに滑ってもらおうとおもい若干南よりのルートをたどっていきました。

そして若干谷地形になっている場所にあたりをつけちかよってみると、、、。

亀裂発見

亀裂発見

斜面上部、雪庇の跡のあたりに亀裂がはいっていました。

この場所を尻すべりスポットにしようかとおもいましたが、こんな亀裂、、。

もしなにかあったら大事なので、あきらめて先ほどのぼってきたちょっとしや斜面ですべることにしました。

亀裂の地形反対側から白井岳を望む

亀裂の地形反対側から白井岳を望む

亀裂の反対側にまわると白井岳がとても綺麗にみえてきました。

ちょっとした坂での尻すべりに終って残念かとおもいましたが、相方さんは持参の米袋で楽しそうにすべりおりて、私はこんな写真が撮れて、二人とも満足な気分でゴンドラの山頂駅とかえっていきました。

 

札幌50峰 16座/50座 (朝里岳 1281m) GETしました。

撮影場所 北海道札幌市南区定山渓
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

円山川春景 ~円山登山~

円山川春景
なんだか最近のエントリーが登山ブログのようになってきていますが、今回もしっかりと登山エントリーです、、、。
でも、川の写真はわすれませんよ。

円山公園の中を走る木道沿いに流れるのスナップです。

護岸は景観に配慮してからなのか、よくみるコンクリート護岸ではなく石積みの護岸壁でその石につく苔がいい具合にアクセントとして目をたのしませてくれます。

ちょうど、札幌の桜開花宣言がされ、各所の桜も咲き出してきたころでしたので、お花見がてら円山公園~円山登山をバウと相方さんとやってきました。

写真には、あまりうつっていませんが、さすが円山の桜と円山動物園のシロクマの赤ちゃん効果。人がかなりごったがえしていました。

バウと一緒では動物園にははいれませんので、円山へのぼってみることにしました。前回の敗退があったのでリセット登山です。

標高225mの円山。雪はまったくなく登山道にはゴールデンウィークスタートの人々が老若男女沢山のぼってきていました。

ルートは坂下球場そばのコインパーキングをスタートして、八十八ヶ所コースから動物園裏コースの周遊路をつかいました。

スタート

八十八ヶ所入り口

 

お地蔵さんが沢山

お地蔵さんが沢山

割と急な坂道に九十九折の道がきられていて、そこにお地蔵さんが沢山ならんでいます。そこをのんびり歩くわけですが、前回の朝日岳の時はそれほど実感しませんでしたが、新調したコロンビアのトレッキングシューズはやっぱりいいですね。いつもはいているスニーカーとは段違いのグリップでした。

道中いろんな鳥や、エゾリス・シマリスなんかが道端から愛想をふりまいていましたが、今回カメラに装着してきたのは、50mmの単焦点なので、生き物撮りはあきらめて、登山道に咲く花を撮りながらあるいてました。

円山頂上より

円山頂上より

円山山頂からは、さすが札幌屈指のビューポイントです。街並が手に取るように見えます。
しかし、山頂にいる人の多いこと多いこと。
最近は人気のない山頂ばかりを踏んできていたので、ある意味新鮮でしたが、あまり落ち着かず、バウとおやつタイムをしたのち、人気があまりない動物園裏コースを写真をゆっくりと撮りながらあるくこととしました。

エンレイソウ

エンレイソウ

 

エゾカンゴサク

エゾカンゴサク

エゾカンゴサクが道端までいろどってくれていました。

エゾカンゴサクロード

エゾカンゴサクロード

以前に訪れたときは鬱蒼とした森の中の森林浴でしたが、今回は日の当たる気持ちのいい散歩道でした。やはりこの時期の低山はいいですね~。
下山後、円山公園で桜をとって今回の山行を終了して、秀岳荘のバーゲンをのぞいてかえってきました。

円山公園の桜

円山公園の桜

撮影場所 札幌市中央区円山公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 nikon d3000

豊平川と西定山渓川の合流点 ~朝日岳 敗退~

豊平川と西定山渓川の合流点

早春の様相の定山渓の温泉街のちょっとはずれ、いこい橋の上からと屈曲しているところに小さく流れ落ちるの合流点の写真をとりにいきました。

豊平川はエメラルドグリーンの深い色合いで雪解け水をながし幅広くその姿をみせているので、西定山渓川がこの写真では目にとまりにくいでしょうが、合流直前の西定山渓川は

西定山渓川

西定山渓川

こんな感じで春の渓流の様相をみせてくれています。

この日、山菜とりの人やこの渓流の様子を見に来ている人がいました。結構知るひとぞ知るポイントなのかもしれませんね。

そして、ここからはの一つ朝日岳がそびえているので、前回の登山で春山登山の気持ちよさを味わった私とバウのコンビで登ろうとやってきました。

バウ連れで山歩きってことは、もちろん天気は晴れ。気温も暖かい春の陽気。ってことで装備はお散歩装備&1本ポールとこの間バーゲンセールで買ったコロンビアの登山靴のシェイクダウン気分のお気軽状態、、、、

 

が、

 

これが失敗でした。

ルートは以下の通り、タイトルにも書いていますが、頂上いかずに見事敗退してきました。


スタートから、

スタート

スタート

いこい橋へは車がはいられないような残雪がのこっていました。

この豊林荘コースは南斜面に登山道がきられているので、きっと残雪は所々に少しある程度だと高をくくって出発して、TOPの写真をとったりして、林道ゲートに到着しました。

林道ゲート

林道ゲート

ゲートは開いていましたが、倒木がゲートの代わりに行く手をはばんでいました。

この倒木をバウ抱えてまたいで林道に入り、しばらく進むと豊林荘コースの登山口が現れます。

豊林荘コース入り口

豊林荘コース入り口

ここから先は若干の雪原がひろがっていましたが、そこそこ締まっていたしその先はしっかりと土がでているのを視認できたので、そのまますすんでいると、

エゾアカガエル?

エゾアカガエル?

冬眠から覚めたばかりのエゾアカガエルがのんびり雪の上を散歩していました。啓蟄だね~~なんておもいながら

登山道

登山道

傾斜のはじまる登山道へと入りこみます。
予想通り、南斜面の登山道陽の当たる場所はしっかりと道がでています。
木々もまだしげっていないので、いろいろなガイド本やインターネットの記事には眺望の悪い山との紹介されているこの朝日岳でも、この時期は木々の間からそこそこ遠望ができます。

朝日岳からの中山峠側の山を望む

朝日岳からの中山峠側の山を望む

こんな風に見渡せるのはこの時期だけだよな~~。春はいいよね~~なんてのんきに明るい山道をバウとのぼっていきます。

倒木からこんにちは

倒木からこんにちは

所々倒木をまたいだり、くぐったりしていちょっとアドベンチャー気分を味わいながら高度を稼いでいきます。

ところが、標高450mあたりからいきなり残雪が多くなってきました。

残雪が多くなってきます。

残雪が多くなってきます。

日の当たる場所はまだ道が見えているのですが、谷地形にはいってくると、一面雪になります。

日が当たらないので気温もぐっとさがってきます。

雪面自体は締まっている場所が多かったので、たまにズボっと来る場所があるくらいで、バウと一緒に岩戸公園コースとの分岐までがんばってみましたが、その先のルートが不明瞭だったのと今回の装備とバウの足が冷たそうだったので、ここで撤退をきめました。
一人できていたら、雪面をつないでクリアできたと思うのですが、バウと一緒だと春先の所々藪が顔を出す斜面を登山道のアシストなしの登坂はちょっと不安にかんじました。

無理は絶対しない。

というのが、私の山行のモットーなのです。

山は逃げないしね(^^

撮影場所 札幌市南区定山渓892 いこい橋
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

ワッカポップ川とワッカポップ枝川の合流点 ~長官山へ~

ワッカポップ川とワッカポップ枝川の合流点

笹も立ち下草もすこしだけ緑になってきて、そろそろ繁茂期もちかづいてきています。藪漕ぎに苦労せずに川に近づけるのはあと1~2週間くらいでしょうか。そんな春の日にいったのが、長沼町のの合流点です。

語感からアイヌ語由来とわかりますね。しらべてみると、ワッカ(川・水・水質の良い水)・ポップ(ポッケ・・温かい、煮立った)とのこと。温かい川の意味になるのでしょうか。

ここのすぐそばに馬追温泉という温泉宿があり、それも納得のできる名前です。馬追温泉は単純硫黄冷鉱泉単純温泉とのこと。水温は16度。これを加熱して湯にはっているとのこと。

この馬追温泉の建屋のすぐ後ろには、ワッカポップ枝川がさらさらとながれています。

今日はこの川の源流をもつ長官山へとバウと一緒にのぼってきました。

ルートは以下の通り。

馬追温泉の敷地のそとに車が置けるスペースがありましたので、そこに車を止めてスタートします。

スタート

スタート

写真左端に見えるのが馬追温泉の建屋です。そこのとなりの土手筋を歩くと、馬追自然の森遊歩道のCポイントがあります。ここから山に入っていきます。

遊歩道の様子

遊歩道の様子

遊歩道内はこんな感じで雪もすっかりなくなって、散歩スタイル&一本ポールで充分快適に歩けます。

途中尾根に取り付く際にちょっとだけ息が上がる急な坂があったり、雪解けの水か、前日の雨のおかげか水はけの悪いところでは、ぬたぬたの道もありましたが、気持ちのいい春の散策路といった趣きです。

尾根に取り付くまでのワッカポップ枝川沿いの道には、

エゾエンゴサク

エゾエンゴサク

エゾエンゴサクや、

フクジュソウ

フクジュソウ

などが咲いていてしょっぱなから目を楽しませてくれます。

ちょっとした急坂をのぼって尾根に上がると花はへりますが、

尾根道

尾根道

木々に葉がしげっていないので、いい感じで日がさして、道は若干すべりやすいところもありますが概ね足に負担のかからない心地の良い山道になります。

最近札幌近郊の山に登っていて見かけるのは鹿の糞がおおかったのですが、ここ長官山の歩道には狐や狸の糞がそこかしこにありました。熊の糞はなかったので一安心です。一箇所だけそれまでの道中とはちがった若干薄い獣の匂いのするポイントがありましたが、野生動物が潜んでいたのでしょうか。 バウはまったく無反応でしたけど、、。

そんな気持ちのいい山道を40分くらいのんびりあるくと、

長官山山頂

長官山山頂 札幌側眺望

長官山山頂 

長官山山頂 由仁側眺望

長官山展望台

長官山展望台

看板がおちてましたよ。

看板がおちてましたよ。長シナノキ山ってw

長官山(254m)山頂に到着です。

あいにくかすんでいて遠望はききませんでしたが、それでも茫洋な石狩平野を眺めることができ、のぼったかいがありました。

天気もよく風もそれほど強くなかったので、山頂展望台の上でバウといっしょにおやつタイムをして、下山することにします。

頂上付近の日が当たりやすく風からも逃れやすい場所には、

ヒメイチゲ

ヒメイチゲ

ナニワズ

ナニワズ

ヒメイチゲやナニワズなんかがさいていました。

帰り道

帰り道

帰り道もいい天気の下、バウと気分よくおりてきました。

途中、人が歩いてくる気配をかんじたのですが、登ってはこず、わき道もないところにその気配はなくなっていったのですが、もしかして、野生動物??

このときはバウも神妙な顔で私のそばにぴたりとよりそっていました。

熊鈴ひつようかな~~。

尾根をおりて、沢沿いにはいって

ワッカポップ枝川と無名沢

ワッカポップ枝川と無名沢

ワッカポップ枝川と無名沢が出合う地点の写真をまったりと撮って、無事駐車場所へともどってきました。

オオイヌフグリ

オオイヌフグリ

スタート時点ではきがつかなったのですが、駐車場所にはオオイヌフグリが群生していました。

その後、TOPの写真をとりにうろうろしてから、今日のバウ山行は終了となりました。

いや~春ですね~~。

撮影場所 夕張郡長沼町字フシコ
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2